色が同じだけどデザイン違いで買った服について書きます。私の手持ちの服を紹介するシリーズ6回目です。
「デザインが気に入ったから」と言って、色違いを買うのってよくあることです。
今回記事にする服は、その逆で、「色が気に入ったから」デザイン違いも買ったという服です。
「失敗だったかも?」という面もありますので、買い物の失敗の原因2つについても書きます。
デザイン違いの服。
まず、服を紹介します。以下が、「色が気に入ったから」デザイン違いも買ったという服です。↓
先日、そのデザイン違いの服について書きました。以下の記事です。↓
自分に最高に似合う服:出会ったら買いたい!(ミニマリストの持ち服5)
「自分に最高に似合う服」ということで書きました。「出会ったら買いたい」と思っていたほど、とにかく色が良かったのです。
この服と同じように、昨年2019年6月か7月に、近所のスーパーの衣料品コーナーの、「セール品」で、500円で買いました。
色も生地もサイズも、全体のシルエットも同じで、違うのは衿の形だけです。
「自分に最高に似合う服」の方は、Vネックで胸元にギャザーが寄っています。
今回ご紹介する、次の日に買った方は、シンプルなUネックです。
買う時も迷いました。でも、「1つ選ぼう」と、Vネックで胸元にギャザーが寄っている方を先に買ったのです。
家に帰って試しに着てみると、やはり気分が上がり、これは良いな、と思って、次の日に行って買いました。
昨年は、どちらもよく着ていました。
でも、私は、このUネックの買い物に、「買い物が失敗する小さな種(原因)」を見つけています。
ですから、この服、今、断捨離候補かも? と、思っています。
買い物が失敗する原因2つ
買い物に失敗する原因は人それぞれ、時と場合によって色々ありますが、今回のUネックの場合は、主に2つの原因がからんでしました。
1. 迷ったら「ときめく方」を選ばないと失敗する
まずこの服は、「どちらがいいか?」と2つで迷ったうち、直感的に選ばれなかった方だということです。
今思えばまさに、こんまりさんの「ときめき」なんです。私は、「こっちの方が何だか楽しそう」と思って、ギャザー付きのVネックを選んだんです。
シンプルなUネックは、やっぱりどこかに、選ばないだけの理由があったんです。
それは、着ているうちにハッキリしてきました。「シンプル過ぎてつまらない」というのが、私が選ばなかった理由なんです。
パーソナルカラー診断をご存知の方は、「色」というのは意識しているかと思いますが、実は、パーソナルカラーは、「デザイン」や「素材」にも影響を与えるそうです。
私は「スプリング」なんですが、わりと「ヒラヒラがついている」とか、そんなデザインは「スプリング向き」です。
先に買ったVネックの方は、Vネックというだけでなく、「ギャザーがついている」というこの余分とも思えるようなデザインが「スプリング向き」だったのです。
ですから、ギャザー付きのVネックの方は「自分に最高に似合う服」だなんて、テンション上がるんですが、このUネックの方は、あまりテンションが上がらなかったんです。
むしろこの服を着ていると、色が肌の色に近いということもあり、胸元がやけに寂しく感じます。
ネックレスが必需品みたいになってしまいます。
よく「シンプルで飽きのこないデザイン」なんて言いますが、私の場合、服はシンプルすぎるとすぐに飽きてしまうんです。
以前は自分のこのような性分を「困ったものだ」と思っていましたが、今は「これぞ私の本質である」と受け入れるようにしています。
直感は、このような自分の本質を全部わかっているんでしょうね。
2. 執着と失う恐れがあると失敗する
実は何故、次の日に買いに行ったのかと言うと、「自分に最高に似合う服」が傷まないように…と思ったところがあります。
カットソーですから、洗濯を繰り返すと、すぐに劣化してしまいます。
「自分に最高に似合う服」に執着したんです。
それで1枚余分に買ってしまうことになりました。
でも、本当に、これ、買って一年経ってみて、大事に扱っていたのであまり劣化していないのに、「自分に最高に似合う服」でさえ、少し飽きたんです。
だから、そこまでして守る必要もなかったのです。
そうすれば、余分な服が増えることもありませんでした。
コーデと用途。
何だかこの服の悪い点ばかり書いてしまいましたが、でも、実はこの服、一定の用途があります。↓
キャメルのスカートにベージュの羽織り物で、とても「無難」な印象になります。
上記のコーデ以下のものを使っています。↓
私は、この「無難」なコーデ、義両親と会うような時に着ています。
シンプルすぎてつまらない服というのは、「無難」という利点があるので、それを生かしているというわけです。
ただ、上記のカーデガンとスカートにインナーとして合わせるなら、たいての服は無難にまとまってしまいますので、何もこの服である必要もないのです。
それに、結婚生活もしばらく経つと、義両親に合うからといって、それほど気を使うこともなくなってきました。
それで断捨離候補に上がっているというわけです。
服は捨てなければ買わなくていい。
ところで、最後に、なぜ断捨離しないのか? ということについて書きます。
実は最近「服は捨てなければ買わなくていい」ということについて考えています。
この服、それほどテンションは上がらないとは言っても、何も不快なわけでもありません。
多分私が自分で管理し切れないほど…例えば100着以上持っているとか…服を持っているなら、捨てても良いと思います。
でも、今は「多すぎる」というほどでもなく、着ようと思えば十分現役です。
こんな状況で捨てると、「また買う」ということが発生します。
私はそれが嫌なんです。
何でも断捨離は考えものです。服の数が少なければ、ローテーションが増え、劣化は激しくなり、捨てればお金もかかる、と考えるのが自然でしょう。
手持ちの服が少ない方がお金はかからないとか貯まるという意見はよく見かけるのですが、未だに私はそれが納得できません。
捨てずに使った方が、余計な出費はしないで済むように思えるのです。
また、「飽きた」ということを否定するのは良くないですが、「飽きる」ということを、何もまた服だけで補う必要もないのです。
服に飽きたというよりも、仕事や生活に飽きているだけかも知れないからです。
服よりも楽しい活動に出会うと、服のことがたいして気にならなくなるということもよくあることですよね?
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は、色が同じでデザイン違いの服を買った結果について書きました。
「失敗だったかも」と思っている服でもあります。
でも、何事も失敗はつきものです。買って使って初めて見えてくることもあるので、失敗を良しとします。
断捨離するにもまだ迷い中です。そんな服もあります。
気持ちに決着がつくまでは持っていようと思っているところです。
ミニマリストの持ち服全部に関する記事はこちらです。↓
ミニマリストとはいえ、物との関係は常に変化しています。物の吟味に終着点はないのかも知れません。
ミニマリストの手持ちの服に関するシリーズ記事は、まだまだ続けていきます。