「非黒服系」ミニマリストの服をご紹介します。2019年7月時点の持ち物です。
「非黒服系」というのは、それほど深い意味はありませんが、黒やモノトーン中心のミニマリストさんが多い中、ちょっと珍しいかも知れないほど、黒もモノトーンもゼロのワードローブだということをちょっと強調してみました。
また、先日、パーソナルカラー診断で「スプリング」だとわかって、黒をはじめ似合わない色の服を全て処分したのだということもあります。
実はそれまでは黒い服もかなりたくさん持っていましたし、黒中心のコーディネートが多かったのです。
手持ちの服の色を見直して一新することで、気分がアップし、その分、人生のクオリティが上がったと感じます。
それでは、「非黒服系」手持ちの服をご紹介しますね。
ただ、写真に関しては、個人情報を見直し、トリミングを変えるなどして、色がわかる程度にしたものが多いです。
全53枚の服
トップス、ボトムスなど、種類ごとグループ分けして、まとめて撮影しました。
今年処分した服は100着を超えました。残りの53着のうち19着は昨年以前から持っていたもの。34着は今年買い足しました。また、この53着以外に喪服は一式持っています。
34着も短期間で新しく購入するということは、それだけお金もかかりました。買い物への歯止めをつけるためにも、手持ちの服を把握するのは重要だと思っています。
種類ごとのグループ分けで撮影してみることは、どのグループに無駄な「持ち過ぎアイテム」があるのかということがわかってとても便利です。
それでは、各グループごとに、もう少し詳しくご紹介します。
春夏秋トップス10枚
春夏秋のトップスです。ノースリーブ、半袖、七分袖が混在していますが、今の季節、これだけあれば十分な感じです。
左上の柄のものだけ、10年前に買ったものですが、それ以外は今年買いました。
私は、ほとんど、まずこのトップスで何を着るか決めてから、ボトムスと羽織りものを考えます。
ですから、このカテゴリーが手持ちのメインで、コーディネートの中心的存在です。それが10着。フランス人は10着しか服を持たないそうですが、メインが10着らしいです。
そう考えると、私もかなり絞れた感じがします。また、10着だと、覚えていられるギリギリかな、と思います。(13着だと多すぎて混乱が始まった感じです。)
ボトムスと羽織りものは、コーディネートのために持っている服ということになります。
春夏秋の羽織りもの(カーディガン)13枚
この羽織りもののカテゴリーが、「多い」と感じているところです。左の写真はベージュのカーディガン5枚、右はいろいろな色8枚です。
ベージュの5枚のカーディガン
ベージュの5枚は、最低2枚で良いと思っています。真夏用の短い七分袖1枚と、ロング丈の長袖1枚で足りるかなと。
ただ、私の場合、ベージュは「スプリング」の超定番カラーですし、そうでなくても、以前から使いやすくてヘビロテでした。
この5枚は最近買ったものですが、3枚劣化したものを処分したかわりです。
通販で「似合わなかったら返品しよう。」と思って、いくつか違うショップのものを買ってみました。
買い過ぎてしまったわけですが、どれも悪くなかったのです。それで返品しないことにしました。今処分しなくても順々に着るだろうと思っています。
また、ベージュと言っても、色がそれぞれ違うので、今はその違いを楽しんでみたりもしています。
別のショップで買ったのに、全く同じだったアイテムが2枚ありました。最初は1つをストックとして、ハンガーにかけずに収納ケースにしまいました。
ところが、夏は日焼け防止のため、外に出る時は暑くてもカーディガンは着用します。それで汗をかいたりするので、洗い替えとして取り出して着ることになりました。
よく着るアイテムは、夏は同じものが2枚あっても重宝することがあるので、無理に数を減らさなくても良いと思いました。
いろいろな色8枚のカーディガン
写真の8枚は、半袖や長袖、七分袖、ロング丈、ショート丈、冬まで着れるものも混ざっています。
パーソナルカラー診断を受けて、似合わない色を一掃しましたが、元々の手持ちのものも3枚あります。
