今日は、紙のゴミに対処する仕組みとして、「電動シュレッダー」について書きたいと思います。特におすすめなのは「A4が入る程度の大きめの静かなもの」です。
家庭で出るゴミの中でも「紙のゴミ」というのは、もっともやっかいなものの1つではないでしょうか? 部屋を汚部屋にしてしまうような「なまけもの」にとっては、ウンザリ感もひとしおです。
私は「なまけもの」に加えて、かなりこの「紙のゴミ」を出すタイプ。こういうタイプの人が、部屋をキレイにしたいと思ったら、「電動シュレッダー」は必需品です。
おすすめのシュレッダー「A4が断裁でき、静かな電動式」
最初におすすめのシュレッダーについて書いてしまいます。
とにかくA4が断裁できる程度には大きく、かつ、電動であるのは必須です。
また、夜遅く作業したければ、音が静かな物が良いです。
シュレッダーが小さすぎると紙を小さく切らないとダメなので、その一手間が怠け者には不向きです。
私が「大きめ」「静かな」電動シュレッダーにたどりつくまで
1 ハサミやカッターで切り刻む(初の汚部屋からの脱出時代)
15年ほど前に行った、最初の断捨離のとき、大量に過去の日記帳を捨てたのです。その時にシュレッダーがあれば良かったのですが、何故か思いつかず、ハサミやカッターで切り刻んで捨てました。
手作業で切ったわけですが、シュレッダーレベルに細かく切ったので、大変な作業になりました。何日もこればかりやっていました。
今では考えられませんが、汚部屋時代は、こんな無駄な作業に時間を費やすことも、疑いもなくやっていたわけです。
我ながらあきれるほど、原始的な作業でした。
2 手動のシュレッダーと小さな電動シュレッダー(断捨離とリバウンド時代)
次に、手で回すタイプのシュレッダーを購入しました。ハサミやカッターで切り刻むよりは、はるかにラクでした。
シュレッダー購入したきっかけは、2回目の断捨離のときでした。分別せずに捨てたゴミの中に個人情報が入っていて、私だとバレてしまったからです。
「これはいかん」と思い、ゴミの捨て方を正すと同時に、個人情報にも敏感になりました。
手動だと疲れるので、小さな卓上の電動シュレッダーを購入したこともありました。
シュレッダーごときに使えるお金は2000円が限界だと考えていたため、小さなものしか買えなかったのです。
小さな電動シュレッダーは、音がとてもうるさく、使える時間も限られていたので、手動のものと併用していました。
また、小さな電動シュレッダーは2年ほどで壊れてしまいましたので、メインはやはり手で回すタイプのシュレッダーで頑張っていました。
8〜9年と、この時代は長目でした。ちょっと長すぎて、我ながらあきれます。
3 3年ほど前についに「『大きめ』『静かな』電動シュレッダー」を購入(キレイな部屋〜現在)
きっかけは、勤めをやめ、自営業になり、家で仕事を始めたことでした。日常的に大量に紙のゴミが発生するようになり、手動ではお手上げになったからです。
仕事関係の書類は、機密事項でもあるので、そのまま捨ててはいけないということもありました。それで、思い切って購入したのです。
でも、使ってみて、「何故もっと早く購入しなかったのだろう?」と思いました。
仕事関係のものだけでなく、それまで頑張って、手回しのシュレッダーで断裁していた私用の紙のゴミも全部、この電動で行うようになりました。
「あの頑張りは、一体何だったのか?」というくらい、この大きな電動シュレッダーは、あっけなく何もかも飲み込んでくれます。
また、わりと静かなので、時間を選ばず使えるのも嬉しかったです。
無駄な時間と労力を削減してくれたことを考えると、1万円程度の出費は、かなり有益な投資でした。
紙のゴミの克服は、キレイな部屋への近道
これまで、私個人の「シュレッダーとの人生」を振り返ってきましたが、シュレッダーの性能と、部屋のキレイさには、密接な関係があるようです。
多くの人にとって、紙のゴミはやっかいなものです。紙のゴミは、できるだけ増やさないようにするのは、まず良いアプローチです。
通販のカタログの郵送をストップしたり、領収証をWEBにしたり…。
このへんの、紙のゴミを「入口で断つ」ということにも、色々と努力してきました。でも、それだけでは限界もあります。
仕事関係だけでなく、実は私は、アレコレ思うことをノートに書いたりして、「人に見られたくない紙のゴミ」を大量発生させてしまうタイプなのです。
一時、書くことをガマンしていたこともありました。でも、書くことは自分の心の中の断捨離でもあり、むしろ、書きたいときはガマンしない方が良いという結論にも達しました。
まとめ
私は「見られたくない紙のゴミは発生するもの」とあきらめました。そして、性能の良いシュレッダーを使うことにしたのです。
また、この便利な文明の利器は、「なまけもの」が簡単に部屋をキレイにできる、重要な仕組みのうちの1つだと思っています。