晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

「おそれ」に向き合う本:安藤美冬さんの『新しい世界へ』の感想。

安藤美冬さんの『新しい世界へ』という本の感想を書きます。

とても良かったので、ご紹介したいと思ってブログに書くことにしました。

この本を私なりに一言で説明すると、「おそれ」という感情に向き合う本です。

 

安藤美冬さんの『新しい世界へ』の感想。

ネガティブな感情を扱うための本は、数多くありますが、この本は特に「おそれ」に焦点が当たっていて、その扱い方が書かれています。

私はアマゾンのKindle版を購入しました。以下は、Kindle版の2ページ目のキャプチャです。↓

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キャプチャを2ページ目にしたのは、紙の本の表紙にイメージが近いからです

アマゾンのリンクを貼って起きます。↓

新しい世界へ | 安藤 美冬 |本 | 通販 | Amazon

「こわい」と感じる時って色々ありますが、この本で扱われている「おそれ」は、本のタイトルにもある通り、「何か新しいことをやろうとする時のおそれ」です。

自分にとって何か新しいことをやろうとする時、好奇心とかポジティブな感情もありますが、「おそれ」と感じて、その恐怖心が大きすぎると、「やっぱりやめよう。」となってしまったりします。

でも、それは実はとてももったいないことで、「おそれ」という感情が強ければ強いほど、新しい世界へ早く行けるのだそうです。

「一歩を踏み出したい」でも「こわい」

「一歩を踏み出したい」でも「こわい」

です。

私は、最近よくブログに書いている「服」のことを言えば、真新しい目立つ服を、初めて外へ着て出るときに、こわさを感じたりします。

今は、在宅で仕事をしているので、日常的に他人に会うことはあまりないのですが、会社に勤めていたり、若い時、学校へ行っていたときなどは、何だか恥ずかしくて、せっかく買った服を着るのが憂鬱になることがありました。

この憂鬱は恐怖心なんですね。

新しい服を人前に着て行くぐらいなら、「えい!」と思い切って着て出てしまえば、意外とできてしまい、ホッとします。

「こわかったけど、思い切って新しい服を着て良かった、やってみたら何てことなかった。」ということになります。

 

でも、ブログなどで、自分の思っていることを思い切って、世間とは違った意見かも知れないけど書いてみたい、というような時は、結構大きな恐怖心に囚われます。

それで、「言いたいけど、ネガティブな意見をもらったり、攻撃されたらこわいからやめておこう。」などとなったりして、新しい世界への一歩が踏み出せなかったりします。

このような時に生じる「おそれ」という感情をどのように扱うのか? というメソッドのようなものが、この本には書かれています。

そして、それが何だかとても良いのです。

自分自身に優しい方法だと思います。

「おそれを感じ切ってあげると自然に消えていく。」というやり方です。

「おそれ」が嫌だと、無視したり押し殺したりしていまいがちで、私は、少し前までは、ずっと無視したり押し殺したりしていました。

でも、それだと「おそれ」は消えて行かないで、いつまでも「感じて欲しがって」私たちに語りかけてきます。

新しい世界へなんて、行きたくないという人は必要ないのかも知れませんが、本当は、自分を表現したいという気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか?

少なくとも、私にはあります。

以下に、とても心に残ったこの本の一節を引用します。

大衆に迎合することなく、人に認められなくても良いと振り切って初めて、本当の自由を手にすることができる。

「大衆」というのは、「目の前の相手」だったりすることもあります。

相手と自分の意見が食い違っていると、嫌われまいとして自分の本音を言わずに相手に合わせてしまったりすることがあります。

でもそれだと、いつまでも新しい世界へ入って行けません。

こわかったけど、思い切って思いを伝えてみたら、実は信頼関係が深まった…という体験を最近しました。

それは私にとって、新しい世界の一つでありました。

こわいことほど、人生にブレイクスルーを起こす。

というのは、この本の帯のキャッチコピーです。

「おそれ」を大切に感じて手放しつつ、本当の自由を生きたいものです。

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おわりに

安藤美冬さんの『新しい世界へ』の感想を書きました。

私には、こわいことが沢山ありますが、少しずつこわさに向き合いつつ、自分の本当に行きたい方向を、見失わないようにしたいと思っているところです。