晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

筆子さんの『1週間で8割捨てる技術』の感想(本を手放す2)。

筆子さんの『1週間で8割捨てる技術』の感想を書きます。

感想を書きつつ本を手放していくプロジェクトのシリーズです。

「感想」とは言いつつ、書評のようなキチンとしたものではなく、「本を読んだ結果の私の勝手な思いつき」となっています。

 

『1週間で8割捨てる技術』について。

『1週間で8割捨てる技術』は、ミニマリスト主婦ブロガー、筆子さんの最初に出版された本です。以下はキンドル版のタイトルです。↓

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私は、キンドル版も買ったので、紙の本は手放そうと思います。

以下が紙の本。↓

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この本は、ネットの中古ショップで買いましたが、届いてビックリ! カバーがついてなかったのです。

でもまあ、中身は変わりないですし、多分私が「カバーはありません」というコメントを見落とし、一番安く購入できるものを買ったからこうなったに違いありません。

それはさておき、ミニマリストということに関して、筆子さんからの影響は、私にとって大きなものです。

私が一番最初に「ミニマリスト」というものをまともに「知った」のは、筆子さんのブログからだったからです。

「やけに少ないもので暮らす変な人が世の中にいるのだ」ということは、もっと前から気づいていましたが、当時はごく一部の変人という感じで、自分には無関係だと思っていました。

筆子さんのブログを読んで「ミニマリストが何だか良さげなものである」と、人生で初めて認知し、少なからずショックを受けました。

というのは、私は、自分の「捨てるプロジェクト」を何度もしていたのにも関わらず、「物を減らそう」という方向に、当時は行っていなかったからです。

そして、筆子さんのブログを初めて読んだ当時、この本が発売されたばかりでした。

私はその時は購入せず、図書館で借りました。

まだ再婚せず、一人暮らしをしていた頃で、当時住んでいた部屋のすぐ近くに図書館があったので、当時は本は買うよりも図書館利用が多かったです。

貸出し中の本は、ネットで予約することもできました。

それで、予約を入れたところ、「何十人待ち」にもなっていて、本の人気のほどが伺えました。

 

『1週間で8割捨てる技術』の感想。

今回、この記事を書くに当たって再び読み返しました。

1週間で…というのは、実際に1週間で捨てを終わらせるということよりも、本の編集上の工夫だと思われます。

また、8割捨てる…というのは、パレートの法則からきているようです。

2割のもので十分暮らせるので、8割捨てても大丈夫ということでしょう。

私としては、最初に読んだ時には既に自分でも何度か「捨てプロジェクト」をした後だったので、この本のおかげで「すごく」捨てられたということはなかったです。

でも、「15分タイマーをセットして捨てる」というのは参考になりました。

私は、「15分タイマーをセットして…」仕事をするとか勉強するとか別ことには使っていたのですが、「捨てる」ということにタイマーを使ったことがなかったからです。

今もたまに「15分だけやろう」と、捨て活をやることがあります。

「捨てるプロジェクト」に共感を感じた。

私は、筆子さんに勝手に親近感を感じるのは、本の初めの方で語られているように、筆子さんが過去に何度も「捨てるプロジェクト」を行っていたということです。

大掛かりな「捨てるプロジェクト」は、私も何度も行っていたからです。

私は、ブログやSNSなどあまりやったこともなかったですし、断捨離や片付けが流行していると感じたことはあまりありませんでした。

私にとって「捨てるプロジェクト」は一人密かにやっている自分だけの特別な(しかもちょっと怪しい)ライフワークでした。

ですから、『1週間で8割捨てる技術』を読んで、自分と同じようなことをしている人がいて、多くの人から認知され、本まで出しているのだと驚いたのです。

共感すると同時に、自分が「井の中の蛙」だったことに気づかされました。

大好きな筆子さんのワードローブ。

それから、私は、実は筆子さんのワードローブが大好きなんです。

手持ちの服は14着であると本にも書かれていますが、ブログでも拝見したことがあります。

私は今70着ほど服を持っていて、筆子さんよりは多少「おしゃれ」や「ファッション」に興味があるので、筆子さんのマネをして14着まで減らそうとか思っているわけではないのです。

でも、筆子さんの服に対する考え方が好きです。

筆子さんが服を大切にしていると感じるからです。

筆子さんはブログのどこかで「下着は消耗品かも知れませんが、服は消耗品ではありません」と書かれていました(私の記憶だけで書いているのでその通りの表現かどうかはわかりません)。

私も今は「服は消耗品ではない」と思ってます。

筆子さんの影響でそう思うようになったのです。

ワードローブが少なくなると、「服を買い替える頻度が高くなる」か「何度も洗濯をして消耗と戦ったり我慢する」かのどちらかになりがちです。

筆子さんは服が少ないからといって、どちらでもないんです。

 

14着というとても少ないワードローブを長持ちさせる秘訣は「洗濯の頻度」にあると私は思っています。

服を消耗品にしてしまうのは、「洗いすぎ」にあります。

「洗いすぎ」という概念を私が学んだのは筆子さんからです。

服を一度着ただけで機械的に洗濯機へ放り込むから服が消耗品になってしまうのです。

「洗濯機へ服を放り込むこと」と「服をキレイにする」ということはイコールではないのだということも、筆子さんから学んだことです。

服を大切にする人は、一度着ただけの服を、むやみやたらと洗濯機に放り込まないのです。

「服を洗いすぎないで大切にする」というのは、ぜひマネしたいことだと思っています。

ミニマリストはモノを減らす人ではない。

「ミニマリストはモノを減らす人ではない」と、本の後ろの方で見出しを立てて、ミニマリストの本質について語られています。

「最小限のもので最大限に生きよう」というのが筆子さんの言うミニマリストの本質です。

「ガランとした部屋自慢」みたいなのはちょっとどうかと私もいつも思います。

ちょっと本から引用します。

モノが少ないからミニマリストなのではなく、自分にとって大切なモノを選び、いらないモノを手放すからこそ、モノが少なくなります。

…(中略)「モノの数の少なさ」にフォーカスしすぎてしまうと本質を誤ってしまいます。

この感想文を書いていて、モノをなかなか捨てられない人よりも、数にこだわりすぎて捨てすぎた人にこそむしろおすすめな本だと感じました。

もちろん、整理整頓という面で、何事も数が少ない方が生活はラクで簡単になるのだと私も思っています。

でも、片付けや整理整頓、捨て活などは、それ自体が人生の目的なのではなく、「人生の目的を助けてくれるもの」であり、本来脇役であるはずなのです。

「最小限のもので…」が大事なのではなく、「最大限に生きよう」というところが大事なのです。

このような大切なことを、『1週間で8割捨てる技術』は、気づかせてくれます。

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おわりに

筆子さんの『1週間で8割捨てる技術』の感想を書きました。

電子書籍で同じ本を持っているということもあるので、紙の本は手放します。