今日は、ダイエットと服の断捨離について書きます。
「アラフィフ3年間で10キロダイエットした私の、痩せるまでの道のり」の第10弾です。
服に限らず、不用なものを溜め込むと太ると言います。私は、今年、おおがかりな断捨離祭りをしましたが、断捨離した中心的アイテムは、服でした。
それでは詳しく書きますね。
不用品を溜め込むと太る?。
断捨離して不用なものを処分すると痩せるということもあるそうです。でも、私はこれに関しては、長年信じることができませんでした。
というのは、夫と暮らし始める前、一人暮らし最後の部屋、気に入ったものばかりで暮らしていて、断捨離は完了したと思っていた時期に太っていたからです。
でも、今思えば、部屋は良かったのですが、似合わない服だらけのワードローブで、手持ちの服の90%がすでに不用品だったのです。
そのことに当時の私は気づいていませんでした。
自分では最善だと思って買った服なのだから気づかないのも無理はありません。
でも、夫と再婚して気づかざるを得なくなりました。
夫と再婚してから、いろいろと苦情を言われるようになりましたが、苦情内容の主な内容は、「太っていること」「料理が下手なこと」に加えて「服が変」だということでした。
最初私は、「服が変」だと言われて、腹を立てていました。
私は、夫とは婚活でお見合いして結婚しましたが、結婚前のデートのときは、パーソナルスタイリストに選んでもらった服などを着ていたので、夫は「服に気をつかえる人だ。」と思ったそうです。
ところが、いざ再婚し、フタをあけてみると、「いつも変な服を着ている。オカシイ。」と思ったそうです。
私の普段のワードローブは、デート用の服とは全くかけ離れたものだったので、まるで別人のように思ったらしいのです。「まるで詐欺!」だったようです。
特に指摘されたのは、服の色でした。とにかく服の色が暗いと言われました。
日々のコーディネートに、ボトムスや羽織り物、インナーなどに黒は必ず入っていましたし、特に夫が嫌いだったのは、カーキのモッズコートでした。
「何でそんな、枯れた草みたいな色の服を着てるんだ!?」というのが夫の言い分でした。
夫からの服の色に関する苦情が、今年になってパーソナルカラー診断をうけるきっかけにもなりました。
パーソナルカラー診断を受けて、私の手持ちの服の90%以上は、「似合わない服という不用品」だったと認めざるを得なくなりました。
要するに夫は「服が似合わない。」と言いたかったのでしょう。
私は、ワードローブを一新しました。
夫からの服の色に関する苦情は、最初は腹を立てていましたが、私自身も、パーソナルカラーの色の方がしっくりくるとわかり、今では夫に苦情を言ってもらえて良かったと思っています。
夫からの度重なる苦情が、「ワードローブのほとんどを、一気に取り替える」という、無謀とも言えるような行動への、背中を押してくれたのです。
もし夫からの苦情がなかったら、私は今でも暗い色の服を着続けていたと思います。
似合わない服は太る。
似合わない服というのは、ただ単に不用品だからといういう以上に、「似合わない服」自体が太らせるような気がします。
似合わない色の服。
パーソナルカラー診断で「スプリング」だと診断され、自分のカラダに不調和な色(特に黒)は太らせるに違いないということは、コチラの昨日の記事でも書きました。↓
ダイエットできる色とは?(アラフィフ3年間で10キロダイエットした私の、痩せるまでの道のり8)
似合わない色の服は、似合わない服の代表格です。
自分の欠点をかくす服は太る。自分を引き立てる服は痩せる。
また、自分の体型に合った服を着るのはとても良いことだと思います。骨格診断を受ける人もいますね。
私は、3年前にショッピング同行していただいたスタイリストさんに、骨格診断をしてもらい、ストレートの要素が一番多く、次いでウェーブでした。
でも、それより何より、このスタイリストさんや、今年パーソナルカラー診断の先生にショッピング同行してもらい、その場で服を試着して着こなしやコーデのアドバイスをしていただいたので、自分を「引き立てる服」というのが、だいたいどんなものかわかってきました。
特に指摘を受けたのは、「チュニックが似合ってない」ということでした。私は、ポッコリお腹を隠したくて、チュニックをよく着ていました。
先生に選んでもらった服の中に、テーパードパンツがありました。それにブラウスを合わせましたが、ウエストに少しインして来た方がキレイに見えると言われました。
テーパードパンツにトップスをインすると、ポッコリお腹が見えます。
でも、お腹がポッコリしていたとしても、確かに、全体の印象はすっきりして見えました。
自分の欠点をかくす服:チュニック
自分を引き立てる服:ウエストをマークするコーデ
私は、例え太っていても、「自分を引き立てる服を堂々と着よう」と思いました。
私の断捨離のバイブル『ガラクタ捨てれば自分が見える』の中で、著者のカレン・キングストンも、以下のように言っています。
今のあなたの、心と体を引きたててくれるような服を買ってください。そうすれば、…(中略)…自然に体重が減るのです。
私は、自分の「お腹ポッコリ」という欠点をかくそうとばかりして、自己否定に陥っていたようです。
似合わない服の断捨離は、自己否定という心の断捨離。
自己否定は、似合わない服を選んでしまう元凶でもあり、太らせる元でもあるようです。
「自分を恥」だと思っているわけですから、脂肪という鎧を着込んで隠れようとしていまうのかも知れません。
似合わない服の断捨離は、自己否定を手放すという心の断捨離でもあるのです。
ポッコリお腹なんて、ささいな欠点はどうでもいいのです。自分の全体像を、もっと大事にしようと思いました。
好きだけど似合わない服。
好きだけど似合わない服についてひとこと書きます。
好きだからという理由だけで、似合わない服ばかり着てしまうのは、好きだからと、ポテトチップスばかり食べていることに似ています。
私について言えば、かつて好んで着ていた「カーキ」や「ブルーデニム」がこれにあたります。
「カーキ」や「ブルーデニム」、今でも、見るとわくわくするほど好きです。でも、私にとっては、ポテトチップスみたいなものだから、着ないことにしたのです。
痩せたいなら、似合わない服は全部処分しましょう。
そして、似合わない服を全部断捨離していく中、私の体重は減り始めたのです。これについては、以前にも関連記事を書きましたので、読んでみてくださいね。↓
断捨離のすごいダイエット効果かしら? ガラクタ捨てれば脂肪が消える?
応援に感謝してます♡
おわりに
パーソナルカラー診断を受けた直後、その日のうちに、先生とショッピングし、家に帰ってすぐに自分に調和する色(似合う色)の部屋着に着替えました。
私はその日以来、似合う色の服しか着ていません。下着までも全部です。そしてその後、どんどん似合わない服を処分していきました。
ダイエットが進んだのは、「似合う色のおかげ」だったのか「似合わない服の断捨離のおかげ」だったのかはわかりません。
両方の相乗効果だったと思っています。
とにかく、似合う色の服を着始めて、似合わない服を含めた不用品の断捨離をしていく中、2年間破れなかった56キロの壁をやぶり、私は少しずつ痩せていったのです。
この記事を書いた今朝の体重は、50.8kgでした。
もう痩せなくてもいいのですが、過去もっとも痩せていたときは49kgだったので、そのあたりまでは痩せても良いかな? と、思っているところです。
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本当に痩せる、効果的でラクなダイエットの情報源3つ。(アラフィフ3年間で10キロダイエットした私の、痩せるまでの道のり11)
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痩せる下着でラクラクダイエット。(アラフィフ3年間で10キロダイエットした私の、痩せるまでの道のり9)