大人の塗り絵というのが、何年も前から流行っていて、素敵な本がたくさん出ていました。
特に私が心ひかれたのは「マンダラ」の塗り絵でした。本屋の店頭で見かけては手にとっていたものの、買うことはありませんでした。
でも、先日、私はついに「マンダラ」の塗り絵の本を購入し、塗り絵をやった結果、あるものを手放すことができました。
私が手放したあるものとは、一体何でしょうか?
大人になって塗り絵をした結果、手放したもの。
私が塗り絵をやった結果、手放したものというのは、「塗り絵へのダメ出し」です。
実は、私は子供の頃、「絵が下手になる」という理由で母から塗り絵を禁止されていました。
母はルールを作って縛るという面があり、私は母の作ったルールを心の中で内面化し、自分の中に様々なルールを作って自分で自分を禁止していました。
インナーチャイルド瞑想やワークを通じて、そんな母からの影響で作っていた自分の中の禁止事項に気づき、最近いろいろと手放しました。
最近手放したいろいろなものについては、以下の記事でも書きました。↓
手放すことと断つことの違いとは? 「物へのダメ出し」を手放したことで得た気づき。 - 晴れやかブログ
上記の記事では、飲食物をはじめ、様々なものへの「ダメ出し」を手放したということについて書きました。
「塗り絵の禁止」も私が「ダメ出し」をしていたものの1つでした。
ダメ出しを手放したから塗り絵ができたのか、塗り絵をやった結果ダメ出しを手放せたのか、「卵が先かニワトリが先か」、よくわかりませんが、とにかく「塗り絵への奇妙なダメ出し」を手放すことができました。
「塗り絵」自体は良くも悪くもない。
「塗り絵 効果」というキーワードでネット検索をしてみると、自律神経をととのえたりストレスを解消できるとか、様々な効果があることがわかります。
また逆に「塗り絵 害」で検索すると、それなりの害はあるようです。子供にとっては「自発的に絵が描けなくなる」というようなことです。
まあ、私の母はそういう面を強調して禁止ルールを作ったのだと思います。
結局のところ、物事はすべて、それ自体が良いとか悪いとかはなく、「時と場合に応じて良くも悪くも転ぶ」というニュートラルなものだという考えが私は好きです。
「塗り絵」も同様で、確かに自発的に絵が描けなくなるという一面もあるかも知れませんが、特別に絵が上手くなる必要がない人にとってはどうでもいい話です。
それよりも自律神経をととのえる効果があるというなら、その方が良いわけです。
それで、私にとっては、とにかく「ダメ出しを手放す」という大きな意味がありました。
私の「大人の塗り絵」をご紹介。
最後に、参考までに、私がやった「大人の塗り絵」をご紹介しますね。
購入したのは以下の本です。↓
アマゾンで購入しましたが、以前、書店の店頭で見かけて、「つい手にとってしまう」という一番の憧れはこの本でした。
アマゾンリンクはこちらです。→★
この本はわりと大きめで、コピーをとって塗りましたが、A4ではおさまらず、B4サイズが必要です。
色を塗るのにはサインペンを使いました。以下がそのサインペンです。↓
どんな画材で塗っても良いと思いますが、サインペンは、色が簡単にハッキリ出る上、細かいところまで塗れるのでおすすめです。
出来上がった塗り絵は、以下のように部屋に飾りました。↓
壁に穴をあけてはいけないことになっているので、床から天井までのつっぱりパーテーションを設置し、絵などを飾ろうと思っています。
マンダラ塗り絵はその第一号です。
額縁はダイソーで200円の、A3サイズのものを買いました。
塗り絵は、塗るという作業自体にストレス解消の効果があるのかも知れませんが、私は、飾って眺めて初めてその効果を感じました。
塗り絵は一枚しかやっていませんが、とても満足しました。
とても満足したので、最初で最後の塗り絵になるかも知れません。
眺めていると、何となく、マンダラを通して、すがすがしいものやインスピレーションのようなものが、部屋に流れ込んでくるような気がします。
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は、大人の塗り絵をやった結果について書きました。この作業を通じて、私は「塗り絵へのダメ出し」という母由来の奇妙な価値観を手放すことができました。
塗り絵にハマるということはないかも知れませんが、奇妙な価値観を手放したことで、また1つ私の人生にさわやかな空気が流れ込んできたのです。
塗り絵を通じて、心の断捨離ができたことが、最も良かったことです。