これまで、ブログを毎日更新してきましたが、毎日更新にこだわるのをやめることにしました。
そして、ちょっと勇気が要りますが、明日は初めて、ブログの更新を休もうと思っています。
そのお知らせも兼ねまして、理由がだいたい7つありますが、それについて書きます。
ブログを毎日更新することにこだわるのをやめた理由7つ。
ブログを毎日更新することにこだわるのをやめた理由を書いていきます。まずは理由をリストアップします。
- 力尽きた。
- メンタルがやられる
- 他人と比べていたことに気づいたから
- 毎日更新に拘ると、ブログを楽しむことや仕事を犠牲にしてしまう。
- 丁寧な暮らしをしたくなった
- 記事が雑になる。
- ブログは毎日更新ではなく「毎日書く」。
それぞれ説明します。
1. 力尽きた。
まず、最初の理由「力尽きた」です。
これまで毎日ブログを更新してきて、760記事を超えたところです。
ブログをスタートした当初は、「一生、死ぬまで毎日更新しよう。」と思って張り切っていました。
でも次第にそれがキツくなり、何となく「1000記事まで、およそ3年間は、毎日更新しよう。」と変化しました。
でも、最近、それさえもキツくなったのです。
2. メンタルがやられる。
次の理由は、メンタルがやられるということです。
ブログのスタート当初は、「書きたいことを書いて、ブログはメンタルに良い影響を与える。」と感じていました。
そして、実際、ブログにはそういう面もあるということは、今でも思っています。
でも、毎日、しかもできれば一定のクオリティを保ちながら、その上、本業の仕事が忙しい時もそうでない時も…とかなると、かなり無理が出てきます。
ネタにも困ったりします。
そこを頑張ってネタを絞り出したり…
先日、ブログに服の写真を載せるのをやめた話を書きましたが、実は、最初から「これは身バレするから危ない」と思ってもいたのです。
でも、ネタにするために服の写真を載せる方向に足を突っ込んでしまったのです。
誤解のないように書いておきますが、もちろん、ブログに服の写真を載せることそのものが悪いわけではないです。
ただ、「私にとっては」自己開示しすぎだったのです。
まあとにかく、私にとって、ブログはいつしか大きなプレッシャーになっていたんです。
「力尽きた」という理由を先に書きましたが、「力尽きたなんて言ってる場合じゃないよ、もっと頑張らなくちゃいけない。」と、いつも自分にダメ出しをしていました。
ダメ出しをしていることにも気づかず、力尽きている自分を受け入れられなかったんですね。
でも、「力尽きた」ということを受け入れたら、ブログ毎日更新のプレッシャーでかなりメンタルがやられていたことにも気づけました。
3. 他人と比べていたことに気づいたから。
ところで、私は何故そこまでして自分にプレッシャーをかけ続けていたのでしょうか?
自分でも実は疑問だったのです。
それで、「何でそんなに毎日ブログを更新しなければ気が済まないの?」と、自分自身に問いかけました。
しばらくしてその答えが返ってきました。
実は、憧れのブロガーさんがいて、その方が毎日更新していたから、その人に近づくために、「毎日更新しなければ」とプレッシャーをかけていたのでした。
自分も同じようにしなければ…と思ったんですね。
文章など記事のクオリティの面では追いつけなくても、せめて「毎日更新くらいマネしておきたい」と思ったのです。
でも、おそらく私には私の生活のペースや、本業の仕事量が多かったりすることもありますし、いくら憧れの人だとしても、自分と比べるのは無理の原因になっていました。
記事を書ける速度などの能力の違いも大きいでしょう。
自分にはない能力を「もっともっと」とやっていたのです。
他の人と比べるのはやめようと思いました。
それでふとラクになりました。
毎日ではなくても、自分のペースでブログを続けて行けば良いのだと思えたのです。
また、特にブログを始めた初期の段階では、アクセス数を得るために、更新頻度は高い方が良いという一面もあります。
やはりブログは、更新したその時が最も読んでもらえるからです。
ですから、最初は、1日2回更新できればと思っていたほどでしたが、それは夢のまた夢でした。
多くのアクセスを得る=多くの人に読んでもらえる、ということは、特に初期の段階ではモチベーションアップにもつながるので、必要なことでもあります。
でも、アクセス数にこだわり過ぎて毎日更新にこだわり、ランキングなどで他のブロガーさんと自分を比べたりすると、妙な競争意識も芽生え、メンタルに悪影響を及ぼします。
全く自分と他人を比べないということはとても難しいことだと思いますが、「他人と比べて競争意識を持つ」というところからは、できるだけ離れたいと思っています。
4. 毎日更新にこだわると、ブログを楽しむことや仕事を犠牲にしてしまう。
上述したように、毎日無理矢理更新しようとすると、「ブログを書くことを楽しむ」とか、仕事や生活そのものを犠牲にしてしまいます。
「もっと自分らしい人生を生きたい」と思って、自己表現ができるブログを始めたのでしたが、本末転倒になっていました。
毎日更新にこだわるあまり、仕事を断ったこともありました。
ブログは収益化してお金を得ていくことも1つのテーマだったのに、お金の元にもなる仕事を断ってしまうというのはどうかと思いました。
5. 丁寧な暮らしをしたくなった。
私は本当はもっと丁寧な暮らしがしたかったのだということを思い出しました。
以前、以下のような記事を書きました。↓
丁寧な暮らしというのは、具体的にわかりやすく言えば、「ゆったりマイペースで予定を詰め込みすぎないこと」です。
実はミニマルライフをこころざし、ミニマリストを目指したのも、いつも急かされて何かに追われているような生活をやめたかったからでもありました。
