ここ最近、目立って気になっていた洋服は、全部断捨離しました。この段階になると気になるのが、迷っている洋服です。
迷ったら捨てないのが自分の方針です。そこで、「とりあえず片っ端から着てみよう」と思い、着てみた結果は?
とりあえず血祭りに上がった1着は捨てることに
まず着てみたのがこちらの、オフホワイトのカットソーです。
レースとジャージーが二重になっていて、カーディガンのインナーとして、白でも華があり、気に入っていました。
でも、これ、実は、購入した時から問題がありました。
それは、サイズが少し小さいということです。本当はLサイズが良いな、と思ったのですが、バーゲンで50%オフ(4000円が2000円)になっていて、Mサイズしかなかったので買いました。
そして、着れるには着れるのです。ピッタリサイズで、着てしまえばいいのですが、着脱に苦痛がありました。
「これ、今日着るの苦しいな」「でも、頑張って着てしまおう」と朝、葛藤もありました。
また、夜は夜で、「脱ぐ時苦しい、面倒くさい」などと思って、なかなかパジャマに着替えられなかったりして、寝るのが遅くなり、睡眠不足になるという問題がありました。
困難がありながらも、購入した昨年はよく着ました。
でも、白いインナーを、他に買い足したこともあり、楽に着られる別のものばかり着るようになった結果、今年は出番を失ったのです。
試しに着てみて、自分には似合うと思いました。それで、昼間、着ているうちは「捨てるのはやめようかな」と思っいました。
ですが、やはり、夜になって、疲れている時、このキツイ服を脱ぐのが面倒になってしまい、なかなか寝る準備ができなかったので、処分する決心がつきました。
バーゲンと合わないサイズにはご注意を!!
それにしても、私、サイズの失敗、多すぎな気がします。何度も失敗しているのに、「またか!」という感じです。
イモヅル式に捨てることにした服
それから、似たようなカットソーをもう一着処分することにしました。これは、上述した、先に着たものの処分を決めたら、試しに着る必要はないことに気づきました。
上述したものが、サイズはともかく、気に入ったので、洗い替えのインナーとして、スーパーの衣料品コーナーで購入したものでした(2000円くらい)。
ところが、これは、ほんの数回しか着なかったのです。というのは、白は白でも、真っ白で、それに違和感があったからです。
白と言っても、オフホワイトと純白では、何だか雰囲気がとても違って見えます。私はオフホワイトの方が好きなのです。
「まあ、これしかないからしょうがないな」と思いつつ買いました。
また、もう一つ気になったのが、袖が「七分袖」だということです。
「七分袖」は、そのまま着る分には良いのですが、カーディガンのインナーとして着るとき、袖がずり上がり、直すのにも苦労するので、あまり快適ではありません。
でも、何故か春になると七分袖のインナーばかり出回る時期があります。
それで、「まあ、これしかないからしょうがないな」と思いつつ買いました。
色と袖の長さの違和感は、やはり購入後に直るはずもありません。それで、2、3回着ましたが、ある日、赤いものと一緒に洗ったら、うっすらとピンク色に染まってしまいました。
知らない人が見れば、「そういう色」にしか見えないので、まあいいかな、と思ってとっておいたのですが、結局その後、一度も袖を通さず放置でした。
そして、今年の春、一度も着なかったのです。
購入の際の小さな違和感は無視しないで!
買う前に、小さな違和感を感じて、自覚しているのに買ってしまう…。これも大反省しないと!
まったく、買えば違和感が消えるとでも思っているのかしら? と、自分を叱っておきます。
「まあ、…しょうがない。」という言いぐさも要注意ですね。
試しに着てみて、もう少し迷うことにした服
試しに着てみたら、「おや? 何だかイイ感じじゃないの?」と思って、処分を踏みとどまった服が出てきました。
レーヨンのオフホワイトのブラウスで、生地が薄く、透けますので、着る時は、中に見えても大丈夫なキャミソールを着ます。
このブラウス、実はたったの190円でした。それで、面白がって買ってみたのです。「タカハシ」という、超プチプラのお店で、さらにバーゲンになっていました。
あまり着なかった理由は、インナーとして普段着るのに、ブラウスよりもカットソーやTシャツの方が楽だからです。
それで、私は、あまりブラウスというものを持っていません…というより、ゼロでした。過去に断捨離を繰り返した結果、ブラウスは私のワードローブの中から姿を消したのです。
ですが、再婚してしばらく経って、夫に「服が変」と言われたとき、「女の人なのにブラウスとか持ってないし…」という批判も受けていました。
それで、たまたま見つけたこの190円のブラウスを買ったわけですが、ワードローブに取り入れるための練習台みたいなものでした。
たまに気分を変えて着てみると、この服は意外にも自分に似合っているように感じました。
ただ、さすが190円という安物だけのことはあって、生地が心もとない感じで、ブラウスなのに、本格的なお出かけ用としてはイマ一つです。
それで、迷っていたというわけです。
でも、着ると何だかイイ感じだったので、もう一度着ました。それで、変な話、190円のモトはとれる程度には着ただろうと思い、処分しようかと思いました。
でも、もしかしたら、別の着方もできそうだなんて思い、とりあえず、迷ったまま、クローゼットに戻しました。
いずれそのうち、このブラウスにとって替わる、もっと良いものが出てきたら処分することになるような気がします。
まとめ
迷っている服に決着をつけるため、試しに着てみた結果を書きました。
試しに着てみると、普段のパターンとは違った楽しみを発見することもあれば、ただ単に気分の悪くなる服を着た一日が増えてしまうという結果に終わることもあります。
それで、「これを着たら今日一日の気分が悪くなるだろうなあ」と、着る前から予測できてしまったものは、試しに着ることはやめ、処分を決めました。
迷っている服を着るくらいなら、お気に入りの大好きな服を着て一日を過ごす方がハッピーかも知れません。
「迷ったら捨てる」という言葉もあるくらい。これはあながち乱暴とは言えないと、再認識しました。
ただ、もしも踏ん切りがつかないなら、一度、丸一日着てみてから決めると、「断捨離して後悔」というところには行かないで済みます。
捨てて後悔したくない、ユル断捨離派にはおすすめな方法です。