晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

「アレッポの石鹸」と「アレッポからの贈り物」の違いと、その他のアレッポ由来の石鹸のこと。

私のお気に入りの石鹸、「アレッポの石鹸」と「アレッポからの贈り物」の違いについて書きます。

「アレッポの石鹸」について調べていると、良く似た石鹸に出会います。「一体この違いは何なのか?」と疑問に思いますよね?

私自身、「アレッポの石鹸だと思い込んでアレッポからの贈り物を買った」くちです。そこで、アレッポの石鹸とアレッポからの贈り物の違いについて調べてみました。

「アレッポからの贈り物はニセモノではないのかしら?」とか思ったりもします。結論からいえば、「アレッポからの贈り物」はニセモノではありません

それでは、ニセモノではないという理由を詳しく書きますね。

 

登録商標「アレッポの石鹸」。

まず、「アレッポの石鹸」ですが、この石鹸は「株式会社 アレッポの石鹸」がシリアのアレッポ市とラタキア市の、アデル・ファンサ社から輸入している石鹸の登録商標となっています。

「アレッポの石鹸」は登録商標だということです。

この会社の「アレッポの石鹸」には、いくつか種類があります。以下はその一例で、「ライト」というものです。↓

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私が以前購入したものです。左が表。右が裏の品質表示ですが、現在はラベルが変わったようです。

株式会社 アレッポの石鹸の公式HPを見るとわかります。公式HPはコチラです。↓

株式会社アレッポの石鹸ー公式ホームページ

ですから、まず、「アレッポの石鹸」というラベルが貼られているものは、日本の「株式会社アレッポの石鹸」がシリアのアデル・ファンサ社から輸入した石鹸だということがわかります。

そして、「シリア製」となっています。

アレッポには色々な石鹸メーカーがある。

ですが、株式会社 アレッポの石鹸の公式HPの、「石鹸のこと」のページの中の下の方に、「アレッポと石鹸の関係」について書かれた部分を見ると、アレッポには昔から色々な石鹸メーカーがあったのだということがわかります。

日本の酒蔵を例にとって、その様子が説明されています。

日本酒の酒蔵ととてもよく似ていて、中小様々な酒蔵がそれぞれこだわりを持って日本酒を作るように、アレッポの石鹸メーカーもそれぞれがこだわりを持って石鹸を作っているのです。
(株式会社 アレッポの石鹸の公式HPから引用)

これを読んだ時に、「アレッポの石鹸らしきものがなぜこんなにたくさんあるのか?」ということが腑に落ちました。

日本酒にさまざまな種類があるように、アレッポで作られた石鹸にも色々な種類があり、どれも本物なのだということです。

登録商標としての「アレッポの石鹸」は、日本酒で言ったら「日本の酒」と商品に名前をつけてしまったようなものなのです。

でも、登録商標である以上、他の会社は「アレッポの石鹸」と名前をつけるわけにはいかないわけです。

それで「アレッポからの贈り物」とか「アレッポの石鹸職人から」…とか、苦心(?)の名前が出てきたと思われます。

実際、買ってみると、よく似ているようで、形もそれぞれ個性がありますし、石鹸の表面に刻印されているものが全然違います。

また、同じメーカーのものでも、石鹸のタイプによっても違っています。原料のオイルは「オリーブオイル」と「ローレルオイル」で、その配合率などにも種類によって個性があります。

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「アレッポの石鹸」ノーマルの刻印

この刻印が何を意味するのかはわかりませんが、【アレッポの石鹸】の刻印は、公式ホームページのものと同じものなので、メーカーや種類を示す何かであると推測できます。

「アレッポからの贈り物」について。

アレッポからの贈り物は、石鹸の裏にある「製造販売元」というのを見ると、丸長株式会社というところが輸入しているようです。

(丸長株式会社HP)ホームページの取扱い商品をみると、「準備中です」とのことで、詳しいことはわかりません。)

アレッポからの贈り物は、原産国:トルコですが、パッケージ裏の説明からわかるように、元々アレッポで作られていましたが、シリア国内情勢の悪化によって、製造施設をトルコに移設し、検品をアレッポで行っているとのことです。

また、「アレッポからの贈り物」のオリーブ石鹸がとても気に入ってしまった私は、2個目の石鹸を購入したのですが、この刻印は、1回目に買ったものと違っていました。

 

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「アレッポからの贈り物」最初に購入したものと2回目に購入したものの刻印の違い。

この違いを見ると、おそらく、丸長株式会社さんが、いくつかの石鹸メーカーと取引をしているということが推測できます。

「アレッポの石鹸職人から」について。

また、アレッポの石鹸について調べるうちに、「アレッポの石鹸職人から」というサイトを見つけ、また別のアレッポ由来の石鹸に遭遇したので購入しました。

以下は、いくつか種類があるうちの一例です。↓

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「アレッポの石鹸職人から」アレッポのオリーブソープ。左が表、右が裏。

登録商標の「アレッポの石鹸」と区別して、便宜上、ここでは「アレッポ由来の石鹸」と書いてみました。

こちらは(有)クロスロードトレーディングという会社が輸入販売しています。

以下が(有)クロスロードトレーディング公式HPです。↓

アレッポの石鹸職人から 【公式ホームページ】

私が購入した上記の写真の石鹸は「アレッポのオリーブソープ」と書かれていますが、現在はなくなったのでしょうか? 「アレッポのソープ」という類似品があります。

ホームページを見ると「アレッポタイプの石鹸」という記述も見られます。

「アレッポの石鹸」が登録商標なので、「アレッポの石鹸」と記述することができないのだろうと思いますが、こちらも本物のアレッポ由来の石鹸だと思います。

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おわりに

アレッポの石鹸とアレッポからの贈り物の違いを中心に、アレッポ由来の石鹸について書きました。

アレッポ由来の石鹸に関しては、「アレッポの石鹸」と自然に口をついて出てきてしまうもので、つい「アレッポの石鹸」と言ってしまいますが、登録商標の「アレッポの石鹸」でも、そうでないものも、「アレッポ由来の石鹸」という面では「本物のアレッポの石鹸」だと個人的には思っています。

どれもニセモノではないということをお伝えしたかったのです。

50歳を過ぎて、アレッポからやってきたこれらの魅力的な石鹸たちに初めて出会い、その魅力に魅せられました。

ついつい大人買いをし、石鹸オタク的な記事を書いてしまいました。