ベージュは「スプリング」の超定番カラーだと上述しましたが、ボトムスがベージュの場合に、ベージュのカーディガンだと、微妙なコーディネートになります。
悪くないけど今ひとつボンヤリした印象です。
それで別の合わせ色を考え、色のバリエーションを増やしました。←これ、ミニマリスト的には服を増やしてしまう悪いループなのかも知れませんが。
でも、私は、コーディネートを楽しむというところは、今は捨てたくないです。コーディネートを悩むのとコーディネートを考えるのとは別の話だと思います。
コーディネートに悩むのはストレスですが、コーディネートを考えるのはクリエイティブで楽しいことだからです。
認知症予防などにもアタマを使うのは良いようです。
それにしても、様子を見つつ、処分を検討するものは3枚候補に上がっています。シルエットの問題です。
ただ、さらにやさしいオレンジ色の長い丈のカーディガンも1枚あると良いなと思っています。
ボトムス:パンツ8枚
お出かけ用のキレイ目から、主に家の中で着用するものが混ざっています。また、夏から冬物もまざっています。
一番手前のベージュ以外、全部買い足したものです。奥にキャメル系のバリエーションがいくつかありますが、キャメル系色はとても使えるので、「スプリング」の人のボトムスにはオススメです。
余談ですが、「ベージュの羽織りものにキャメルのボトムスを王道のワンパターンにする。」というのは、かなり使えるコーディネートだと思います。
そうすると、インナーに何を持ってきてもほとんどの色と合います。
話それたのでボトムスの写真に戻します。また、バナナ系のやさしいあたたかい黄色は、ベージュのパンツの替わりに意外にも使いやすい色です。ベージュより軽快で、邪魔をしない色です。
グリーンも意外にも使える色です。黄色やオレンジのボトムスとして、コントラストがついて映えます。
このカテゴリーでは、真冬物のパンツは1枚しかないので、買い足しが必要だと思っています。
ボトムス:スカート5枚
お出かけ用のキレイ目から、ワンマイルウェアまで混ざっています。冬物はないです。
真ん中の丈の短い茶系(暗めのオレンジ)の1枚だけ、サイズが大きいので、直すか処分を検討しています。
ベージュ系や茶系は、コーディネートしやすい定番ですが、意外と重宝するのが紫です。部屋着からワンマイルウェアとして、普段使いでよく着ています。
スカートは、パンツより腰回りが冷えにくく、体型の欠点を全部隠してくれます。
また、今回なぜこんなに一気に服を買い替えたのかと言いますと、2年半前に再婚した夫に「服の色が暗い」などと苦情を言われたことがきっかけとなっています。
部屋着としてスカートのコーディネートで過ごしているのは、夫からの評判も良いです。ですから、パンツではなくスカートで生活するのもアリかな、と思っています。
ボトムスは、パンツとスカート両方を合わせて検討していくつもりです。
ワンピース1枚
夏物のワンピースです。今年買いました。
旅行用としても、部屋でも近所でも着ます。ワンピースは1つあれば十分ですが、個人的には1つは欲しいアイテムです。
冬のセーター2枚
似合わない色の処分を免れた2枚です。
右のサーモン系のピンクのものは、2年前のもので、劣化も始まっているので、このカテゴリーの服は、あと2枚欲しいところです。
あまりにも着るものがなくなってしまうのも困るだろうと思い、今年の冬までは残しておくことにしました。
冬の羽織りもの2枚
左は、生成りの綿の厚地のカーディガン(GAP)と、ユニクロのアイボリーのパーカーです。似合わない色の処分を免れた、昨年以前から持ち越しの2枚です。
羽織りものは春夏ものを冬に着ることもできそうなものがあるので、このカテゴリーは増やさなくても良いかなと思っています。
パーカーはほぼ完全に真冬の部屋着ですので、ボロボロになるまで着るつもりです。劣化がひどくなったら買い替えます。
真冬は外に出る時はコートを着るので、厚地の羽織りものは室内で着ることが殆どです。
このカテゴリーで必須項目があるとすれば、今のところパーカー1枚だと思っています。
