晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

捨てられない書類はファイルしてみるという、逆発想な断捨離法(書類整理のヒント3)。

捨てられない書類がありますか? 私は、たくさんあります。

そんな時は、いったん「捨てる」ということをやめて、思う存分ファイルしてみることにしています。

実はこの方法は、こんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』からヒントを得ています。こんまりさんは一体どんなことを書いていたのでしょうか?

 

こんまりさんの『人生がときめく片付けの魔法』から得たヒント。

こんまりさんと言えば、契約書以外の書類は「全部捨ててOK」というのが有名ですが、私が注目したのは、書類の片付けではなく、本の片付けの部分でした。

それは、「殿堂入りの本は迷わず手元に残す」という章に書かれていた、「本のカサ減らし片付け法」というものです。

殿堂入りの本までいかない、部分的にときめく本、最初はお気に入りのヵ所をノートに書き写していたそうです。

でもこれが時間がかかったので、次は、気に入った部分をコピーして、コピーした紙をノートに貼ったそうです。

でも、これがまた億劫。結局、気に入ったページを破り、ファイルする、というところに落ち着いたそうです。

こんまりさんは、この方法で、40冊の本を処分して満足したそうですが、それから二年後、ファイルしたものを一度も見ていないことに気づいたそうです。

私がやっていたことは単なる気休めにすぎなかったのです。

と、こんまりさんは語っています。ファイルは処分されたのかどうかは書かれていませんが、きっと不用だと気づいて処分されたんでしょう。

この「本のカサ減らし片付け法」の結論は、本はタイミングが命、ストックし過ぎない方が良いということですが、私は、別のことを考えつきました。

それは、「本のカサ減らし片付け法」を応用して、気になっている書類は全部まず、ファイリングしてみようと思ったのです。

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ファイリングは単なる気休めではない。

こんまりさんは、ファイリングは単なる気休めだと書いていますが、そうでしょうか?

二年後、そのファイルも不用だったと気づいたわけですが、ファイルが無駄だったのではなく、ファイリングしたからこそ、不用だったと納得して手放せたのではないかと思います。

ファイルは断捨離前の必要なプロセス。

ファイルするということは、単なる整理整頓ではありません。そのときに、1つ1つの書類と向き合うはずなのです。

ファイルした結果、満足して、「やっぱりいらないな」と気づくこともあるでしょう。でも、やっぱり必要だと気づくこともあるでしょう。

ファイルは、断捨離前の必要なプロセスだとも言えます。「やっぱりいらない」と自分で結論を出す為に必要だったのです。

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おわりに

私は今、たくさんの「大事だからとっておこう」と思っている書類と、「迷っている」書類を含めて整理整頓中です。

長い間保留にしていた書類のカオスを、まずは多少時間がかかっても、ただ捨てる前に、自分なりにファイルしてみようと思って取り組むことにしました。

断捨離は、ただ捨てるだけが脳ではありません。自分にとって必要なら、ものと向き合う手間と時間を自分に与えるべきです。

全捨てが単なる思考停止だという場合もあるのです。