晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

憧れのシンプルライフを夢見て、ウッカリ買いそうになった部屋(私のセカンドハウス9)。

セカンドハウスとして中古マンション購入検討したシリーズの9回目です。

今日は、「憧れのシンプルライフを夢見て、ウッカリ買いそうになった部屋」というタイトルで書きます。

500万円以下で購入を考えていたのに、部屋が気に入りすぎて、お金のことを考える前に「手をつけてしまおう」と思ったのです

 

憧れのシンプルライフを夢見て、ウッカリ買いそうになった部屋。

中古マンションを500万円以下で購入しようと思ったのに、リノベーション済みの990万円の物件を見て、すっかり気に入り欲しくなったのです。

元和室の3DKが跡形もなく、天井から壁から床まですべて白が基調の洋室に様変わりしていました。

床のフローリングは白っぽい無垢材で、味わいもありました。

部屋の美しさにホレてしまい、完全に予算オーバーなのに「ここにしたい!」と私は言い、夫も、私が気に入ったのなら、と言ってくれたので、不動産屋のカウンターに向かいました。

それで、購入の費用などをざっと計算してもらいました。

登記の費用や保険、ローンの手数料などを含めて、1100万円ほどになっていました。

このとき、まだ私たちは、お金のことをあまりきっちり考えていませんでした。

ここで申込みを決意すると、契約という流れになっていきます。

予定外のことだったし、資金繰りもついてないので、申込み書を書くだけ書いて「ちょっと考えたいから、売主に話すのは待って欲しい」ということにしました。

不動産屋の休日もはさみ、3日だけ待ってもらうことにしました。

シンプルライフな部屋に住む妄想。

私はこのようなことになり、自分もナンダカンダと言って、雑誌に出てくるようなキレイなシンプルライフなイメージに強い憧れがあるのを感じました。

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写真はただのイメージです

家に帰って、床の無垢材のお手入れ方法をネットで調べたりしました。

広いリビングには、憧れの、ナチュラルな感じのダイニングセットも置けそうだなんて思いました。

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写真はイメージです。テーブルと椅子は白ではなくナチュラルがいいですが。

この部屋は、我が家から徒歩20分くらい、自転車だと10分かからないくらいです。

夜遅くなったり台風の日など、夫が迎えにきてくれると言ってくれたので、1部屋は夫がテレビを見ながら待っていられる部屋にしようなんて話したりして、夢をふくらませていました。

そして資金繰り

それからもちろん、お金があるのかどうかもう一度ちゃんと考えました。

夫が自分の結婚前の貯金から「これだけ出してあげられる」と金額を呈示してくれました。

それと再婚してから二人でためた貯金。

それから私が結婚前にから持っていた貯金…。

合わせてみると、50万円ほど足りないことがわかりました。

それ以上となると、個人年金やら何やら、切り崩さなければならなくなります。

夫に「もうちょっとお願い」という手もありましたが、夫のお金は夫がリタイヤした後の生活費にもなるので、あまり無理はできません。

(何か、こんなこと書いてると、我が家の資金力がバレバレですね。)

50万円はとりあえずカードで借りて支払い、購入した部屋を担保に公的な金利の安い借金の審査を通し、審査に通ったら払えば何とかなるだろうと考え、夫と話をしました。

少し無理はありましたが、夫は「そらちゃんが気に入って、覚悟があれば良いよ」と言いました。

 

寝て冷めてテンションが下がる

何か大きな決断をするとき、次の日の朝、急にテンションが下がることがあります。

次の日の朝、ベッドの中で目覚めたときは既に、お金のことの重圧で胃が痛くなっていました。

いくら部屋が気に入ったとはいえ、やはりお金に関して無理があったのです。

1000万円ほどの買い物で、50万円の借金は、一見微々たるものかも知れません。でも、50万円でも、借金を返すのは本当にとても大変なことです。

美しい部屋が手に入っても、大量の現金がなくなります。

憧れのシンプルライフスタイルの部屋で過ごしながら、アタマの中はお金の悩みばかりかも知れません。

生活の余裕というものを失うのです。

私は、心が躍るような部屋で上がったテンションが下がってから、上記のように考え、夫に

「やっぱり買うのやめる。」と言いました。夫は

「良い決断だと思うよ。それに、あの部屋は、仕事場にするにはちょっと贅沢すぎるんじゃないかと思う。」とも言いました。

確かにその通り。私は仕事どうこうより、シンプルライフな部屋の床の手入れや、ダイニングセットを購入したいことばかり考えていたからです。

でもまあ「自分の欲求が何か」という自分自身の本音に出会えた面もあるので、それはそれで良しとしましょう。

改めて資金繰り:上限を決め直す。

ところで、そして夫と二人で、余裕を失わない程度の最大限の資金について、もう一度上限を決め直しました。

例え借金をしなくても、向こう1年、少なくとも半年の生活費は残しておかなければ余裕がなくなるということで、その時点での上限を800万円にしました。

上限は、今後貯金がもっと増えてくれば変わってくる可能性もあります。

また逆にフリーランスである私の収入によっては、下がることも考えられます。

でも、現時点での上限をまずは設定しました。

そして、値下げをしてもらえるなら買おうということになりました。

不動産屋へ話す。

3日後、不動産会社から電話がかかってきました。

「どうですか?」ということです。

不動産会社とのやりとりは、私はいつも夫にお願いしています。

それで、夫は、どうしても800万円以上は出せないので、と話しました。

すると不動産会社の担当者は、まずは売主に交渉してみるということになりました。

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おわりに

その数日後、不動産会社から電話があり、交渉は成立しませんでした。これで私の憧れのシンプルライフな部屋への夢は、現時点では、なくなりました。

(でも「自分の欲求は正しい」と思っているので、いつかどこかで実現したいものだと心に留めておきます。)

ただ、同じ日に見た、別のもっと小さなリノベーション物件なら値段を下げられるかも知れないからと、逆に提案がありました。

それで、もう1つの物件を検討することになり、まずは「いくら値下げになるか」確認してもらうことになりました。

この続きはまた別の記事で書きます。