昨日は「年賀状のやりとり」をどうするかということを書きましたが、今日は、「もらった年賀状の断捨離」について書きます。
断捨離に目覚める前は、全部とっていましたが、今は適宜処分しています。
年賀状の処分方法
年賀状の処分方法は、現在は電動式のシュレッダーです。あっという間に終わるのでオススメです。紙類の処分の方法は、コチラの記事も参考になります。
年賀状は個人情報が載っているので、個人情報がわからないようにして捨てるのが基本です。でも、少量なら、安価なので手動のシュレッダーや、卓上サイズのものも良いですね。
個人情報部分だけ黒いマジックや墨汁などで塗りつぶして捨てたこともありましたが、個人的には、カッターやハサミで切り刻んでしまう方が、まだラクな気がします。
100円ショップなどで、黒くかくせるスタンプやシュレッダー状に切れるハサミみたいな便利グッズもみかけたことがあります。「便利で良さそうだな」と思いつつ、買ったことはないです。
今年のものだけとっておくか、住所を控えて全部処分
今年は、今年のものだけとっておいて、あとは処分しました。今年もらった年賀状をとっておくのは、来年、その相手は必ずハズさないようにするためです。
また、もらったばかりの年賀状を、スグに処分するのは気が引けます。何となく好意をスグに切捨ててしまっているかのような気分になるからです。
でも、もう4月。3か月以上もたてば、処分してしまって良さげな気持ちになってきています。
ただ、もし処分するのであれば、住所を控えるために「今年もらった年賀状リスト」がわかるようにしてから処分したいと思っています。
住所を控えるための「今年もらった年賀状リスト」作成方法のアイデア
これさえできればスグに全部処分しても問題ないと、思っています。リストの作成方法は、いくつか考えられます。
1 スマホで撮影する
もらった年賀状を、全部、表裏、スマホで撮影しておくというのも1つの方法かな、と思っています。
撮影した写真がやたら増えるのが難点。その場合は、以下の「スキャナーで読み込む」と同様、パソコン上での管理が必要かも知れません。
2 スキャナーで読み込む
スキャナーで読み込んで、パソコン上にデータ化してとっておくというのも良い方法かな、と思っています。
でも、今、パソコンの性能が良くなった反面、とっておけるデータの量がハンパなく多く、データそのものも断捨離が必要だと思っているところです。
整理整頓がうまくいけば、パソコン上でのデータ管理が良さげです。
3 手帳やアドレス帳に連絡先を控える
手帳やアドレス帳など、手書きでメモをする方法です。決まったものがあれば有効です。私は手書きのアドレス帳は断捨離し、やめました。
4 住所などをデータ上の文字で保管する
もし、私がやるとすれば、住所も文字データでとっておくかも。表面を印字するという方は、そこに直接保存しておくと、来年も使えてラクですね。
結局リストを作成しない方がラクかも
もし、整理整頓ができないなら、リストなどを作成せず、今年分だけとっておいて、来年処分する方が良さそうです。
または、年末に、年賀状を書いてしまったら、処分とか。
私は今、デスク回りや収納も、断捨離中なので、それが終わってから決めようと思い、とりあえず1つにまとめて引出しに入れてあります。
年賀状の断捨離Beforeの私
ところで、今でこそ私は、あっさりと年賀状を処分していますが、かつてはそうではありませんでした。
私は、断捨離を思い立った10年以上前に、過去の年賀状を、いったん、全て処分しました。それまでは、年ごとにわけて、ハガキ用のクリアファイルなど保管していたのです。
でも、整理整頓できたのはせいぜい3年分だったかと思います。それ以上はキャパオーバーだったのでしょう、輪ゴムでまとめて段ボールなどに入れていました。
年賀状の断捨離は「感情」の断捨離
捨てられなかったのは、他の手紙類などと同様、センチメンタルな理由です。「せっかくもらったのに。」という気持ちです。
もう会う機会がなくなり、年賀状のやりとりもなくなった古い友達からの年賀状など、「なつかしいなあ」とか「どうしているか」など、目にするたびに「おセンチ」になったものです。
私は、どうもこの手の「おセンチ」に弱いようです。それは、今でもまだ弱いと思います。かつては、特に友達からのものは捨てられませんでした。
たくさんの年賀状を持っていると、いかにも自分には、「たくさん友達がいるのだ」と錯覚させられます。でももう、とっくに関係は終わっている間柄だった相手もたくさんいました。
友達の方は、すでに私との人間関係を断捨離していたかも知れません。…というのはわかりませんが、「年賀状は年賀状」「人は人」です。
年賀状をやめたからといって、必ずしも関係が切れるわけではないのと同様に、古い年賀状を持ち続けているからといって、友達との関係が復活するわけでもないのです。
もし私一人だけが、古い年賀状を手に、離れていった友達のことを思うのは、恋愛で言ったら片思いみたいなもの。
考えた末、古い年賀状はすべて処分しました。それで困ったことは何も起こりませんでした。
年賀状は断捨離しやすい初心者向きの手紙類
年賀状というのは、手紙類の中では、わりと行事的であいさつのようなものなので、他のものに比べたら、気持ちの面でも処分しやすいということはあります。
もし、手紙類の処分に困るようなら、年賀状から手をつけるのは、とりかかりやすい良い方法だと思います。
まとめ
年賀状の断捨離について書きました。断捨離をたくさんすると、後悔するものも出てきます。でも、何年も前の古い年賀状は、「断捨離して良かったな」と感じるもののうちの一つです。
年賀状をながめて、古い関係を懐かしむくらいなら、思い切って電話やメールをしてみれば良いだろうと思いました。しませんでしたが。
過去にとらわれるよりも、今を生きるために…というのは、断捨離ではよく言われることです。それがすべてのものの断捨離に当てはまるわけではないと思います。
でも、古い年賀状の断捨離には当てはまると思いますので、個人的には、古い年賀状の断捨離はおすすめです。