晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

猫の薬の断捨離(ペットロスにならない為に)。

今日はの薬の断捨離をしたという話を書きます。

先日亡くなった我が家の18歳だった愛猫は、様々な病気を抱えていましたので、猫の遺品として薬もたくさんありました。

今回は猫の薬の断捨離に際して、記録として買いておこうと思います。 

 

獣医さんへ返したもの。

まず、猫の薬関係のもので、獣医さんへ返したものがありました。以下の写真のものです。↓

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亡き猫は、腎不全の初期症状がありましたので、しばらく前からリンゲルの皮下点滴を3日に1度程度、していました。

それから、一時、かなり吐くことがあり、飲み薬の吐き気どめが飲めないときのために、皮下注射としての吐き気どめもありました。

これらの注射器は、医療機器として処分すべき危険物なので、獣医さんのところに持っていきました。

行きがてら、猫が亡くなったことを報告したかったということもありました。「猫ちゃんはよく頑張りましたよ。」という言葉を聞いて、再び涙が出ました。

自宅で処分する薬。

以下の写真は、自宅で処分する薬のグループです。↓

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亡くなった直後の悲しみの勢いで、「薬は猫が嫌いだったから、早く捨てよう。」と撮影し、ゴミ箱に入れました。

でも、何だか心残りがあり、ゴミ箱から拾い出してしばらく持っていました。

確かに病気は良い思い出とは言えないのですが、それでも、猫との生活の一部だったと思うと、「何だったのか?」という記録みたいなものを残したくなったのです。

飼い主としての自己満足ではありますが、以下に猫が飲んでいた薬について、参考までに書きたいと思います。

猫が最期に飲んでいた5種類の薬やサプリ。

以下の薬は、猫が最期に毎日定期的に飲んでいた薬やサプリです↓。

 

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もう少し詳しく書きます。

1. 甲状腺亢進症の薬(メルカゾール)

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この薬は、メルカゾールという甲状腺亢進症の薬です。私が一緒に暮らし始めた3年と少し前には、すでに甲状腺亢進症だった猫です。

メルカゾールは人間と同じ薬です。ただ、体の小さな猫は、1錠は大きすぎるので、半分や4分の1に、ハサミで切ってあげていました。

3〜4ヶ月に一度、血液検査をし、甲状腺の数値によって薬の量を決めていました。

甲状腺亢進症は、メルカゾール投与で完全にコントロールできる病気です。猫には多いそうですが、薬さえきちんとあげれば、怖い病気ではありません。

2. 心臓の薬

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これは心臓の薬です。猫は末期には肥大型心筋症が進行していましたので、強心剤として飲ませていました。

3. 血圧の薬

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それから、このアピナックというは、血圧の薬です。肥大型心筋症で、動悸が激しくなっていたので、血圧もコントロールする必要があったのです。

4. 利尿剤

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上記2つの薬は、どちらも利尿剤です。肥大型心筋症が進行し、胸水や腹水が溜まるようになりました。

腹水がたまり過ぎて薬が追いつかなかった時、獣医さんに注射で抜いてもらいましたが、利尿剤を適宜使って、なるべく尿として余分な水が排泄されるようにしていました。

ですから、猫はとても頻尿でした。でも、使いすぎると脱水症状を起こすので注意が必要です。

一方、腎臓も患っていたので、腎臓のためには水分が必要でした。ですからそのために、生理食塩水(リンゲル)の点滴もしていたのです。

腎臓には水が必要、心臓には水は負担、というジレンマがありました。腎臓と心臓の治療は同時にはできないのですが、何とか頑張っていました。

5. 総合栄養剤(アンチノール)

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これは薬ではなくサプリメントです。

猫は数ヶ月前からとても偏食になりました。食いしん坊で、以前は何でも食べる子だったのですが、栄養バランスの良い総合栄養食を食べなくなってしまいました。

それで、栄養バランスを考えて、食べ物は好きなものを食べさせ、代わりに栄養剤を与えるようにしたのです。

その他の薬。

上記までが最期に定期的に与えていた薬でしたが、それ以外にも薬があったので書いておきます。

6. 吐き気どめ

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吐き気がひどい時の飲み薬です。神経に作用する薬です。

7. 胃腸薬(ガスター)

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人間と同じ薬ですが、猫には小さく切って飲ませていました。胃腸薬ですが、吐き気どめみたいなものです。

吐き気が胃腸の不調で起こっているだけなら、まずこれを飲ませれば効いたのです。

8. セミントラ

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これは、腎臓をケアするための薬で、付属のシリンジで飲ませる液体の薬です。血圧をコントロールします。

2年間ほど飲ませていましたが、最期になって心臓の血圧の薬を飲ませるようになってから不要になりました。

シリンジは、最後に水を飲ませるのに使い、悲しみの中、勢い余って捨ててしまい、写真には写っていません。

9. ペットチニック

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これは薬ではなくサプリメントです。偏食がますますひどくなり、食も細くなったので、栄養剤としてたまに与えました。

10. アルコールの脱脂綿

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猫に点滴を注射する前に皮膚を消毒する、アルコールを染み込ませた脱脂綿です。余分にもらっていたので、残ってしまいました。

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おわりに

今日は、猫の薬の断捨離と、薬が一体何だったのかということについて記録記事を書きました。

猫は甲状腺、腎臓、心臓に病気を持っていました。

でも、薬のおかげで、病気ながらも3月上旬まではタワーにも上っていましたし、長期間、元気に過ごすことができたのだと思っています。

猫は、薬のおかげで病気の症状の多くをコントロールできていました。全く苦しまなかったとは言えませんが、末期の苦しみは軽減されたのではないかと思います。

また、こうして薬を見てみると、「飼い主として出来るだけのことはしたのだ。」と思えました。

飼い主として出来るだけのことをするというのは、ペットロスにならない秘訣の1つだと思っています。