「丁寧な暮らしをしたくなった」と書きましたが、最初から「丁寧な暮らし」をしたかったんです。
それを目指して始めたブログ、「毎日更新のプレッシャー」で、ブログに追いかけられていました。
「一体私はいつになったら丁寧な暮らしをするつもりなんだろう!?」
ブログの収益が増えたらそうするつもりだったような気もします。
よくありますね、「お金が貯まったらゆっくりしよう。」とか。
でも、お金が貯まらなくても、ゆっくりペースな生き方は、そうしようと思えば今すぐにも出来ることなのだと気づきました。
今一度、初心に立ち帰りたくなりました。
6. 記事が雑になる。
「丁寧な暮らしをしたい」というのと連動していますが、毎日、時間に追われて無理矢理ブログを更新しようとすると、記事が雑になります。
記事をもう少し丁寧に書きたいと思いました。
短い文章で、サラッと書いているのに読ませてくれるブログというのもあり、憧れます。
そういうこともあるので、記事が雑=記事が短いということではないのですが、やはり、短かろうが長かろうが、「この記事のひとまとまりで書き切った方が伝わるテーマ」というのはあります。
そういう時に、長くても、本当はもっと時間をかけて、「伝えたいことを伝え切ったな」というところまで書きたいのに、「毎日更新」という締め切りに終われる中、不満の残る記事が数多く出てきてしまうのは以前から気になっていました。
先日、過去記事のリライトを始めたのです。
きっかけは、服や明らかに我が家だとわかってしまうような室内写真の削除からでした。
そのついでに過去記事を読み始めて、その雑さに我ながら驚いたのです。
中には「これはまとめて1つにした方が良さそうな記事」とか「写真を削除したら中身が何もない記事」とか、色々ありました。
これでは「いくら1000記事を書いても、1000記事分の価値はないのではないか!?」と単純に感じたのです。
それでリライトも含めて、今後は、毎日更新にこだわるよりも、記事一つ一つのクオリティを一定以上に保つようにした方が良いと判断しました。
「毎日更新にこだわって、雑な記事をアップしている場合ではないな。」と思ったのです(過去記事には、それほどヒドいものがあったのです)。
また、本の感想の記事を書きたいと思った時、「本を読み直す時間」と「ブログを書く時間」というのがあり、本の感想も、全然丁寧じゃないなと思いつつ、無理矢理アップしていました。
書きたいことや書こうと思ったことが書き切れなかったのです。
7. ブログは毎日更新ではなく「毎日書く」。
ところで、それで、毎日更新をやめたとして、「今後どうするか?」というヴィジョンの問題がありました。
「1日置きに更新する」ということも考えましたが、私は、更新頻度がどうとかいうよりも、「更新するかどうかは別として毎日書く」というのが良さそうだと思いました。
基本的に「毎日1時間だけブログを書こう」ということにしました。
1時間だけ書いたら途中でもやめてOKで、続きは次の日に書けば良しとします。
また、忙しい時(特にその日のうちに出さなければならない別の仕事がある日)は、「15分だけ」とします。
本当にもっと忙しければ、5分でも1分でも良しとします。
こういう時は、以前感想を書いた『小さな習慣』という本が参考になると思います。その本の感想はコチラです。↓
『小さな習慣』という素晴らしい本の感想(本を手放す3)。 - 晴れやかブログ
ブログ習慣のハードルを下げて、記事を書き続けることにしたのです。
そして、週に1日くらいは完全にブログから離れて休みを取ろうとも思います。
このようにすると、妙なプレッシャーからも解放される上、「ブログを書く習慣」という良い面は残すことができそうです。
結果として、何日かに一本の記事がアップされることになろうかと思います。
それで、もし時間がたっぷりあって、書きたい気持ちがあるのなら、そういう時は自由な気持ちで記事をたくさん書いてストックしておくのも良いなと思っています。
(それで、もしかすると、結果として毎日更新できてしまうこともあるかも知れません。)
毎日更新をやめたとして、「どうしていけば良いか、どうすれば自分が納得できるのか」というヴィジョンが見えたところで、毎日更新にこだわるのをやめる決心ができました。
私のブログのようなスタイルで、一定レベルの自分で納得できる記事を毎日更新しようと思ったら、毎日2〜3時間、ブログを書くのに時間が必要です。
結局のところ、私自身のライフスタイルの問題で、毎日ブログに2〜3時間かけることができなかったのです。
それで1時間くらいなら、あまり無理せず続けられそうだと思いました。
単純に計算すれば、2〜3日に一度記事をアップしていかれそうですが、過去記事のリライトも含めてのことですので、更新頻度はもっと落ちるかも知れません。
「毎日1時間だけブログに取り組み、週に1度休む(ですから、週に6時間ブログをやるという目標です)」ということを、淡々と続けていければ良いなと、今は思っています。
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おわりに
ブログを毎日更新することにこだわるのをやめた理由について書きました。
私は、ブログは実はまだずっと続けていきたいと思っているのです。
スタートした当初は、毎日更新しないと、怠け癖がついて、ブログを途中でやめてしまうのではないかと心配もしていました。
ですから、今までは、記事を書くトレーニングにもなったので、それはそれで良かったのかも。
でも、今は逆で、プレッシャーに力尽き、「このままでは燃え尽きてやめてしまいかねない。」と考えが変わりました。
ブログを長く続けるためにも、「毎日更新へのこだわり」を手放そうと思ったのです。
この記事を書き終えて、ちょっとホッとしました。