片付けブログ「ごんおばちゃまの暮らし方」で人気のブロガーさん、ごんおばちゃまの『あした死んでもいい暮らしかた』という本を読みました。
たまたま書店で見つけて買って読んだのですが、片づけの真っ最中のわたしにとって、参考になることは、色々と書かれていました。
その中でも特に共感したり、なるほど! と思った片づけのポイントが2つありましたので、それについて書きます。
ごんおばちゃまから学んだ、2つの片づけポイント。
1. まず抜く
2. 習慣にする
それでは詳しく書きますね。
1. まず抜く
「抜く」というのは、ごんおばちゃま独特の言い方ですが、要するに「いらないものをピックアップして処分する」ということです。
ちょっと本から引用します。
整理整頓はしません。モノが減って大事なものになった時初めて取りかかります。
これ、すごく共感します。今、わたしがやっている断捨離(片づけ)も、まさにこの方法です。
片づけとか断捨離などで、「場所を決めて1つキレイにする。」という、場所アプローチの方法と、洋服や本などのカテゴリーごとにする方法がありますが、どっちのやり方も、途中で挫折しやすいと思っています。
「とにかく何でもいいからいらないものをどこからでも自由に抜き出して捨てる」という方法は、挫折しにくいのです。
というのは、散らかす人は、同じアイテムがあっちの部屋にもこっちの部屋にもちらかっていて、それをまとめて整理整頓するのは至難の業だからです。
また、1点からでも「抜く」ことができるので、余計な手間がかからずとても簡単。
ごんおばちゃまは、整理整頓は、モノが減って大事なものになった時初めて取りかかるそうですが、実際、モノが減ってくると、自然に整理整頓の道筋が見えてきます。
ごんおばちゃまの「まず抜く」の、大賛成です。
2. 習慣にする
再び、本から引用します。
私の片づけは毎日30分だけです。しかも不要なモノを抜くだけです。30分のタイマーが鳴ったらやめます。
この半年間、わたしは、断捨離や片づけを「祭り」と称して、気合いを入れて、ときには長時間やってきました。
わたしは、過去何度か断捨離祭りをやってきましたが、いったん断捨離祭りが終了すると、そのあとはむしろあまり何もしないタイプで、また不用品がたまってきたら断捨離するということを繰り返していました。
今回の断捨離祭りもそのつもりだったのです。でも、本当にモノが減ってくるに従って、考えが変わってきました。
そんなとき、たまたまこの、ごんおばちゃまの著書『あした死んでもいい暮らしかた』に出会い、「片づけは毎日30分だけ」というような、毎日無理なく続けられるルーティンにしてしまった方が、ずっと片付いた部屋に暮らせるのだとわかったのです。
断捨離祭りをやって、終わったら何もしないということを繰り返していた頃は、今思えば、十分に不用品が減っていなかったと思います。
収納スペースに押し込んで、部屋のぱっと見だけ片付けたような気になっていただけだったこともありました。
また、あるいは、一気に処分して、あいたスペースはたちまち別の新しいものを買って埋めてしまった…ということもありました。
わたしは、自営業で、自宅で仕事もしているので、日々のルーティンを一定させるのが難しいこともあります。それでも、5分くらいとか、1個「抜く」くらいは時間を作れそうです。
自分に無理のない範囲で、「抜く」作業を習慣化していきたいと思いました。
また、わたしが今取り組んでいる「いらないもの4000個捨てるチャレンジ」というプロジェクトを成功させる秘訣も、毎日習慣的にやっていくことだと感じました。
少しずつ習慣的にやっていくことで、いつの間にかゴールにたどりつけるのだと思っています。
応援に感謝してます♡
おわりに
自分に無理のないペースで毎日習慣的に「抜く」というのは、失敗しない片づけの黄金ルールだと思いました。
「失敗しない片づけ」というのは、片付いた部屋をキープできるということです。
ミニマリストの多くの方も、実践していることと思います。見習いたい習慣です。
また、この『あした死んでもいい暮らしかた』は、紙の本で読みましたが、字が大きくて、親しみやすい語り口調で、とても読みやすかったのも良かったです。
ごんおばちゃまの3冊目の本です。他の本も読んでみたくなりました。