節約につながった趣味に出会ったので、そのことについて書きます。
最初は節約が目的ではなかったのですが、夢中になっているうちに、ふと気づけば、浪費が減り、トータルで支出を減らすことに繋がったというものです。
節約につながった趣味は2つあります。2つの趣味は、全く別のものですが、ある共通点があります。
それは、お金を使わない環境に身を置く、という共通点です。
それでは、以下に順番にご紹介していきます。
節約につながった趣味その1:自然の中のサイクリング
まず1つ目はサイクリングです。自転車で、自然の中を延々と走っている…というものです。週末に自転車で出かけるのを楽しんでいます。
きっかけはコロナでした。カフェ好きでしたが、人混みを避けるため、カフェがわりに近所の河原へ行って一服するようになり、次第に「この川に沿って行ったらどこに行くのだろう。」と探究心が湧き、自転車を引っ張り出してきて出かけるようになったのです。
そして、川沿いのサイクリングにすっかりハマってしまいました。
それで、一体どうお金がかからなくなったのかと言いますと、「街中に出かけて買い物をしなくなった。」ということです。
私は在宅ワーカーなので、平日はほぼ家にいるので、週末は「おでかけ」がしたくなります。
以前は、「おでかけ」というのと、どこか街へ出かけて、街中を散策したり、ウィンドウショッピングをしたり、カフェでお茶したり…というイメージでした。
ですが、自転車で人気の少ない、豊かな自然の中を走るようになって、遊び方がすっかり変わってしまいました。
見ると買いたくなる
街中へ行くと、物欲が刺激され、ショッピングが増えます。これがごく自然に解消されたのです。
ウィンドウショッピングのつもりが、つい何かを買ってしまうことは「あるある」です。
「今日は下着を3枚だけ買おう」などと予定を立てて出かけたとしても、新しく目にした「何か別の服」を一緒に買っていたということもあります。
街中へ出かけると、1万円くらい軽く飛んでいきます。
無駄遣いをやめようと思って買うかどうか検討するために、「とりあえずカフェに寄って本当に欲しいかどうか考えよう」と、カフェ代を浪費してしまうということもありました。
お店がないと何も買いたくならない
ところが、自然の中をサイクリングしていると、服とか何か余分なものが全然欲しくならないのです。それはやはり、どこにもお店がなく、物欲を刺激するようなものが視界に入ってこないからだと思います。
人は環境によって作られる…という面がありますが、物欲を刺激されない環境に身を置くと、物欲があまり湧いてこないんですね。
汗をかくので「喉が渇いた、水が飲みたい」みたいなのはありますが、何か物を目にして、欲しくもなかったはずのものが急に欲しくなるなんてことはないのです。
自販機もないので、水はいつも家から持っていきます。「買いたくても買えない環境」であるとも言えます。
見栄を張らないとお金がかからない
それに、サイクリングでは、誰に会うわけでもないので、服はいつもTシャツとカジュアルなパンツと日焼けを防ぐための帽子やマスクとか、おしゃれとは無縁なスタイルですが、それが平気。
自然の風景を味わい、そこに身を置きたくて行っていると、服のことや、自分がどう見られているのかとかはどうでも良くなります。
見栄をはる必要がなくなるので、服とかおしゃれへの関心が薄くなりました。
おしゃれが全て見栄だとは思いませんが、自分を良く見せようとしなくて済むと「良く見せたいがため」の出費が減っていきます。
いつも自分で決めた、お決まりのサイクリング用の服装一式で出かけ、それを何度も着ているだけで十分なので、服の買い物が圧倒的に減りました。
自転車だと買い物が減る
また、自転車でサイクリングとして出かけると、降りるのがとてもめんどくさくなります。
日焼け防止のために色々被り物をしていたり、ヘルメットを着用していることもあり、それを脱ぐのが面倒だということもあります。
ですから、ちょっとついでにスーパーやコンビニに降りるのも面倒なので、予定していた買い物もやめてしまうこともあります。
また、自動車とも違って、荷物も多く乗らないので、買う量も限られる上、お店のハシゴもやりずらいので、買い物頻度も減ります。
量といい、頻度といい、「買い物」が減るのです。
サイクリングの注意点
「夜の街なら日焼けも気にせず、ちょっと思いついた買い物に行ける」というような環境に住んでいる人は、自転車はむしろ買い物増加につながるかも。
あくまでも、「自然の中」です。
私の住んでいる関東郊外は、かなりサイクリングロードが充実しています。河川に沿って、長く、勾配の少ない、歩行者と自転車しか通れない道というのが展開しているのです。
住環境に恵まれていたからサイクリングという趣味に出会えたという面があります。
また、サイクリングは、自転車にハマりすぎると、「もっといい自転車が欲しい」という贅沢につながる恐れがあるので、その点は注意したいところです。
たまたま出会ったサイクリストの話によると、その方のロードバイク一式は、200万円もするそうでビックリでした。男性が車にハマってしまうのに近いノリを感じました。
まあ、セレブならば何でもアリでしょう。
庶民は気をつけたいところです。
お金のかからない趣味その2:アマゾンプライム
お金のかからない趣味の2つ目です。それは、アマゾンプライムのプライムビデオを楽しむことです。
ここでのポイントは「家で過ごす」ということです。外へ出掛ければお金を使う状況に溢れています。
ちょっとコンビニで…ちょっとスーパーで…、ちょっとドトールで…と、ちょっとちょっとの積み重ねがいくらでも溢れています。
アマゾンプライムは素晴らしい娯楽です。月々たったの600円で、ドラマや映画がたっぷり楽しめます。
プライムビデオにすっかりハマってしまいました。
外出するより家でビデオを見ていたい…。
外食がすっかり減りました。私が外食をしなくなった理由の一つは、アマゾンプライムにあります。
以前は、外食に行って、飲み食いしながら本を読むというのが最高の気晴らしだと思っていたのですが、今はランチはアマゾンプライム見ながら、1時間の昼休みを楽しむというのがならわしです。
月々たったの600円で、これだけのものが楽しめるのは、破格なお値段だと思います。
外で映画なんて何年も見ていませんが、映画1本600円で見れることなんて滅多にないでしょう。
アマゾンといえば、kindle unlimited月々980円もかなりお世話になりました。読みかじるにはもってこいでした。
今は本はあまり読みたくならなくので解約しています。ついでながら、もし読んでないなら、kindle unlimitedは、いつでも復活できるので、解約するのも節約には○です。
アマゾンプライムの注意
ただ、ハマりすぎて、他の活動に悪影響が出ることもあるので、自重しています。
面白すぎる連続ドラマとか、先が気になり、睡眠や仕事が疎かになる傾向がありました。
これは節約どころか収入減や、貯金の目減りにつながることなので、ほどほどが大事です。
また、面白すぎる連続ドラマで、第一話だけ無料みたいなのがあり、有料ゾーンに突入しないような自制心も必要です。
自制心に自信がないなら、その連続ドラマが最終話まで無料かどうか確認してから見始めるべきです。
まとめ
今日は、節約につながった趣味について書きました。
ポイントは、「お金を使わない環境に身を置く」ということです。
「自然環境」「自宅」など、お店のないところで過ごすと、買い物を我慢するのではなく、買い物をするという行為自体を忘れてしまいます。
私の場合は、サイクリングとアマプラでしたが、何かお店がある界隈に近寄らずに楽しめる趣味を見つけられると、我慢のような苦痛がなく節約がはかどるのでおすすめです。