晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

『小さな習慣』という素晴らしい本の感想(本を手放す3)。

小さな習慣』という感想を書きつつ、本を手放します。

購入したのは2年ほど前、私は、この本には随分と助けられました。今でもこの本から得たヒントが脳内リピートして、できなかったことが出来ていたりします。

特に何か「続けたい」「習慣にしたい」と思っている人にはおすすめです。

私にとっては、ブログや捨て活の継続にとても役に立ちました。

 

『小さな習慣』について。

以下が『小さな習慣』の表紙です。↓

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著者はスティーヴン・ガイズというアメリカ人です。

この本のキモは、上の写真の帯に書いてあるキャッチコピーの通り、

目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!

ということです。

著者は、「1日50ワード書く」という小さな目標の継続と積み重ねで、本を書くという大仕事を成し遂げるに至りました。

このエピソードは、とりわけ、私にとって、ブログを毎日更新することに役立ったのです。

ブログ継続に役立ちました。

「50ワード」というプランは、英語圏ならではの発想かと思いますが、日本式に考えると、「1行だけ書く」という感じでしょうか?

目安は5分もかからないで終わるほど小さな目標にすることです。

なぜ小さな目標にするのが良いのかと言うと、モチベーションがなくても継続できるからです。

著者は、継続するのにモチベーションを使わないようにすすめています。

これは大賛成です。「本当にやりたいこと」であっても、人間はたいてい面倒くさがりやです。

ラクをしたいのは人間の本質ですから、モチベーションに頼っていると何事もできなくなってしまいますね。

そして、この小さな目標を達成すると、もちろん、達成しただけでも良いのですが、たいていそのままもっとできてしまうことが多いのです。

私のブログの例で言えば、本当にやる気のないとき、「一行だけの短いブログにしよう。」と思って書き始めるのですが、一行書くと、何だか続けて書けてしまいます。

実は今日もそうでした。

なぜそうなるのかと言うと、これはマタマタ、「ラクをしたい」という人間の面倒くさがりの性(さが)に起因しているかと思われます。

人間は、物事にとりかかるのも面倒くさいのですが、いったんやり始めると、やめるのも面倒くさいわけです。

テレビゲームとか、スマホのゲーム、やり出すと止まらなくなってしまうことがありますよね?

ブログも一行だけ書くと、そのまま何だか書き続けてしまえるのです。

ただ、スタートするときは「今日はほんの短い記事にしよう! 」とか、本気で思います。

でも、1行何か書くと、イモヅル式に言葉が続いていくのです。

ヨガの継続にも役立ちます。

この本の著者は、「腕立て伏せ1回」という小さな目標を例に挙げて、腕立て伏せ1回やると、もっとやってしまうということも書かれていました。

何となく、わかる気がします。私はヨガもやっていますが、面倒なときは、「とにかくマットだけ敷こう」とか思います。

そして、マットを敷くと、続けてポーズも1セットくらいはやれてしまうのです。

 

捨て活にも有益。

そしてこの「ばかばかしいぐらい小さい目標」というのは、捨て活や片付けにももちろん有益です。

私は実はこの本について、以前記事に書いたことがあります。以下の記事です。↓

「断捨離が進まない」「1日15分なんてとても無理」という、忙しい勤め人へのおすすめな3つ方法。

このときは、1分だけ断捨離をするということを書いていました。

でも、捨て活や片付けは、ゴミを1つだけとか、要らない紙1枚捨てるだけなど、もっともっとハードルを下げています。

とにかく、「目標はばかばかしいほど小さく」です!

それでも、ゴミを1つ捨てると、何故かもっと捨てたくなることが多いから不思議です。

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おわりに

今日は、本を手放しつつ感想を書くシリーズで、『小さな習慣』について書きました。

それで、最後にもう1つ大事なのは、毎日継続できなかったからといって、自分を責めたりしないことです。

毎日継続できないのは、「本当はやりたくないから」とか「自分に必要ないこと」だったりすることがあります。

または、目標が大きすぎるのかも知れません。

そういうときは、自分を責めるのではなく、自分の本心に問いかけながら、目標プランの見直しをして、再び取り組んでみると良いです。

そのようなことに関するヒントも本には書かれていました。

何かを継続したいとか、いつかの大きな目標を達成するために一歩を踏み出したいとか、そういう思いがある方にはとてもおすすめな本です。

ぜひ、読んでみて下さいね! という気持ちで古本屋さんに持っていって、流通させることにしつつ、手放します。