晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

汚部屋を片付けたくてたまらなくなる理由。:ガラクタの19の悪影響その1

今日は断捨離片付けなどのモチベーションアップにつながるお話しです。

カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』という本を読むと、「無性に断捨離がしたくなります。

その理由はなぜかと言いますと、ガラクタが人生に与える悪影響について書かれているからに違いありません。

この点、他の断捨離や片付け本と大きく違うところだと思っています。

長年、「汚部屋の方が居心地がいい。」「ものがいっぱいある方が安心。」と思い込んでいた私。

でも、『ガラクタ捨てれば自分が見える』を読み始めてから、続きを読むのもそこそこに、不用品の処分に手をつけ始めてしまいました。

ガラクタには一体どんな悪影響があるのでしょうか?

 

汚部屋を片付けたくてたまらなくなる、ガラクタの19の悪影響。 

以下のリストはカレン・キングストンの本からの引用です。ガラクタがどんな影響を与えるのかというもので、全部で19個あります。

持っていると、疲労感をおぼえ、無気力になる

過去の呪縛を溜めこむこと

体の動きも滞らせる

あなたの体重にも影響を与える

混乱のもとになる

人々の対応にも影響を与える

何事も延期しがちになる

不調和が起きる

自分を恥じるようになる

人生の展開が遅くなる

気分が鬱になる

超過荷物になる

感性が鈍り人生の楽しみを味わうことが出来なくなる

余分な掃除を強いられる

整理整頓が悪くなる

健康に悪く、火事の危険性を招く

好ましくない信号を発する

お金がかかる

大切なことに頭がいかなくなる

どの言葉が自分に「ピン」とくるのかは、人それぞれ違うと思います。私自身が特に「ピン」ときたものについて、いくつか取り上げて、くわしくお伝えしていきたいと思います。

今回は、

・持っていると、疲労感をおぼえ、無気力になる

・過去の呪縛を溜めこむこと

この2つの項目について書きます。

持っていると、疲労感をおぼえ、無気力になる

ガラクタを持っていると、疲労感をおぼえ、無気力になるというのは、カレンに指摘されるまで気づかなかったことでした。

でも、事実だったと思います。

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写真はイメージです。私のではありません。

汚部屋にいると疲れる

というのは、汚部屋の住人だったころ、外出から家に帰ってくると、いつも「疲れちゃって何も出来ない状態」になっていたからです。

仕事で疲れて帰ってくるにしても、キレイな部屋に帰ってくると「ホッとするなあ」「やっぱりウチが一番いいなあ」と感じ、癒されたり疲れがとれたりするものです。

ところが、部屋がガラクタで一杯だと、帰ってくると、疲れが倍増するのです。

部屋着に着替えるのも面倒になってそのままベッドに倒れ込み、そのまま朝まで…なんてこともよくありました。

お風呂にも入らず、メイクも落とさず…など、どんどん怠け者になります。

そして、そのうちメイクもしなくなったりするのです。オシャレに対する興味も失われていきます。

何もかも無気力で、すぐに疲れるので、休みの日になっても、どこかに出かけたいなんて思わなくなります。

ただひたすら疲れて寝るばかり。「掃除もしなくちゃ。」といつも思っていましたが、掃除機を取り出すのも億劫で、結局汚いまま。

自分は怠惰なナマケモノだと思い込んでいました。そういう性格なんだと。

今までの私のガラクタ人生をふりかえると、そのピークは20代の後半でした。大学を卒業して社会人になって数年。

「仕事を頑張っているから疲れるのもしょうがない。社会人になればこんなもの。」と思っていました。

部屋がガラクタだらけだった20代の後半は、今までの人生で最も疲れやすく、無気力でした。

50代の今の方がずっと元気です。

ガラクタのネガティブなパワーはやる気を失わせる

つい最近、クローゼットの中のいらない服をたくさん捨てました。

その時、クローゼットを開けただけで、疲れて片付けを進めることができないときが何度かありました。

「クローゼットを開けただけで、何もしていないのに、疲れてやる気がなくなる。」

ガラクタのネガティブなパワーはやる気を失わせるのです。

なんだか疲れるのは性格ではなくガラクタのせい

自分の性格ではなく、ガラクタの持つ負のパワーの影響だと思ったとき、重い腰を上げて、汚部屋をなんとかしなくちゃと、気力がわいてきたものです。

ガラクタの悪影響に気づくと、それを何とかしよう、何とかしなければ、という気になり、汚部屋を片付けたくてたまらなったのですね。

無性にガラクタが捨てたくて捨てたくて仕方なくなってきました。捨てすぎにご用心!

