夫を断捨離、つまり離婚ですが、今回は、この決断ポイントについて書きます。
「私が汚部屋から脱出するまで」のシリーズ第11弾です。
私の人生最初の断捨離を振り返って書いています。2002年、18年前の35歳の時で、バツイチの私にとっての最初の結婚生活の最中(末期)でした。
「元夫が急に家に帰ってこなくなる。」という不測の事態に対応するために始めた断捨離で、断捨離が効を奏して、ついに元夫が家に帰ってくるようになりました。
ですが、せっかく帰ってきてくれましたが、私は結果として離婚を選択しました。ちょっとえげつない言い方なんですが、「夫の捨て基準」みたいなものを書きます。
「服の捨て基準」と言う言葉がありますね。モノではなくヒトなので、この言い方が適切かどうかはわかりませんが、ちょっとえげつなく「夫の捨て基準」と言っちゃいますね。
「夫の捨て基準」、その離婚の決断ポイントとは?
「夫の捨て基準」、離婚の決断ポイントとは、ズバリ! 「許せるか許せないか?」です。
相手を許せるならば、離婚しない。
相手が許せないならば、離婚する。
というのが、最も重要な焦点となるのではないかと思います。
夫をモノに見立てるとわかりやすいのですが、見るとネガティブな気持ちになるモノは処分した方がいいです。
毎日家で顔を合わせる夫、顔を見るたびに「許せない! ムカつく! 一生恨みたおしてやる!」などと思っているなら、処分した方が良いネガティブな気持ちにさせるモノと同じことだからです。
様々な問題があったとしても「許そう! 過去のことは水に流して、新たな気持ちで一緒に楽しくやって行くのだ。」などと思えるなら、離婚しないでやっていけると思います。
またまた夫をモノに見立ててしまい、ちょっとアレなのですが、許して明るい未来をイメージできるなら、自分に必要かつポジティブな気持ちを与えてくれるモノとなります。
私は、自分には許すのは無理だと思いました。それで別れる決断をしたのです。
離婚が良い悪いとかにハマっちゃうと、このポイントが見えなくなり、「我慢して許せない相手とのイライラする人生」というのを選択してしまうかも知れないからです。
許せないなら別れる、許せるなら別れない、というのが楽しく生きて行くための正しい選択だと思います。
背中を押してくれるエネルギーと離婚後のポジティブイメージ。
とはいうものの、実際に別れるとなると、それとは別の問題があると思います。別れて楽しく人生を生きて行かれるかということです。
楽しく人生を生きていくためには、相応のエネルギーが必要です。
楽しく人生を生きていくためには、ある程度のお金がまず必要になってきます。
それと、私は「孤独になるのが怖い」という心の問題を持っていました。
殆どの人は多かれ少なかれ、孤独は嫌なのではないかと思いますが、毒親育ちの私にとっては、特に孤独は耐えられないほどツライものです。
ですが、私は、新しい仕事が決まり、また新たな出会いがあり、お金と孤独感を補ってくれるような、背中を押してくれるエネルギーをすでに手にしていました。
このことは、断捨離の効果に関する以下の記事で書きました。↓
人生初の断捨離の効果。空いたスペースに入ってきた3つのものとは?(私が汚部屋から脱出するまで7) - 晴れやかブログ
孤独感を補ってくれるのは、人それぞれ、色々ですね。必ずしも新しい異性とは限りません。子供がいる人や、実家の家族や友達が心のささえになる人もいるでしょう。
または、もう疲れたから一人でいたい、自分を癒したいというなら、自分が頼りになるので、一人だからといって必ずしも孤独とは限りません。
離婚した後のイメージが、結婚を続けた場合のイメージよりも良いものであれば、離婚の決断は可能になってくるのです。
応援に感謝してます♡
おわりに
今回は、「夫を断捨離。離婚の決断のポイントとは?」というタイトルで書きました。
離婚というと、一見ネガティブなイメージです。でも、物事は、本来はそれ自体、良くも悪くもありません。
人は「ツライ」「許せない」「苦しい」などネガティブなものは遠ざけたくなり、「楽しい」とか「幸せ」とかポジティブな方向にひきつけられるものです。
別れた後のポジティブイメージが勝ったとき、「夫を断捨離」しようという決断に至るのだと思います。
汚部屋脱出の準備と、初めての汚部屋脱出。(私が汚部屋から脱出するまで12)
次はいよいよ、「脱出!」です!