私は「似合う色の服がわからない!」という悩みを解決するために、パーソナルカラー診断を受けてきました。今回から数回に分けて、その体験談を書きます。
診断士の先生は『服の色で、損する人、飛躍する人』の著者、後藤妙子さんです。この本のレビューは、以前このブログにも書きました。その記事はコチラです↓。
『服の色で、損する人、飛躍する人』というの衝撃の本と出会い、感想を書きます。 - 晴れやかブログ
服の色に関しては、夫から「服の色が変」「暗い」等と言われたのがきっかけで苦しんでいましたが、その悩み解決だけでなく、期待以上の経験を私にもたらしてくれました。
さて、その期待以上の体験とは、どのようなものだったでしょうか?
カラー診断セッションとショッピングエスコートの内容
後藤妙子先生のカラー診断は、コチラのサイトの問い合わせから申し込むことができます。↓
決まった形式のものではなく、その人自身の状況をみて、どんなセッションをしたら良いのか考えてくださいますので、まずは、問い合わせのメールをしてみてください。
それで、私は、「ベースセッション」というカラー診断のコースと、「ショッピングエスコート」という買い物の同行サービスに申し込みました。
料金は「ベースセッション」が32,400円、「ショッピングエスコート」32,400円。両方合わせて64,800円(税込)と、安くはありません。
でも、それだけの価値、というよりも、それ以上の価値を得ることができたと思っています。
また、安いところで納得出来ない診断をしてもらい、似合わない服をたくさん買ってしまうというリスクを考えると、むしろ安上がりだという可能性も高いと思いました。
「ベースセッション」は約4時間かけて、カラー診断だけでなく、私自身の服と心の問題などについても相談し、「どうしたら良いか」ということがわかってきました。
「ショッピングエスコート」では、様々な「似合う色の服」を選んでもらい、試着をし、好きなものをいくつか購入しました。もちろん、購入するお金は別に自分で支払います(念のため)。
似合う色の服がわかるということは、毎日の生活と、今後の人生を明るく自分らしく生きて行くための指針を手にするということです。
そして、手持ちの服とギャップがあればあるほど、「新しい自分を発見する」という、エキサイティングな喜びを発見できます。
先生が選んでくださった服は、「えっ!? こんな色!?」と思うものがいくつもありましたが、試着してみると、不思議と私には似合ったのです。
また、とりわけ「助かった!」と感じたのは、お出かけ用の服だけでなく、ユニクロで、部屋着や「ちょっとそこまで」という普段着や、下着などを選んでいただいたことです。
後藤先生は「下着こそ似合う色を着るべき」とおっしゃいます。というのは、下着は、外出着よりもずっと長い時間身につけているものだからです。
家に帰って
それで、家に帰ってすぐに私は、ユニクロで買った部屋着と下着に着替えてしまいました。ものすごく「気分がアップする」感じがしました!
