晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

中古マンションのリフォーム・リノベーション問題とは?(私のセカンドハウス4)。

今日は、中古マンションリフォームリノベーション問題について書きます。

中古マンション、「安くてお手頃価格!」なんて思いきや、築古中古物件には、リフォームやリノベーションという大問題がつきまとっているのだということに気づきました。

そして、ここにとてもお金がかかるのです!

 

リフォームとリノベーションの違い。

まず、リフォームとリノベーションの違いについて、私なりの理解を書きます。

英語での正しい意味とかではなく(英語だと本当の使い方は違うようです)、中古マンション購入を検討しながら思った私の個人的な理解だと思っていただければと思います。

リノベーションは、リフォームの一種だと私は思っています。

リフォームは、傷んだ部分や気になる設備などを取り替えて、部屋をきれいにすることです。

ですから、リフォームといっても程度は様々。

トイレだけみたいに一部でもリフォームですし、部屋全体でもリフォームです。

さらにリノベーションというと、それまでの古びた設備を全部とっぱらい、ほぼゼロから新しい設備を導入しなおすという徹底したリフォームです。

というのが私の理解です。

部屋全体のリフォームをリノベーションと言うわけではありません。

リノベーションは新築同様にキレイです。

リノベーションされた物件と、単なる部屋全体のリフォームだけの物件の両方を見ましたが、ちょっと比較しつつ違いを説明したいと思います。

・水まわりの設備など

リノベーション物件は、キッチンシンク、お風呂、トイレなど水まわりの設備なども最新のものに取り替えられています。

リフォームだと、設備は古いタイプのまま、傷んだ部分だけの補強に留まります。

お風呂もリノベーションだと最新のものに総とりかえしてありますが、リフォームだと、追い炊き式のまま、風呂釜部分だけ新品に交換してあるというような違いです。

・部屋全体のこと

部屋全体についてについて、わかりやすい例を挙げます。

例えば、古い物件は和室だったりします。

単なるリフォームだと、部屋は和室のまま、タタミを取り替えたり、壁紙を張り替えてあったりするだけです。程度によってはタタミをフローリングにするぐらいはあるかも知れません。

リノベーションの場合は、部屋全体をもっと徹底してやります。和室は洋室に完全に様変わりするなどです。。

ただ単にフローリングにするだけでなく、壁紙はもちろん、天井から何から何まで統一されたデザインで新築同様です。

場合によっては、壁も取っ払われ、和室の3DKを広いリビングの2LDKにしてあったりします。

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余談ですが、こんな感じの明るい床、いいなあ〜なんて思います。

・お金

そして、もちろん、どれだけお金がかかるかということに違いが出てきます。

部屋全体のリフォームなら200万円以上、リノベーションすると400万円以上だと思いました。

私は、420万円のリフォームされてない物件を検討しましたが、全体を丁寧にリフォームされたものだと700万円台で、リノベーションされた状態だと900万円以上に様変わりしていました。

 

中古マンションのリフォーム問題:「どこを」「どれくらい」「誰が」「いつ」

リフォームされてない古い物件を買ったら、

「どこを」

「どれくらい」

「誰が」

「いつ」

リフォームまたはリノベーションするのか考えることが必要です。

「どこを」リフォームする?

部屋全体をリノベーションするのか?

気になるところだけ(例えばトイレの便器だけとか)取り替えるのか?

和室をフローリングにするのか?

または何もしないでとりあえず掃除だけして住むのか?

このようなことを考える必要があります。

「どれくらい」リフォームする?

どの程度リフォームするのかということも合わせて考えなければならないことです。

和室ならば、タタミ表を張り替えただけで良いか?

フローリングにするか?

フローリングならどんな木材にするか?

壁紙はどうするか?

天井はリフォームするのかしないのか?

システムキッチンは取り替えるか否か?

……などなど、考えることは山のようにあります。

 

「誰が」リフォームする?

「どこを」「どれくらい」に加えて必要なのは、「誰が」リフォームするのかということです。

どんな業者に頼めばいいのか?

または、セルフリフォームするのか?

私は当初、便器だけ業者に交換してもらい、和室は自分で(というか、夫頼みで)セルフリフォームしたら安く上がるだろうなんて考えました。

ただ、セルフリフォームの場合は、ある程度時間もかかります。

また、マンションでDIYの音の苦情問題などもあるようで、一軒家ならともかく、マンションのセルフリフォームは考えものだと思いました。

また、マンションは、マンション全体の設備との接合が必要です。配管の問題など、プロの知識が必要でしょう。素人が手を出さない方が良さそうだと思いました。

だとするなら「誰に」頼めばいいでしょうか?

不動産屋の紹介のリフォーム会社?

ネットで見つける?

近所のリフォーム会社?

安い業者はどこ?

……などなど、考えることは山のようにあります。

「いつ」リフォームする?

それから、リフォームを「いつ」やるのか? というのも大問題となってきます。

リフォームされてない物件を買ったら、まずは便器だけ交換し、後は追々やっていけばいい…

と考えていました。

人によっては、のんびり、何年も、少しずつ、セルフリフォームする人もいるようです。

または、セルフでなくても、最初は便器交換だけ、将来的に資金が貯まったら、少しずつお風呂を交換したり…などとも考えました。

でも、もしリフォーム会社に頼むなら、まとめてやってしまう方がお得だということもわかってきました。

このような工事には、設備そのものの代金よりも、人手にお金がかかるからです。

ですから、いずれそのうち全体をやるつもりなら、一度に一気にやってしまった方が結果として時間もお金も節約になったりします。

それとも10年かけてセルフリフォームするか?

……などなど、考えていたら気が遠くなってきました。

すでにリノベーション済みの物件が一番安い?

上記のように、築古の手つかずの物件を買ったら、気が遠くなるような問題が山積みになっていることがわかってきました。

もし支払い能力があれば、すでにリノベーション済みの物件が、長い目で見れば、一番安上がりなのではないかとさえ思えてきました。

少なくとも、どんなリフォーム会社に頼むかとか、いつやるのかということからは、完全に解放されているわけなので、時間の節約にもなるのです。

リフォームしないでそのまま住む?

そして、リフォームしないでそのまま住むという方法もあります。

キレイに掃除していれば、それもまたアリです。

私は、手つかずの420万円の物件を見て、最初は「便器交換とタタミをフローリングにするのだけやりたい」と思いました。

便器交換で20万円、フローリングだけはセルフで、材料費だけで10万円以下に収まるのではないかと思ったのです。

ただ、この悩ましい物件は、売主の取り下げによって、私との縁はなくなってしまいましたが。

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おわりに

今日は「私のセカンドハウス」シリーズ、リフォーム・リノベーション問題について書きました。

築古中古マンションのリフォーム・リノベーション問題、いかがでしたか?

手間といいお金といい、問題は山積みなのです。

ただ、資金が潤沢なら、リフォーム・リノベーション問題、問題はほとんどお金で解決できます。

そして、もし本気で中古マンションの新築同様のリノベーションを考えるなら、物件にプラスして500万円といのは予算のある程度の目安になると思われます。

(注:私はまだ購入していません。現時点での単なる意見です)