わたしは今、人生何度目かの断捨離祭りをやっていますが、50代になってからは初めての断捨離まつりです。
そんなわたしが改めて思うのは、もし断捨離するなら、60歳までにした方が良いということです。
その理由を3つ書きます。
理由1:体力の問題。
まず、体力の問題です。断捨離を何度かやった人ならわかるかと思いますが、断捨離をやるのには、かなり体力が要ります。
特に重たい家具の処分などは、それだけで労力がかかります。部屋が汚部屋なら汚部屋であるだけ、その大変さは増します。
30代の頃に最初の断捨離をやり、汚部屋だったその時よりも遥かに、部屋の状態はマシなのですが、1つ1つのことが、肉体的に大変だと感じるからです。
「これは、60歳を超えたら、もっと体力がなくなっているだろう。」と、普通に予想できます。
理由2:未来の自分にキレイな部屋をプレゼントする。
2つ目の理由は、部屋をキレイにするなら、出来るだけ早い方が良いということです。「50代だから」ということだけではありません。
「今」が人生で一番「早い時」です。部屋をキレイにするのが早ければ早いほど、その後の人生のクオリティがアップするはずです。
キレイな部屋は60代という老後の自分へのプレゼントです。
だんだん衰えてくる年代、キレイな部屋でゆったりとした気持ちで過ごさせてあげた方が、老後の未来の自分が喜びます。
理由3:終活を意識するからこそ
50代にもなれば、終活のことも意識にあがってきます。エンディングノートを作る人もいますね。
わたしは、自分のエンディングを考えたとき、特に家族である夫に対して「見たくもないものを見せたくない。」と思います。
再婚したわたしの夫は、夫の方もわたしとは再婚で、前妻さんとは死別しています。今のわたしと同じ歳で、病気で亡くなりました。
前妻さんの死後、夫は前妻の持ち物をたくさん断捨離したそうですが、中には「俺に見られたくなかっただろう」ものも色々あったそうです。
それが一体どんなものかは教えてくれませんでしたが、「もし、自分の死期をわかっていたら、俺に見られたくなかったようなものも、始末させてあげられたのに。」と言うのです。
わたしは、この言葉にショックを受けました。
わたしが夫に見られたくないと思っているようなものは、夫も見たくないのだということが、わかったからです。
順調にいけば、わたしよりも夫の方が早く逝くでしょう。でも、人生は何が起こるかわからないのです。
それで「いつ死んでも大丈夫なようにしておきたい。」と、少なくとも60歳までには終わらせたいと感じた次第です。
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は、60歳までに断捨離した方がいいと、50代のわたしが思う3つ理由について書きました。
50代だからとか、60歳までにとか、そういうことには無関係に、断捨離は、思い立ったらいつ始めても良いのです。
ただ、わたしは、50代になって、以前はあまり意識していなかった「老後」とか「死」とかを、「自分にもそのうちやってくるもの」としてリアルに意識するようになりました。
そして、「老後」や「死」という、自分のエンディングへの準備として、断捨離という活動は、とても良いものだと思っているのです。