でも、左のリブ編みのカーディガンも、かなりよく着ていたのです。その理由の1つは、形がキレイ目ということにあります。特に、春や秋に義実家に行く時は、いつもこのカーディガンを着ていました。
ただ、他のコーディネートが充実したので、出番がなくなる可能性は高いです。
アウター:春秋ジャケット
左はベージュの合皮のノーカラージャケット、右は黄色の薄手のダウンです。似合わない色の処分を免れた、昨年以前から持ち越しの2枚です。
自転車に乗ったり、車で出かけたりするのに短い丈は便利です。黄色のダウンは、車なら真冬も着ています。
キレイ目とカジュアルということで、この2つがあれば十分です。ただ、キレイ目のアウタージャケットが今のライフスタイルに必要かどうかというとちょっと疑問。
私ぐらいの頻度なら、同じ季節のキレイ目なら、トレンチコートでも用が足りそうだからです。
また、これがレザーなら良いですが、合皮というハードな素材が、パーソナルカラー「スプリング」には合わないらしいです。
秋から来年の春にかけてすごしてみて、使わないようなら処分を検討します。
アウター:春秋コート
左はキャメルのトレンチコート、右はちょっとくすんだターコイズブルーのジャージ素材のパーカーです。似合わない色の処分を免れた、昨年以前から持ち越しの2枚です。
キレイ目とカジュアルというところですが、春秋コートにカジュアルはなくても良いと考えています。また、トレンチコートはカジュアルにも着られますからね。
アウター:冬コート
左はライトウォームグレーのウールのコート、右はキャメルの厚手のダウンコートです。似合わない色の処分を免れた、昨年以前から持ち越しの2枚です。
パーソナルカラー「スプリング」には、グレーは基本NGですが、唯一似合うグレーとしてライトウォームグレーというのがあります。
写真の色では再現しにくいのですが、カラー診断のあと、頂いた色見本と合わせてみたらその色とほぼ同じでした。
冬のコート、キレイ目とカジュアル、1つずつあれば完全に用が足ります。このカテゴリーは、服がダメになるまで、現状で満足です。
ただ、もし今後買い替えるなら、シャンパンゴールドのキレイ目なダウンを買いたいです。そうすれば、私のライフスタイルなら、1着で済ませられそうです。
シャンパンゴールドはカラー診断の先生からのアドバイスでもありました。
パジャマ7アイテム
パジャマは上下バラして枚数をカウントしています。たまたまですが、オール、ユニクロです。
右のアイボリーの水玉は、完全に普通のパジャマですが、パジャマという存在自体、私のライフスタイルには不用だとわかりました。
ですが、この1点(上下2アイテム)を残したのは、髪を染めるときに使おうと思ったからです。ですから、それ以外のものが実際のパジャマです。
ボトムスは2〜3日に一度しか洗濯をしないので、2本で十分。でも、真夏の猛暑用にユニクロのリラコみたいなのが2枚あっても良いかな? と思っています。
トップスは半袖2枚、長袖1枚ですが、それぞれ1枚ずつ増やしても良いかなと思っていますが、今のところとりあえず回っています。
パジャマまで似合う色にするということは、かなり重要です。なぜなら、かなり長い間着ますし、夫が目にする機会が最も多いのがパジャマだからです。
このことは、家族の人間関係を向上させるのに役立ちます。家族関係に問題がある方、パジャマや部屋着だけでも全部似合う色にとりかえてみては?
外出着は高価なものもあったりと、ちょっとハードルは高いですが、パジャマや部屋着なら安くても十分なものが買えますから。
おわりに
以上、私の現在のワードローブを紹介しました。似合わない色「黒やモノトーン」を手放したことで、むしろ枚数が絞られることになりましたので、服の色を見直すのはオススメです。
2019年12月追記
この記事の後、服を2着減らし、夏に10着、冬に16着増やし、手持ちの服はバージョンアップしています。詳しくは、以下の記事に書きました。↓
50代女性ミニマリストの服の数、全77着を公開。(2019年12月)