晴れやかブログ

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夫のものを断捨離する方法: キッチンの食器。(毒親育ちの捨て活セラピー4)

夫のものである食器を断捨離するときの方法について書きます。

みなさんのご家庭では、キッチンの主導権を握っているのは誰でしょうか? ウチでは夫でした。

「でした。」と過去形にしたのには、ワケがあります。

先日、キッチンの主導権を、主婦である「わたし」にすることで、一気に夫の食器を処分することができました。

この話を「方法」と言うのは適切ではないかも知れませんが、エピソードとして経緯を書きますね。何かのヒントになればと思います。

 

1. まずは自分の気持ちを伝える。

わたしは、3年前に夫と再婚し、夫の持ちマンションである今の家に引っ越してきました。

夫は前妻さんとは死別。今の住居は、夫と前妻さんが手に入れたものだということもあって、何となく、家の中のことのあらゆる主導権は夫にありました。

キッチンも夫が主導権を持っていて、ゴミの捨て方や食器の洗い方や何から何まで「夫のやり方。」わたしはこれを不満に思いつつも我慢していました。

そして、キッチンの食器棚には、多くの前妻さんやそれ以前の彼女と共有していた夫所有の食器が入っていました。

わたしが処分したかったのは、この前妻さんや過去の女性たちと使っていたという夫の食器です。それで、

「前の女性たちと共有したものを使うのは、気持ち悪いから、一緒に使っているものは、全部捨てて、新品のものに買い替えたい。食器はわたしが好きなのを選びたい。」

「全部捨てろとは言わない。個人的なお気に入りはとっておいてかまわない。前妻さんとの思い出があるものは、捨てるのではなく、思い出の箱などに入れてどこかに仕舞うのはどう?」

「わたしは、本当は食器ぐらい、新婚の時に全部処分して、新しいものに買い換えたかった。」

などと伝え、夫はその日のうちに14個の食器を捨ててくれました。以下がその食器です。↓

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夫は、「とりあえず使うものだけ残したから、後は少しずつ処分する。」と言いました。

2. 夫がカチンときたこと。

ところが、夫は、先ほどわたしが伝えた言葉の中で、「気持ち悪い」という言葉にカチンときたのです。

わたしとしては、ケンカ腰にならず、静かに話したつもりでしたが、「気持ち悪い」というのは言い過ぎだと言われたのです。

「ものの言い方や言葉に気をつけてよ。」

「せめて『気持ち悪い』じゃなくて『あまり気分が良くないから』とかさ。」

などと、何度も言われました。

わたしは内心、「気持ち悪いものは気持ち悪い、それを言って何が悪いのか?」と、怒りが募っていきました。

3. さらに、わたしが自分の気持ちに気づく。

次の日、夫が仕事でいない時、キッチンで夕食のことを考えて、

「やっぱりもう、残った食器を使うのが嫌だなあ。」

と、わたしは思いました。それで、

「そうだ! 食器を全部買い換えるまで、外食にすればいいじゃん!」

と、思いついたのです。それで、夫に、

「今日は夕食を作れないから、外食したいんだけど、一緒に行く?」

とラインしましたが、夫は行かないと言いました。それで一人で外で食べ、家に帰ると夫が不機嫌そうに黙っていました。

わたしは、怖いから、ここは放置しました。

4. 夫が食器を8割捨てた。

次の日、夫は、

「一体、昨日の『外食』とか『夕食を作れない』とか、一体なんなの?」と怒り始めました。

それで、わたしは自分の気持ちを話しました。

「あなたは、わたしが前妻さんと一緒に使っていた食器を使うのを「気持ち悪い」と言って怒っていたけど、それを怒るってことは、わたしの気持ちを全然わかっていない。」

と、まず話しました。

「文字通り、本当に「気持ち悪い」の。昨日、『またこの食器で食事しなきゃいけないのか』と思うと、何だか本当に嫌になって、食器を新しくするまで外食したいと思ったの。」

