一生ものの服はない、なんて、近頃よく耳にする話ですが、今日は、「そうでもないかも知れない」というアイデアを書きます。
そのアイデアというのは、タイトルにある通り、「一生ものの服は、今日着ているお気に入り!」ということです。
それでは詳しく書きますね!
一生ものの服は、今目の前にあるお気に入り。
もし服を買うお金がないとか、将来、老後の資金が足りないからお金を使いたくないなら、今着回している服を、そのまま死ぬまで着回せば良いのではないかと思ったのです。
これ、グッドアイデアだと思いませんか?
「一生ものだ!」なんて思って、やけに高いレザーのコートを買ったこともありました(既に処分済み)。
そういうタイプの「一生もの」の服はないと思いますが、今、目の前にあるお気に入りの服ならば、それをずっと死ぬまで着れば、それはそれで一生ものだと思うのです。
別にボロボロになったっていいし。
別にヨレヨレだっていいし。
穴が空いたりほつれたりしたら縫えば良いし。
私は今53歳で、人生100年といわれるこの時代、100歳まで生きるとしたら、あと47年間あります。
今日着ているこの服を47年間着れば良いということです。
お釈迦様の袈裟(けさ)
突然ですが、以前私がお寺に行ったとき、たまたま聞いた、お釈迦様の袈裟(けさ)の話を書きます。
私の記憶と私の理解なので、実際はちょっと違っているかも知れませんが。
服は持たずに、その辺の落ちているハギレなどをキレイに洗って繋ぎ合わせて作ったのがお釈迦様の服=袈裟(けさ)です。
そして、お釈迦様の服は、死ぬまでその一枚だったんです。
スゴイですよね!?
お釈迦様の出家は29歳で、入滅(にゅうめつ=死んだこと)は80歳なので、51年間、服一枚で過ごせたということです。
服が傷んだらまた別のハギレをつなぎ合わせたりしたかも知れません、私の想像にすぎませんが。
スゴイ、究極の一生ものの服です!
最悪、お釈迦様のマネをすればいい。
最悪、お釈迦様のマネをすればいいと、上述した話を思い出して、私は急に元気が出てきました。
私は、一着どころか、服はすでに何着も持っているし、もし服を買うお金がなくなったら、その日その時から、死ぬまで着回せばいいだけだと思って安心したからです。
これで、服に関して、将来の不安というものが消えました。
余裕があるな、と思ったときは、服を買えばいいですし、余裕がないときは買わなければいいのです。
そして、「もう死ぬまで服を買うお金がない」と思ったら、服の購入はストップし、今日着ているこの服を、死ぬまで着れば良いだけなんです。
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おわりに
今日は、「一生ものの服は、今日着ているお気に入り!」というタイトルで書きました。
一生ものの服は、今日着ているこの服です。
今のワードローブをお気に入りにすれば、お金がなくても一生お気に入りの服を着続けることができるのです。
気に入らない、着られない服を、安心して手放すこともできます。
いざとなったら服を買うのをやめて、今日の服を一生着れば良いだけです。
最悪一着(ワンコーデ)あればいいのです。
そして、服の購入はいつでも好きな時にやめることもできます。
とても安心です。