晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

失敗してもいい(自分で自分の親になる方法8)。

今日は「失敗してもいい」というタイトルで、自分の失敗を肯定することが大人になるのには大事なんだ、ということについて書きます。

「失敗は悪いこと」という古い間違ったルールをやめて、「失敗してもいい」という新しいルールをインナーチャイルドに教えていくことで大人になっていかれます。

「自分で自分の親になる方法」シリーズ記事の8回目です。

「失敗してもいい」という新しいルールをインナーチャイルドに教えるのが、自分で自分の親になるための8つ目の方法です。

それでは、「失敗してもいい」というルールについて書きますね。

 

ルール8:失敗してもいい

この記事は、ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』から、ヒントを得て書いています。

このルールは読んだまま、難しくありませんが、上記の本から引用します。

失敗してもいい。失敗は教師である。失敗は学ぶことを手助けしてくれる。

「失敗は悪いこと」と思い込んでしまう原因。

インナーチャイルドが「失敗は悪いこと」と思い込んでしまう原因を簡単に書きます。

例えば親が「大学に行け」とか「結婚するならこんな男にしろ」とか、「あれはダメ」「これはするな」など、子供の行動をやたら制限し、レールを敷いたりします。

このようなことで子供は「失敗は悪いこと」と思い込み、失敗を恐れるようになります。

私なりに補足事項を書きます。「大学に行って欲しい」という親の希望を言うこと自体が必ずしも悪いわけではないと思います。

ただ、「大学進学以外NG」となると話は別です。

高卒NGとか専門学校はNGとか短大NG、「4年制の大学に行かないならお金出さない」と脅したりとかです。

私の親はこんなかんじでしたが、進路のような比較的大きなことから日常的な細かいことまで親の勝手なルールでがんじがらめにし、何か失敗すると怒られたりすると「失敗は悪いこと」「失敗は怖いこと」と思い込むようになります。

「失敗は悪いこと」だと思い込んでいるとどうなる?

「失敗は悪いこと」だと思い込んでいるとどうなるかと言いますと、自発的な行動をしなくなったり、新しいことにチャレンジしなくなるという弊害があります。

ほんの小さな行動でさえ、「やめた方が無難」と思ってやめてしまったりします。

小さな断捨離でさえできない。

 

小さな断捨離でさえ難しくなります。

自分の不用品をなかなか捨てられなかったりします。「これを捨てたら困るんじゃないか?」という恐れです。

また逆に、「買って試したいけど、失敗が怖くて買えない」ということもあります。

失敗が怖くて「捨てられない」「買えない」だと、断捨離や汚部屋改善でさえ難しくなります。

言いたいことを言わなくなる。

特に人間関係の面で、言いたいことを言わなくなります。

例えば、私は「前妻さんの洗濯ネットを捨てたい」と思って、一応夫のものですから、夫に話そうと思っても、なかなか言い出すことができませんでした。

「夫に拒絶されたらどうしよう。」と恐れたためです。

拒絶という失敗を恐れたんです。

こんな小さなことなのに、夫に言い出すのに3年もかかったのです。

相手の反応を恐れて「好き」と伝えられないということもあります。

悪いことも言わないかも知れないけど良いことも言わない、無口で何も言わなくなったりします。

「失敗してもいい」と思えると…

失敗してもいいと思えると、途端に行動的になれます。

なかなか心の癖がとれなくても、その都度、インナーチャイルドに「失敗してもいいんだよ」と言い聞かせていくことで、様々な言動がラクになっていきます。

断捨離やブログは良いトレーニングになるな、と最近思っています。

「後で困ったらどうしよう」といういうものは「困ったら困ったでOK」として捨てることができます。

「こんなことを言ったら(書いたら)人にどう思われるか怖い」という失敗への恐れはやめて、「嫌われたり何か言われてもOK」とすれば、自分の思ったことを言ったり書くことができます。

失敗からは何かを学んで終わらせる

それで、いくつかのことは成功し、いくつかのことは失敗するだろうと思います。

そして、失敗からは何かを学んで終わらせれば良いだけなのだとインナーチャイルドに教えます。

インナーチャイルドはくよくよ悩むからいつも「学んだから終わりにしていいよ。」と言ってあげる必要があります。

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「何かを学ぶ」といっても、大したことではないです。

「これは失敗だったんだ」ということが大きな学びで、それだけでもいいんです。

過去のあれもこれも「失敗だった」と私のインナーチャイルドはよくくよくよします。

でも、「失敗だったとわかったこと」が学びなんです。

くよくよが始まったら「失敗は(しても)いいことなんだよ」とこの新しいルールを思い出して自分で自分に言ってあげるのです。

 

自分で自分の親になる方法シリーズについて。

このシリーズは、ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』という本からヒントを得て書いています。

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アマゾンで買えます。→

この本の280ページに「インナーチャイルドに新しい許可を与える」という章があります。

ここに「養育的なしつけ」として、10個の新しいルールが載っています。

この10個の新しいルールこそ、毒親から離れたあと、自分で自分の親になるのに有益なルールです。

自分で自分の親になるというのは、精神的に自立するということです。

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おわりに

今日は、「失敗してもいい」というタイトルで、自分で自分の親になるための8つ目の方法を書きました。

「失敗が悪いこと」だと思っているといつまでもくよくよします。

「失敗はいいこと」とすれば、くよくよしなくなります。

「失敗してもいい」となると、新しいチャレンジ、未知の行動をすることが、少しずつ楽しめるようになっていきます。

「失敗してもいい」は、安心して行動できるまで、何度でもインナーチャイルドに言ってきかせる必要があるんです。