もし不慣れが原因で違和感を感じるなら、3日間、似合う色の服だけで過ごしてみると良いそうです。私の場合、3日間も必要としませんでしたが。
着ていれば着ているほど、「これこそ自分らしい」と感じ、似合わない色の服など着る気が失せてしまいました。
後日
ショッピングエスコートでは、予算を超えた出費となり、一度に服にかなりの金額を使うことを躊躇しました。それで、選んで頂いた服などの一部を購入しました。
ですが、家に帰ってすべてを着てみて、「やっぱりアレは買っておくべきだった」と思うものをいくつも思い出したため、別の、仕事が休みの日に、もう一度同じお店を一人で回って、気になったものは全部購入してしまいました。
私のカラー診断の結果は「スプリング」でしたが、「スプリング」の色は、季節によっては、なかなか市場に出回りにくい時期もあるとのこと。これもたくさん購入した動機となりました。
その時に、もう一度試着してみましたが、やはりその服を着ると、「私には似合う」「自分が引き立つ」「明るく健康的に見える」「品がある」などと感じました。
このようにして購入したあるスカートを「素敵でしょ?」と言って夫に着て見せると「素敵だ」と言ってくれました。これは私には何よりでした。
このスカートは、私にはもう「宝物」です。
後藤妙子先生のこと
次に、後藤先生のことを書きます。実は、本やサイトやブログの、何となく「クラス感を感じる印象」から「大先生」だと思って、私はかなり緊張して訪ねました。
後藤先生の本のレビューはこちらです。↓
『服の色で、損する人、飛躍する人』というの衝撃の本と出会い、感想を書きます。
ところが、先生は、明るい笑顔で迎えてくださり、その上、チャキチャキの江戸っ子という元気一杯の方で、機関銃のように喋りまくります。
カラー診断のセッションから、昼食もご一緒させていただき、その後のお買い物までの8時間一緒に過ごしましたが、良いことも悪いこともストレートに話してくださり、このことにとても助けられ、とても楽しく有意義な一日となりました。
私のカラー診断結果
私に似合う色は、以下のようになりました。
私に一番似合う100点の色は、一番左側の列の8色で、
- ライトウォームアクア
- ピーチ
- アプリコット
- ライトクリアゴールド
- ミディアムゴールデンブラウン
- ライトウォームベージュ
- パフ
- アイボリー
です。そして2列目が90点の色、3列目が80点、4列目が70点の色だそうです。
4タイプに分けるパーソナルカラー診断の中ではイエローベースの「スプリング」ですが、あらゆる人間の肌を、たった4つだけのタイプに分けて終わり…というのはかなり乱暴な話です。
そこで、さらに細かく見ていく必要があります。同じ「スプリング」のカラーグループの中でも、合う色とそうでもない色が出てくるのです。
後藤先生は、ドレープと呼ばれる、さまざまな色の布を私の胸のあたりに当てて、「顔映り」を確認し、上の写真のように、細かく似合う色を導き出してくださいました。
また、「多少オータム寄りの色も着られる」とのアドバイスもいただきました。
そして、後で、バッグに入れて持ち歩けるような、小さな色見本を作って送ってくださるとのこと。とても楽しみです。
パーソナルカラー診断とは?
ところで、最後になりましたが、パーソナルカラー診断とは一体なんでしょうか?
ファッションに興味のある女性の間では、すでに当たり前になっているようなカラー診断ですが、ご存知ない方のために、私なりに簡単にご説明します。
カラー診断の主な目的は、「似合う服の色を知る」ということです。
そして、まず、その人が持っている肌の色素などに基づいて、「イエローベース」と「ブルーベース」というカラーグループに分けられます。
人種や性別に関係なく、あらゆる肌の色は、「イエローベース」か「ブルーベース」に分けられるそうです。
「イエローベース」と「ブルーベース」の違いは、「黄色味が似合うか」「青味が似合うか」の違いです。
これは単純に「黄色が似合う」「青が似合う」ということではありません。
例えば同じ「黄色」でも「バナナの黄色のような暖かい黄色が似合うのがイエローベース」、「レモンのような、青みがかった黄色が似合うのがブルーベース」というような、微妙な違いです。
ですから、色について勉強したことのない人にとっては、わかりにくい違いだと思います。そこで、診断士という専門家が必要になってきます。
そしてさらに、肌の質感が柔らかいか硬いか等によって、「イエローベース」を2分して「スプリング」と「オータム」に分けます。
「ブルーベース」の方は「サマー」と「ウィンター」に分けます。
それで、結果として「スプリング」「オータム」「サマー」「ウィンター」という4つの肌色タイプが導き出されます。
これは、生まれ持った肌の色や質感によるものなので、一生変わらないもので、便宜上、四季の名前がついていますが、実際の季節感とは無関係だそうです。
そして、この4つの肌タイプは、それぞれ4つのカラーグループがあり、自分の肌タイプが属しているカラーグループの色の服を着れば、「似合う色の服」ということになります。
私は、これを使って、「服の色が変」という、夫からの苦情に対処しようと考えたわけです。
この続きはまた次回に書きます。