人生を変える実験の断捨離をしてみようと思いたち、実践したことを書きます。今回は、今までの私だったら、絶対に捨てないものを捨ててみました。
それは、まだ使えるノートなどの紙類です。
これらを、人生を変えるために断捨離してみることにしたのです。
まだ使えるノートなどの紙類。
以下が今回捨てたものです。
途中まで中途半端に使ったノートを、使った部分を破って、「これから何かに使おう」なんて思ってとっておいたノートがいくつかあります。
例えば、自己啓発の本か何かの影響で使い始めたレポート用紙。半端なまま何年も放置しています。
また、ある目的があって使おうと思って買ったきり、手つかずのままになっているノートもあります。
英単語の勉強をしようと思って、買ったファイルとルーズリーフで、セッティングまではしておいたのですが、英語の勉強をしないまま放置したものです。
多分、英語の勉強は今後もしないだろうと思います。
「これから絵を描こう」と思って何年も前に買った、画用紙を綴じたノートもありました。
それから、もう何年も使ってないプリンター用紙もあります。そして、これからもさしあたって使うアテはありません。
また、使うアテのない封筒もあります。本当はA4が欲しかったのに、見つからなくて、コンビニで間に合わせでちょっと小さいものを買ってしまったものもあります。
また、いつ買ったのかわからないお祝いの封筒とか。休みで家にいる夫が「これは捨てなくていいよ」と言いながらお祝いの封筒を持って行こうとしましたが、阻止して捨てました。
使えるけど使うアテはない
今回捨てたものは、まだモノとしては使えるものばかりです。こういうの、今までの私なら、まず、絶対捨てませんでした。
でも、「今の私」には必要ないものです。それで、思い切って手放してみることにしました。
なぜならば、私は、今、自分の仕事の状況など、自分の人生を変えて行きたいと思っているからです。
やまぐちせいこさんからインスパイアされた
実は、この人生を変える実験の断捨離を思い立ったきっかけは、ミニマリストのやまぐちせいこさんのブログでした。以下がその記事です。↓
【動画あり】決意の断捨離、最後まで手を抜かない - 少ない物ですっきり暮らす
やまぐちさんは、今までやっていた「お片づけサポート」という活動をやめることにしたそうです。おそらく仕事で忙しくなりすぎてしまったのでしょうか? もっと自分の暮らしを大切にしたいというのが動機のようです。
それで、「お片づけサポート」という活動をやめ、新しい一歩を踏み出すために、「お片づけサポート」にかかわるモノは全部捨てることにしたそうです。
上述の記事と動画は、その片づけの様子が語られています。
私は、特にこの動画に、非常に感銘を受けました。その中で、やまぐちさんは、以下のように語っています(多少表現の細かい部分は違うかも知れません)。
「これまでの自分と違う自分を選択したいなら、いつも自分がよくしている選択肢を手放す必要が出てくることがあります。」
「いつもと同じ捨てないという選択をするということは、変わらない、変えない、私は変わらなくていいと言っていること。」
それで、一歩前へ進もうとか、変わっていこうとするときは、極力普段自分がしないような選択を実験的にするのだそうです。
失敗もありますが…とのこと。
動画を見て妙な気持ちに
私は、この記事を読んで、動画を見て、妙な気持ちになりました。そして、今まで当たり前のように仕舞い込んでいた、まだ使える白紙のノートや紙類がアタマをよぎったのです。
一晩寝て、朝起きた時、「そうだ、あのノートたちを手放してみよう」と思い、何だかとてもワクワクしてきました。
それで、思いついたものを取り出して捨てたのです。とてもスッキリしました。いつも捨てないというパターンを破っただけに、スッキリ感も違うようです。
急に重荷から解放されたような気分です。
おわりに
この実験の断捨離が失敗だとしてもかまわないと思っています。それより何より、やはり「何に使おうか」「いつ使おうか」とすでに迷っていること自体が問題でした。
白紙のノート類は「今の私の人生」には必要ない、重荷だと思ったのです。そして、もし、何かノートが必要になったら、多分私は新しく買うだろうと思いました。
これは、着るもので一杯のクローゼットを開けながら「着るものがないわ」と言っているのと同じことなんです。
いらないノートで一杯の棚を見ながら「使えるノートがないわ」と言っているわけですから!
やはり人生に「迷い」は少ない方が絶対にラクでシンプルで楽しいハズです。そのためのミニマルライフなわけです。
まだ着れる服でも今の自分に必要なければ手放すべきなのと同じことで、まだ使えるノートでも、今の自分に必要なければ手放すべきなのです。