サイズの合わない靴の断捨離をします。昨年購入し、まだ2回しか履いてない長靴です。長靴は梅雨のシーズン、雨の日のお出かけを楽しくしてくれるツール。
それがサイズが合わないとなると、楽しさは半減どころか、ほぼゼロになり、むしろ苦痛が倍増してしまいますね。
もう二度とこのような思いはゴメンです。自分の日々の幸せのために、新しいけど断捨離します。
断捨離で大事なのは、「物がもったいない」という「物軸」ではなく、「自分がもったいない」という「自分軸」なのだと、やましたひでこさんも言っています。
購入時の小さな違和感を無視してしまった結果
購入時に「ちょっとつま先があたるかな?」という小さな違和感がありました。そういう小さな違和感を無視すると、買い物は最初から失敗することになります。
形や色など、デザインは、まあ気に入っていました。毎日のように前を通るお店にあって「かわいいなあ」と何度か見ていました。
それで、「買おう」と思って、試しに履いたのです。自分の普段のサイズを履きましたが、ほんの少し親指のつま先が当たる感じがしました。
「夕方でむくんでいるから、まあ良いかな」と思い、購入しましたが、それが致命傷となりました。
靴は横には伸びても縦には伸びない
靴は、横には伸びても縦には伸びない、というのを、以前、靴屋の店員さんにアドバイスで言われたことがありました。
この貴重なアドバイス、ふと軽視してしまうことがあり、何度かこの手の失敗をやらかしています。
夕方だと足がむくんでいるから、普段のサイズでも多少キツめに感じたりもします。でも、このことが該当するのは「横幅だけ」だそうです。
靴は横には伸びても縦には伸びないのですが、足もまたそうで、むくんで大きくなるのは、縦ではなく横幅だけ。
そして、革靴など、履いているうちに伸びて馴染んでくるようなタイプのものは、多少キツめを買うのが良いものがありますが、それでも縦にキツイのだけはNG。
ですから、つま先がほんのちょっとというのは、靴がどれだけ古くなっても、馴染む事はないんですね。
なぜ失敗を繰り返すのか?
私は、この長靴より前の一昨年にも、どうしてもつま先が当たって痛くて、2足のパンプスを処分しました。まだ新しかったのに、です。
それで、その2足のパンプスと、今回の長靴の合計3足、3回も同じ失敗を繰り返しているのです。
この失敗を振り返って見ると、まず買う時に「ちょっと足の親指が当たるかも」という「小さな違和感を無視して」しまったという共通点があります。
そもそも「違和感」を「小さな」と言ってしまうこと自体、ちょっとどうかしているのかな。
これは「自分の感覚を軽くみてしまっている」ということだと思われます。
もっと自分(の感覚)を信じて、大事にしていきたいものです。
それでも、失敗してしまったものは、それはそれで仕方ないです。もう過ぎたことです。
失敗した買い物を持ち続けているということは、「失敗したんだよ」ということをいつまでも自分に言い続けているようなものです。
手放すことは、自分に親切にすることに違いないと思えます。
もったいないのは靴ではなく自分
「2回しか履いてない」というのが、手放すことを遅らせていました。新品同様の靴が「もったいないから」でしたが、もったいないのは靴ではなく自分自身でしたね。
そういうわけで、今回はもうこの長靴を手放すことにしました。一年も持っていたのは長すぎた気がします。
またそもそも長靴の必要性がどこまであるかもわかりません。
いずれそのうち本当に必要なら、もっと自分にピッタリくる長靴を探したいと思っています。
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