過去の呪縛を溜めこむこと 

少し、本から引用します。

保管場所が「ガラクタ」でいっぱいなのは、人生に新しいものが入りこむ隙間がないということです。あなたの心は過去のことに捉われがちで、昔からの悩みを何度も蒸し返します。…(後略)

初めてこの文章を読んだとき、真っ先に私の脳裏をよぎったのは、「古い日記帳」と「本」などがギッシリ詰まった本棚でした。

そして、ガラクタ処分は本棚から着手しました。

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写真はイメージです。私のではありません。

古い日記帳

ときどき、自分の古い日記帳を読み返すと、そのたびに「いつも同じことで悩んでいる。」と、思ったものです。

「私は、何年経っても、何も成長していない。」

いつも悩みごとや、気に入らない誰かの悪口や愚痴を書いていました。何か嫌なことがあると、日記に向かうのです。

自分の感情をノートに書き出すのは良いことです。でも、そのノート自体をとっておくことは問題。

言霊の力が働くのだと私は思います。

そのうち、私は、自分の古い日記を見るのも嫌になり、読まなくなりました。だいたいどれほどネガティなことが書いてあるか、読まなくてもわかったからです。

数年後、基本的にメンタルがポジティブになってきてから書いた日記は、自然にポジティブな内容になっていきます。この時期の日記は今でも持っています。

でも、ネガティブなことばかり書いていた頃の日記は、全部処分しました。読んでも、カレンの言葉どおり、「昔からの悩みを何度も蒸し返す。」からです。

悩み解決のための本

人生で悩みが起こると、私はよく本に頼りました。悩みを解決してくれそうな本を読むのはいいのですが、読んだ後、本棚にいれて放置しておくと、思わぬ悪影響が出ます。

例えば、一時、「自分はうつ病なのではないか」と悩んで、うつ病や心理学の本などを毎日のように読んでいたことがありました。

このような本をいつまでもとっておくと、毎日それを目にするわけですから、無意識のうちに「うつ病」という言葉が自分の潜在意識に擦り込まれるのです。

「うつ」を何とかしたいと思って買ったはずの本なのに、その背表紙を毎日目にしながら、いつまでも「自分はうつである」という意識から抜け出せなくなるのです。

これも気をつけたい言霊の力だと私は思っています。

何だかネガティブな気分になるようなタイトルの本は、読まない方がいいと思っています。でも、キャッチコピーに踊らされて、何だか読みたくなって、つい買ってしまうことも多々あります。

そんな本は、読み終えたらすぐに古本屋に持っていくと良いです。新しければ新しいほど高く売れるという利点もあります。

まあそれはさておき、もうこれから読むつもりもない悩み解決のための本がぎっしり詰まっていると、カレン・キングストンが言うように、過去の呪縛からいつまでも解き放たれることができなくなるのです。

ガラクタ処分、やらなきゃ損損!!

古いネガティブなことばかり書いてある日記帳、悩みごとについてばかり書いてある本…。

「こんなものを、いつまでも本棚に詰め込んでおくのは、人生損しているではないか!?」という気持ちになります。

捨てるのがモッタイナイなんて、もってのほか。 「モッタイナイのはガラクタを目にする時間と置いているスペースの方でしょ!」

こんな風にして、カレンキングストンの言葉は、ガラクタ処分のモチベーションをどんどんアップしてくれるのです。

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おわりに

カレン・キングストンのガラクタに関する話は、読むと無性に片付けたり捨てたりしたくなります。きっと汚部屋脱出の助けになってくれることでしょう。

それでは、つづきはまた次回に書きます。