晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

ついに14万円の黒いダウンコートを断捨離! これでわかった買ってはいけない服とは?

黒いダウンコートを断捨離しました。14万円もしたコートです。これは私の洋服の中の、最後の黒服で、一番高価だったものです。

似合わない色「黒」の洋服を断捨離し続けて、このコートを手放して、ついに黒い服は1枚もなくなりました。

このコートは、古着屋さんに売りました。重さで買い取るタイプのところで、他の衣類と合わせて600円ほどになりました。このコートのことだけ考えたら100円程度だと思います。

14万円のコートを処分してわかったことがあります。それは、世の中には、買ってはいけない服があるのだということです。

買ってはいけない服とは、一体どんな服でしょうか?

 

高すぎる服は買ってはいけない

買ってはいけない服というのは、自分にとって高価すぎる服です。以前私は、こんな記事を書きました↓。

www.kogasora.com

なぜ高すぎる服を買ってはいけないのかと言いますと、「高価すぎる服は、なかなか処分できないから」です。

この14万円のコートを購入したのは、5年ほど前です。当時は大のお気に入りで、毎日着ていました。

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内側が、軽い薄手のダウン、外側にステンカラーの2枚重ねのコートで、それぞれ単品でも着ることができました。

ステンカラーのおかげでキレイ目。ビジネス用としてもとても重宝していました。素材も丈夫で、まだそれほど劣化していません。

だからと言って、ダウンコートって使えば使うほど味が出る類のものではありません。使えば使うほど劣化します。

どれだけ高価な服でも、いつか必ず賞味期限が来る。

私は、30代の頃から、真冬はダウンコートを着るようになっていました。だいたい1万円台から2万円程度のものを2年置きに買い替えて過ごしていました。

1着のダウンコートを、2回の冬、毎日着続けると、最後には、かなり傷んでくるものです。

それで、2年おきに買い替えていたのです。また、流行があり、古くさくなってくるというのも理由の1つです。

こんな風に、服というものは、傷んだりデザインが流行遅れで恥ずかしくなったり、ライフスタイルの変化で合わなくなったり…と、必ず賞味期限がくるのです。

このコートも、賞味期限が来ていたはずでした。このコートは生地が丈夫で傷んではいませんが、主に通勤用に使っていたので、それをしなくなった時が賞味期限が切れた時だったと思っています。

または、結婚生活をスタートする時点で処分しても良かったのです。

2万円くらいのコートだったら、もう、とっくの昔に処分していたはずでした。

それが出来なかったのは、14万円もしたからでした。

服が高価すぎると、賞味期限が来てもモトが取れたと思えない

1着の黒いダウンコートを着たおして、2年置きに買い替えるというライフスタイルをやっていたのなら、2年で元が取れたと思える程度の値段にしておかなければなりません。

2万円のコートなら、すんなり手放せるとしたら、14万円のコートなら、少なくとも7年は経たないと、元が取れたと思えないでしょう。

でも、結局、昨冬、一度も着ませんでした。

購入から7年経つまでタンスに寝かせて置けば、いつか元は取れるのでしょうか? そんなハズないですよね?

重苦しいエネルギーを放つ存在

「似合わない色」という負のエネルギー、夫には「貧乏くさい」と言われた、ネガティブな思い出もこびりついています。

賞味期限も切れ、さらにガラクタとしての負のエネルギーがアップして、クローゼットを開けて、目にするたびに、憂鬱になっていました。

それにも関わらず処分できなかったのは、14万円もしたからです。

そもそも「14万円」ということ自体が、考えを巡らせるほどに憂鬱なネタでした。「14万円」分の負のエネルギーを発散させていたと思います。

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おわりに

高価な服は、それなりに品質も良いものです。ただ、いくら品質が良くても、自分の普段の予算から大きくはみ出した高価な服は、やがて大きなお荷物になってしまいます。

そして、断捨離やミニマルライフの実現を妨げるのです。

安物を買えということではないですが、気持ちの上で、服の購入は、手放しても負担にならないリーズナブルなお値段にとどめておくということは、身軽に生きるためには、とても大事です。