最近、大物をたくさん処分しました。そのうちの1つに洗濯機があります。うちには2台の洗濯機がありました。そのうちの1台を処分したのです。 2台目として購入した小さなものです。
この洗濯機は、購入してから1年も経っていません。完全に失敗した買い物でした。失敗だと認めるのに時間がかかりましたが、ついに処分できて、本当に良かったと思っています。
今回は、処分した洗濯機の話と、わが家の洗濯事情を書きますね。
処分した洗濯機と処分方法
処分したのは小さな2層式の洗濯機です。
洗濯機の処分方法といえば、捨てるとしたら、家電リサイクル法の対象品目ですが、今回は、夫の知り合いで欲しい人がいたので、貰ってもらいました。
洗濯機を処分した理由
この洗濯機は、マンション設置の洗濯機パンの上ではなく、普段は、何と! わたしの寝室に置いてありました。
使うときは、浴室に持って行って、シャワーで給水しながら使っていました。
でも、最近もう、ほとんど使うことはなくなったのです。使わなくなった理由は、寝室から浴室まで、いちいち運んで設置したりするのが面倒になってしまったからです。
もし、一軒家などで、2台の洗濯機を難なく置けるような環境だったら、使っていたかも知れませんが、洗濯機置き場が一カ所しかないマンション暮らしには無理がありました。
2台目洗濯機を購入した目的。
ところで、そもそもなぜ、2台目洗濯機を購入したのでしょうか?
それは、柔軟剤が好きな夫と、柔軟剤を使いたくないわたしの洗濯物を分けて洗うためでした。
わたしは、以前は、柔軟剤を使っていませんでしたが、夫と再婚して柔軟剤を使うようになってから、脇の下に小さな湿疹ができるようになりました。
わたしはこれを柔軟剤のせいだと思ったのです。実際、柔軟剤をやめてみると湿疹がなおりました。
柔軟剤は、洗濯槽に残るので、次の洗濯にも影響を与えます。完全に柔軟剤を断つには、一旦洗濯槽をクリーニングし、ずっと柔軟剤を使わないでいる必要がありました。
夫にもそのことを伝えましたが、夫は「いい香り」が大好き。それで、2台目洗濯機を購入することにしたのです。
ただ、今思えば、わたしは柔軟剤に対して神経質になりすぎていたかと思います。
柔軟剤がダメな化学物質アレルギーの人などは、微量の成分でも悪影響を受けてしまいます。でも、わたしはそれほどでもなかったと思います。
柔軟剤はシャンプーのあとに使うトリートメントと同じような界面活性剤で、衣類にベッタリとまとわりついてきます。
それがわたしはダメだったのですが、多少の成分が残るくらいでは、あまり影響はなさそうだと今は思っています。
夫のストレス。
わたしは、夫の言葉に甘えていましたが、ふと話をしていて、いい香りがしない服を着ていることが、夫のストレスになっていることがわかりました。
やはり、これは何とかしなければと思いました。
1台の洗濯機で、柔軟剤を入れるのと入れない洗濯をする。
それで、夫の服だけ柔軟剤を入れて、その他のものは入れないで洗うという洗濯方法をすることにしました。
確かに、柔軟剤を入れた次の洗濯は、多少柔軟剤の影響は受けます。でも、それは多少であって、わたしに湿疹ができるほどの影響ではなかったのです。
今年9月に実験的に、柔軟剤を入れるのと入れないのを交互にするという洗濯方法をやってみて、これがお互いに快適なのだということがわかりました。
でも、最初から、2台目洗濯機を買う前に、この実験をするべきでした。昨年買ったばかりのこの新しい洗濯機の買い物は、あきらかに失敗でした。
買う前から失敗だとわかっていたように思います。柔軟剤に神経質になりすぎて、買い物の失敗を自分で認められなかったのです。
でも、やっとわたしは自分の失敗を受け入れました。
失敗した買い物の処分
それで、にわかに洗濯機を処分する気持ちが固まり、夫に「あの洗濯機を買ったのは、わたしの判断ミスで、失敗だった。ゴメンネ。」ということを言いました。
実は夫は最初から、購入に賛成していなかったこともあり、処分することを快く承諾してくれたのです。
新しくてもったいないからということで、夫は知り合いに話し、もらってくれる人を見つけ、車で持っていきました。小さいので自家用車でも十分運べました。
4000個捨てるチャレンジの大きな1個
この洗濯機の処分は、4000個捨てるチャレンジの大きな1個でした。数の面から言えば、たった1個ですが、過去の失敗した買い物の清算ができたような気分の、本当に大きな1個でしたね。
処分できて良かったと思っています。
いらないもの4000個捨てるチャレンジについて
4000個捨てるチャレンジについて簡単にご説明します。
もともと、筆子ジャーナルの筆子さんのマネで、本来は「いらないもの1000個捨てるチャレンジ」と言います。以下は参考記事の1つです。↓
まず1000個を目指して物を捨てていくというものです。わたしは、断捨離のモチベーションアップのために、この企画を使わせていただいています。
物をどのようにカウントするのかというルールに関しては、わたしなりに適当にルールを決めてやっています。
これの4回目に突入し、4000個を目指しているところです。これを「4000個捨てるチャレンジ」と呼んでみました。
ちなみに、3868個まで捨てた記事はコチラです。↓
粗大ゴミは持ち込みで処分するのがおすすめ。意外とこれが一番ラクです!(3868個まで捨てた結果:いらないもの4000個捨てるチャレンジ)。
おわりに
洗濯機を寝室に置くというミスマッチ。それから、その分、部屋が狭くなるという不快感。全捨離では、床面積を広げると運が良くなるとも言われています。
洗濯機が去った寝室は、穏やかな空気が流れはじめたようです。
また、柔軟剤という、わたしに言わせれば、過剰で無駄な化学物質ではありますが、世の中には害になるものは溢れています。
現代は、水や空気でさえも完全に安全だとは言えません。化学物質に対して、あまり神経質にならずに、柔軟な気持ちでつきあいたいものだと思っているところです。