今日は、私が黒い服をすべて断捨離しようと決意した理由について書きます。昨日の記事にひきつづき、今日もパーソナルカラー診断の体験談です。
この診断の最中、あることを体験し、私は「黒い服は全部処分した方がいいな。」と思ったのです。
その「あること」とは、一体どんな体験だったでしょうか?
似合う色を決めるための「ドレープ」と黒い服の断捨離を決意した理由
カラー診断をする際、「ドレープ」と呼ばれる、さまざまな色の布を、胸元にあてて、似合うかどうか診断していきます。
そのときに、まず最初につかったのが、「黒」と「茶」のドレープでした。そして、「黒」が自分にあまりにも似合わないことを発見しました。
「黒が似合わない」というのが、私が黒い服を断捨離しようと決めた理由です。以下にもう少し詳しい状況を書きます。
イエローベースとブルーベースを2分する色
ところで、「黒」と「茶」の2色で、まずわかるのが、自分がイエローベースかブルーベースかということです。
黒の時は顔色がどす黒く沈み、茶色の時は、明るく浮き立つ感じがし、私はすぐにイエローベースだとわかりました。
ここでさらに分かったことは、「私に黒が似合う可能性はほぼゼロ」だということです。
先生にも後から「黒い服は、ブラックフォーマル以外、全部処分した方がいい。」と言われ、「そうします。」と答えました。
でも、実は私が「黒い服は全部、処分しよう。」と決意したのは、先生に言われる前、黒いドレープを当てた自分のドス黒い顔色を見た時でした。
黒い服を着続ける限り、私は「こんなドス黒い顔をして人生を歩まなければならないのだ。」と、思ったからです。
また、毎日のように黒い服を着て、ドス黒い顔を夫に向けていたのだと思ったら、「服の色が変」「暗い」などと、文句を言われてもしょーがないな、と思ったりもしました。
夫が「変」とか「暗い」とか言っていたのは、案外私の顔色のことだったかも知れません。
とにかく、この日、当てたドレープの中で、最も似合わない色は黒でした。
色で大事なのは「顔映り」で、健康的かどうか?
後藤先生の診断に私が大満足した理由の1つとして、ドレープを当てた時の顔映りが「健康的かどうか」ということにあります。
顔が白く見えるのが良いという診断は、間違い診断の元だそうです。「顔が白く見えるのが良いというなら、どんな人でも白い服を着ていればいい。それはおかしい。」と後藤先生はおっしゃいます。
これはもっともな考えだと思いました。写真を撮影するときに、顔を明るくするために、「レフ板」と呼ばれる白い板の反射光を顔に当てられた経験のある方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
白い服を着れば顔が白くなるというのは、この現象と同じで、色が似合うかどうかということにはあまり関係の無いことです。
それに、実際、ドレープを当てていると、不思議なことに、単なる白よりも、「血の気のない病人みたいな白い顔色に見える色」がありました。
それは確か、とても明るいグリーン系の色で、この現象が起こっていました。(これは私の持論ですが、私の肌の中の赤みが、補色であるグリーンの反射光に打ち消され、無彩色になってしまうからだと思われます。)
もしも、この色が「白く見えるから」と言って、「似合う」と診断され、その色の服を購入したとしたら、私はいつでも病人みたいな顔色をして生きて行かなければならないということになってしまいます。
それに反して、100点で似合うと診断された色の時は、顔色がフワーッと明るく、何か暖かいオーラのようなものが湧き立つような感じがあったのです。
顔が白く見える=似合うという診断にご注意を!!
黒は似合わないという事実に歓喜
私は、「とりあえず黒」という考えで、黒をベーシックなものとして多用してきました。
でも、私には、こんなにもキレイな色が似合うのに、わざわざ似合わない黒を、お金を出して買う必要はないと今は思っています。
また「どの服を断捨離すべきか」という答えも、ここで出てきたのです。「黒い服もバッグも靴も小物も何もかも断捨離するぞ」と思ったら、何だかとてもワクワクしてきました。
後藤先生のブログ記事と「黒への違和感」
最後に、昨日、後藤先生がご自身のブログに、私のことを書いて下さいましたので、リンクを貼らせていただきます。少し照れます。その記事はコチラです↓。
この記事を読まれるとわかりますが、私以外にも「黒への違和感」を感じている人が何人もいるようです。
私は、ドレープを当てて似合わないことがハッキリしましたが、やはり少し以前から、ベーシックの代表格と言われる「黒」を購入することに、喜びを感じなくなっていました。
似合う色を知り、実際に服を購入し、身につけることで、「自分らしさ」というのがどんなことなのか、やっとわかってきたような気がするのです。