晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

遊びや楽しみは必要なこと(自分で自分の親になる方法4)。

今日は「遊び楽しみは必要なこと」ということについて書きます。「自分で自分の親になる方法」シリーズ記事の4回目です。

ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』から、ヒントを得て書いています。

毒親から巣立ったインナーチャイルドは、自分で養育的な親になって再教育する必要があります。

そのためには新しいルールが必要。本からルールを引用し、私自身の言葉で解説しています。

 

ルール4:遊びや楽しみは必要なこと

「遊びや楽しみは必要なこと」というのは、私自身の言葉です。本からの以下の引用を、私なりに言い換えています

いっぱい楽しんだり、遊ぶのはいいことだし、また、そうする必要がある。(後略)

毒親育ちだったりすると、子供の頃、「楽しんだり」「遊んだり」するのはイケナイことだとされて育ったりします。

それを「楽しんだり」「遊んだり」するのはイイコト、としてインナーチャイルドに教えていく必要がある、というのがこのルールです。

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今までと真逆の価値観を教えていくことは、根気が必要なこともありますが、このルールはとても楽しいルールです。

何かに悩んでいるとき、その背後には「楽しむな」というメッセージが隠されていることがあります。

そのメッセージに気づいて手放すと、とてもラクな気持ちが戻ってきます。

私自身の楽しみを禁止していた例。

このルールは特に難しいことはありませんが、私自身がよくやっていた例をいくつか書いてみます。

何が欲しい?と聞かれて、楽しいからこそ自分の欲求を禁止していたりします。実は自分で「マンションが欲しい」という欲望を無視していたのは楽しいからこそです。

旅行も同じです。実は行きたいところがありましたが、楽しいからこそ、「無駄」と決めつけて、優先順位を下げていました。

また、本当は休みたいのに仕事や家事をしたりして、常に何か役に立つことをやらなければと思ったりしていました。

以前会社に勤めていたとき、仕事を休んで家でゴロゴロしていると「サボっている」なんて心のどこかで責めて、罪悪感にかられていたこともありました。

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また、洋服についても、かなり禁止していました。何かヒラヒラしたものやリボンなど装飾がついているものを「無駄」といって自分に禁止していたところがあります。

「正しさ」より「楽しさ」。

もし何かの選択に迷ったら、楽しいからこそ、正解なのだと思った方がいいです。

癒されてないインナーチャイルドがいると、「楽しさ」より「正しさ」を選んで、ますます自分をがんじがらめにしてしまったりします。

断捨離やミニマリズムでも同じことが言えます。

「これは持っているべき」「これは捨てるべき」というような選択をするとき、持ったり捨てたりするべきなのは、「楽しさ」が基準です。

「楽しむな」というメッセージは心の奥から無意識のうちに次から次へと出てくるので、自分でも気づかなかったりします。

知らず知らずのうちに「楽しむな」に縛られているのですが、気づいたら手放すチャンスです。

「楽しんでいいよ」と、自分にその都度教えて、再教育していきます。

「自分で自分の親になるシリーズ」について。

このシリーズは、ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』という本からヒントを得て書いています。

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アマゾンで買えます。→

この本の280ページに「インナーチャイルドに新しい許可を与える」という章があります。

ここに「養育的なしつけ」として、10個の新しいルールが載っています。

この10個の新しいルールこそ、毒親から離れたあと、自分で自分の親になるのに有益なルールです。

自分で自分の親になるというのは、精神的に自立するということです。

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おわりに

今日は、「遊びや楽しみは必要なこと」という、自分で自分の親になるための4つ目の方法について書きました。

「楽しむな」というメッセージは、家族からキャッチしているような気がすることがあります。

恐らく気のせいなんですが、夫と2人暮らしの私は、そんな気がしていたことがありました。

でも、例え近しい人がそういうメッセージを発しているように思えたとしても、ここは一つ、自分の心の中だけは「楽しんでOK」として根気よくやっていくといいです。

本気で楽しくなってくると、相手のメッセージが気にならなくなっていきます。

また、実際、相手が変わるのか、自分のものの見方が変わるのか、どちらなのかわかりませんが、「そもそも相手はそんなメッセージは発していなかった」ということに気づくかも知れません。

また、自分が楽しそうにしていると、相手にも楽しさが伝染し、実際に現実も変わってしまうという面もあります。

楽しい方向に一歩ずつ歩いていきたいものです。