今日は、私と無印良品との出会いについて書きます。私と無印良品との出会いは34年前。高校生のときでした。
私が最初に出会い、夢中になった無印良品の商品とは、さて、一体何でしょうか?
私が最初に虜になった無印の商品。
高校生のとき、学校の近くの西武デパートの一画に、無印良品のコーナーが出来ました。
それほど大きなコーナーではありませんでしたが、目にした途端、大好きになり、学校帰りによく立ち寄るようになりました。買う予定がなくてもただ見るのが好きでした。
その中でも最も夢中になったのが、クラフトの封筒でした。以下のものは、現在もネットで販売されていますが、これと同じものか類似品です。
この何とも言えないクラフトの風合いが素敵で、何度か通った挙句に、便箋も合わせて、思い切って購入しました。
私が夢中になった無印の商品というのは、クラフトの文具です。クラフト萌えです。
自由になるお金の少ない高校時代、これだけのものを購入するのに何日も迷いました。ミニマリストだなんて言っている今、当時の自分を見習いたいくらいの慎重なお買い物です。
私はこのクラフトの封筒を買った次の日、学校へ持って行って、仲の良い友達に見せました。「ね、いーでしょ!?」って。
その子は最初はたいして興味なさそうにしていたのですが、封筒の裏のフタの部分を見せると急に萌え始めました。
「かわいー!」みたいなことを言ったかと思います。そして「最初、何でこんなただの茶封筒に大騒ぎしているのかと思ったけど。」と言って、彼女も無印の封筒が好きになったのです。
また、その後下記のようなレターセットも買いました。↓
実はこれ、使い終わると常備し続け、今も持っています。ただ、最後に購入したのは10年も前かも知れません。
最近、親しい誰かに手紙を書くということを殆どしなくなってしまいました。何かするとすればメールですから。
今、手紙を書くとしたら、ビジネスや慶事、弔事のときだけです。そういう時に使うレターセットとしては、クラフト素材はラフすぎて不向きです。
それで、次第に使うことがなくなったのです。
それでも以前と変わらずまだ売られているというのはちょっと嬉しいですね。
無印がずっと好きでした
そんなワケで、若い頃は、無印の提案する世界にすごく憧れていて、ナチュラルな家具とファブリックだけのシンプルでスッキリした部屋にしたいなどと思っていました。
ですから、どこへ買い物に出かけても、その街に無印良品があれば、必ずついでに立ち寄って、アレコレ見ては、無駄に買い物をしてしまったりしていました。
でも、いつの頃からか、「ナチュラルな家具とファブリックだけのシンプルでスッキリした部屋」を追いかけるのにくたびれてしまいました。
私には、何かが不向きだったか、飽きてしまったか、あるいは、諦めてしまったかというところです。
または、所詮、無印のカタログかインテリア雑誌の、手の届かない虚構の世界だったのかも知れません。
たまに無印良品の家具をすっきりした空間に置いて、気持ち良さそうに生活されているミニマリストさんの部屋の写真を見たりすると、「うらやましい」という気持ちは湧いてきます。
でも、無印良品は、今の私にとっては、どこか「昔好きだったけど、結局一緒になれなかった憧れの人」みたいな感じがあります。
ですから、今は、「これを買う」という用事がある時しか行かなくなりました。(今は猫草を買いに行きます。)
おわりに
それでも、たまに無印に行く用事がある時、つい見てしまうのが文房具のコーナーで、クラフト製品にはドキドキしてしまいますね。
ノートとか、バインダーとか、高くないし、好きです。毎日使っているお決まりのノートは、ファミマで無印のものを買っています。
それから、気がつけばずっと持っているという、無印良品のグッズは意外と今もたくさんあります。
また、過去に愛用したけど断捨離で処分したものも多数。こういう商品についても、そのうち記事にできれば良いなと思います。