壁に穴も開けないで、テープも貼ったりしないで掲示物を飾る工夫。
マンションやアパートの壁に、メモやカレンダー、絵などを飾りたいなーというときがあります。
でも、壁紙を傷つけたくないということも多いですよね? そんなときにおすすめな、「スチレンボード」というものを使った方法について書きます。
壁の様子、ビフォーアフター。
まず、工夫した部分のビフォーアフターの写真をご紹介します。↓
ちょっとわかりにくいので、どこをどうしたのか、もう少し詳しくご説明します。以下の写真の赤枠部分をご覧ください。↓
このコーナー部分にスチレンボードというのを置いたのです。
元の壁と比べると白いので、多少の違和感はあります。↓
スチレンボードとは?
ところで、スチレンボードというのは一体なんなのかということをお話しします。
スチレンボードというのは、密度の高い発泡スチロールの板で、ポスターの掲示に使ったりする、大きいけど軽いのが特徴です。
板の片面に糊がついている「ハレパネ」という商品は有名ですが、糊がついてないタイプや、発泡スチロールが裸のママのもの、上質紙などでコーティングされているものなど、用途に応じて様々なものが選べます。
厚さも、1mmのような薄いものもありますし、私が今回購入した7mmの厚さのものもあります。
サイズも大きいのから小さいのまであります。
通販で買えます。私は今回、以下の「パネルデポ」というショップで買いました。↓
アマゾンペイなどもできるので、お支払いも便利です。
私は、サイズ900mm×1800mm、厚さ7mmの、たたみ一畳ほどもある、大きなもので、白い上質紙が両面に貼ってあるものを買いました。
お値段は3000円ちょっとで、アマゾンペイで買いました。
大きな状態のママのパネルを撮影するのを忘れてしまいましたが、上記の写真の白いのがパネルの切れ端で、元々は上記の写真のダンボールと同じサイズでした。
以下の写真は素材のアップです。↓
発泡スチロールなので、大きくても軽く、カッターなどで切りやすいのでおすすめです。
板はとても軽いので、好きなサイズにカットして、私の場合、以下のように、デスク脇に立てかけ、棚で押さえているだけです。↓
ただ、ボードが余ったので、コーナーの別の面にもボードを使うことができました。右側のボードは床からです。
ここからはちょっと難しいかも知れませんが、左と右のボードは、両面テープで固定して、キレイなコーナーに夫がしてくれました。
実はコーナーだけでなく、今回のカットしたりする工程全て、夫がやってくれました。
私も自分でできなくはないのですが、真っ直ぐ切ったり測ったり、夫の方がずっと上手いからお願いしました。
スチレンボードの欠点。
ちょっとスチレンボードの欠点をお伝えします。最大の欠点は、「反りやすい」ということです。
ですから、壁に垂直立てかけても、なかなかピッタリにはなりません。
ただ、私は、ある程度風通しができて、カビなどになりにくいだろうと思っていますし、上質紙を貼ったものを購入すれば、湿気も上質紙が吸ってくれるだろうと思っています。
反りやすいので、「それなりにアバウトなもの」として欠点を受け入れて使う必要はあります。
ただ、フレームなどをつければ「反りやすい」という欠点を補えるのではないかと思います。
また、棚などで押さえれば、手軽に、ある程度は垂直にすることはできます。
壁ではなく、スチレンボードに!
それでも、壁に直接画鋲を刺して、穴を開けてしまうということはしなくても良くなります。
釘は無理ですが、画鋲で紙を止めるのなら、スチレンボードなら直接刺せます。セロテープなどでメモを貼っても、傷むのはスチレンボードだけです。
これはとても気楽に使えるのではないでしょうか?
コルクボードのようなつもりで使えば良いと思います。でも、白っぽい壁なら、コルクボードよりも壁に対して目立ちませんので、個人的にはスチレンボード押しです。
これで気楽に画鋲とテープは使えます。
画鋲の針をカット。
ところで、普通の画鋲の針は、約10mm、スチレンボード7mmなので、このままだと貫通して壁を傷つける恐れがあります。
それで以下のように、画鋲の針を3mmほどカットしました。↓
上が針をカットした画鋲、下がカットしてない画鋲です。針はペンチで簡単に切れます。
スチレンボードにメモをとめてみました。↓
針はカットすると先端が太くなりますので、普通の壁には逆に使えなくなりますが、スチレンボードは発泡スチロールなのでとても柔らかいです。
ですから、カットした針でも簡単に刺すことができ、とても便利です。
セロテープが好きなら。
画鋲よりもセロテープなどがお好きなら、上質紙などが貼られてない、裸のままのスチレンボードが、貼ったりはがしたりしやくて便利なのではないかと思います。
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は、壁に穴も開けないで、テープも貼ったりしないで掲示物を飾る工夫について書きました。
「キレイに剥がせるテープ」とか、世の中には色々なものがありますが、結局跡が残ったり、どれも満足できません。
スチレンボードを使えば、普通の画鋲や普通のセロテープでも十分だというのも嬉しいところです。