と、わたしは続けました。

この言葉で、夫にやっと、わたしの気持ちが伝わったようです。そして、夫はさらに食器をガンガン取り出し、ここで8割がたなくなりました。

その途中、前妻さんのお気に入りだったというお皿を夫は割ってしまいました。それで怒り始めましたが、わたしは、

「その食器が割れたのは、わたしのせいじゃないから。」

と言いました。プチ罪悪感が芽生えましたが、ここは踏ん張りどころだと思ったのです。

夫は、割れた食器をベランダに持って行って、他のものも一緒に、当たり散らすように足で割っていました。

この割れた食器たちは、日曜日のわたしの外出中に処分してくれたようです。

5. わたしにキッチンの主導権を取り戻す。

「ここは俺のウチだ。」と夫は主張していました。以前からずっとそうでした。

これを言われると、何だか言い返せないでいましたが、今回は、もっと自分の本音を探っていたので、わたしはひるまなかったのです。

「確かに、ここはあなたの持ちマンションで、所有者だと思うけど、わたしは、結婚したら、キッチンは奥さんのテリトリーだと思う。」

「わたしは、主婦として、女性として夢があって、結婚してキッチンを自分の好きなようにしたいと思っていたの。」

「食器や調理器具とか、全部自分のお気に入りにできたら、料理するのも楽しいだろうなー。」

「男の人は、子供の時、ままごとして遊んだりしない。でもわたしはやった。キッチンを好きなようにするのって、大人のままごとみたいなもので、女の人の趣味の世界なの。」

「キッチンなんて、女の人の好きなようにやらせて置けば、楽しくやってくれるのに、全部あなたのやり方で、こと細かに指導されるから、わたしは女中かお手伝いさんになっちゃうんだよね〜。」

などと、自分の考えを色々言いました。

そして、実際、夫が8割片付けたあと、3年前に再婚して以来初めて、キッチンの食器棚を掃除しました。

食器は殆どなくなり、スッキリしていました。

キッチに気持ちの良い風が通ってきました。その日の夜は、夫の好きなハンバーグを作ってあげたくなりました。

大きなお皿は全部処分したので、ハンバーグはわたしが持ってきた小さな鉢で食べました。

次の日の日曜日、わたしは新しい食器を買いに行きました。このお買い物は、とても楽しかったです。

食器を買って帰ったあと、夫はさらに捨てて良いものを選んでくれました。それが以下のものです。↓

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これで、古い夫のもので残ったのは、わたしが引っ越してくる直前に買ったという鉢と、夫固有の丼2つだけです。

6. 毒親育ちの密かな恐れ

ところで、わたしは、最初の結婚生活でも、現在の結婚生活でも、キッチンを自分のテリトリーにしたいと考えていましたが、なかなかそれが言えなかった理由について最後に書きます。

もし、自分のテリトリーであると主張したら、一切家事を手伝ってもらえないのではないかと恐れたのです。

我慢体質な毒親育ちにありがちではないでしょうか?

夫にあれこれ手伝ってもらいたい代わりに、自分が主導権を握ることを我慢していたのです。

「自分が主導権を握る」という夢と「夫にも家事をやってもらう」という夢を、相反するものとして捉えていたんですね。

でも、本当に叶えたいのは、「自分が主導権を握る」と「夫にも家事をやってもらう」という2つの夢、同時です。

「自分が主導権を握る」と「夫にも家事をやってもらう」の2つの夢は、同時に叶うのだ、叶えて良いのだと自分に許可を与えたことで、思い切って気持ちを伝えることができました。

そして、夫はよく鍋を作ってくれます。これはとても嬉しいので、

「鍋はあなたが好きなのに買い換えれば。」と言ったら、早速サイズを測っていました。

主導権を握ると言っても、支配するのではなく、大事なのは「主体性を発揮できるかどうか」ということなんですね。

我慢体質な毒親育ちは「手伝ってもらう代わりに」「前妻さんの食器使うくらい我慢しよう。」とか、心の中で一人バーター取引をやってしまいがちです。

このバーター取引の本家本元は、「(親に)見捨てられないために嫌なことでも我慢しよう。」から来ているのではないかと思っています。

でも、本当は、自分の好きなことは好き、嫌いなことは嫌いと言っても見捨てられないというのが正常な人間関係なのではないでしょうか?

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おわりに

「前妻さんと共有した食器を使うのは嫌」「自分のお気に入りの食器を使いたい」と、自分の好き嫌いを正直に伝えても、夫がわたしから離れて行かなかったことに感謝しています。

それに、わたしが自分の気持ちを伝えて、夫が一気に捨てたということは、わたしにとってだけでなく、夫にとってもすでに要らないものだったのです。

でも、捨てるときは、前妻さんに感謝して捨てるようにしました。

結果論ですが、今回の件は、夫の捨て活の背中を押したことにもなったのではないかと思っています。