服の断捨離で、服の処分方法って、結構迷うものです。服って、手放すにしても、やはり愛着が湧きやすいアイテムだからです。
処分方法といえば、「捨てる」「売る」「あげる」の3つがありますが、今回は「できるだけ早く家の外に出す」という観点で、3つの処分方法について、書きたいと思います。
迷っているなら処分する必要はありませんが、一旦、処分を決めたのなら、なるべく早く手放した方がいいのです。
というのは、不要品を手元に置いておくということは、他でもない自分自身にゴミを与えていることになるからです。自分を大切にするために、不要な洋服はなるべく早く処分しましょう。
「捨てる」
「捨てる」というのは、個人的にはイチオシです。「服がかわいそう」って、最も心は痛みますが、自治体の方法に従ってゴミとして出すのが一番カンタンな方法です。
なぜこの方法がイチオシかと言いますと、「最も早く簡単に家の外に出せる方法」だからです。
これは、こないだ処分した服たちです。今回は「衣類の捨て方」に従って、重ねてひもでしばって出しました。
「雨の日は出さないでください」とのことですので、もしかしたらどこかで再利用されるのかも知れませんので、ゴミとはいえ、洗ったきれいな状態のものを出しています。
下着や汚れがヒドいものは燃えるゴミです。見えないように紙などでくるんで捨てています。
捨てるとき、心が痛むのですが、どんなものでも、いつかはゴミになるものです。ただ単にその心の痛みを味わいたくないだけのために、誰かにあげるというのはオススメしません。
というのは、あげた相手にその心の痛みまで渡してしまうからです。それなら、自分の手で捨ててしまった方が、親切だと私は思っています。
ウエスなどにして再利用してから捨てるというのも良いですが、私は、服を切るのに気が引けてしまうので、最近は雑巾にするのは靴下など、切らなくて良い小物だけです。
また、量が多過ぎると、雑巾として使い切るのも大変な話です。処分すると決めたものは、物理的に家の外に出さなければ、本当の意味でスッキリしません。
ですから、できるだけ早く外に出してしまった方がいいのです。
「売る」
「売る」というのも良い方法です。特に近場に、持って行ってすぐに買い取ってくれる古着屋があればオススメです。
これも、かなり早いうちに、家の外に出すことができます。「近場の古着屋に持参して売る」というのは、その日のうちに決着がつくので、「捨てる」よりも早いこともあります。
今、私はマンションに住んでいて、いつでもマンションのゴミ捨て場に出すことができますが、決まったゴミの日に出さなければならなかった頃は、まず「近場の古着屋」に持って行きました。
難点は、その季節にふさわしい服しか買い取ってくれないこともあるということです。今は冬が終わったところで、「着なかった冬物を処分したい」と思っているのに、古着屋が欲しいのは「春夏もの」だったりすると、冬物処分は半年待たなければなりません。
半年も家にとどまっていたら、管理が大変です。収納にゆとりがあるなら、「服の処分は、季節の終わりではなく始まり」と決めてしまえばラクかも知れません。
でも、どちらかというと、不要品を目にしながら不快な思いで過ごす可能性の方が高くなります。
ネットなどで売るのも良いのかも知れませんが、売れるまで手元に残ってなかなか家から出て行かないのとパッケージが面倒なのが難点です。
個人的には、ネットで服を売ったことはありません。やるとしたら高価で相応の価値がありそうなものだけにしたいと思います。
ガレージセール、以前は興味がありましたが、結局やらずじまい。ダンドリから含めて手間ひまがかかりそうです。このプロセスを楽しめないのなら、やはり捨てた方が早いです。
「あげる」
日本の今のご時勢、知人に自分の不要な服をあげるのは、もっともやめた方が良い方法だと、私は思っています。せいぜい同居の家族や毎日顔を合わせる人くらいにしたいものです。
断捨離が流行るのは、「ものが余って困っているから」です。自分の家はキレイになっても、他人の家を汚部屋にしてしまう可能性は大。
喜んでもらっているように見えても、それが事実かどうかはわからないものです。義実家からのもらいものなどと同じで、目上の人からものを貰えば、嬉しくなくても嬉しそうにするのが礼儀だからです。
それでも、本当に喜んでもらってくれるなら、これもかなり早く処分できるかも知れません。ただし、相手が気に入ったものだけに限りますので、残りは別の方法で処分することになるでしょう。
もし誰かにあげるのなら、「寄付」が良いと思います。一度「フクサポ」というのを利用したことがあります。
かなり大きめな段ボールに一杯に入れなければならないので、処分したいものがある程度の量でないとダメというのと、規定の大きさの段ボールを用意するのが難点でが、服だけでなく、バッグなども寄付できたので、良かったです。
私は、近所のホームセンターで、規定の大きさの段ボールを購入しました。
「あげる」という手段でも「寄付」なら、世の中の、本当に必要としている人の手に渡り、喜んで使ってくれそうです。
まとめ
私は、今は、処分のときは、「早い」「簡単」ということを一番重視するようにしています。「捨てる」ことがイチオシなのは、「売れ残り」「貰い手がなかったもの」なども含めて、全部を処分し切るのには一番早いし簡単だからです。
不要品をいつまでも家にとどめておくのは、自分自身に不要品を与えているのと同じことです。これが最も良くないことだと思います。
自分自身を大切に扱うためにも、なるべく早い段階で、不要な服は外に出すようにしましょう。
今回捨てた服を紐で縛って、ゴミ捨て場に持っていく前、思わず服を抱きしめてしまいました。
でも、ゴミ捨て場からウチの中に戻って、服を重ねて置いてあった空間がさわやかにポッカリと空いているのを見たとき、「やっぱり捨てて良かったな」と、とてもホッとしたのです。