晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

断捨離に迷う「良い服」を、こころおきなく手放す2つのコツ。

断捨離に迷ってしまう服ってありますよね?

そんな中でも「1、2回しか着ていないキレイな状態の良い服。しかも結構高かった。」という服って、捨てられない服の筆頭ではないでしょうか?

いわゆる「もったいない。」って気持ちが一番わき起こるのは、そんな服です。

今回は、そんな服を、迷いなく手放す2つのコツをお伝えします。

 

断捨離に迷う「良い服」

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左は一度しか着ていないビジネス用のジャケット。右は2回しか着ていないフォーマルなワンピース。

両方とも、黒と白の細かいチェック柄。パーソナルカラー診断で「似合わない色」だとわかったのが、私が処分しようかと思ったきっかけです。

理由は人それぞれですが、あまり着ていない、まだ新品同様のキレイな「良い服」が、クローゼットに眠っていることって、よくあることです。

でも、意外と簡単に手放せるコツがあるのです。

断捨離に迷う「良い服」を、こころおきなく手放す1つ目のコツ。

処分を決めた他の服と一緒に、大きめのバッグ(袋)に入れて、リサイクルショップに持って行く、というのが1つ目のコツです。

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写真はイメージです。私のではありません。

私は、自転車で、旅行用のボストンバッグに入れて持って行きましたが、自動車の人などは、ゴミ袋などでも良いですね。

最初に処分を決めた服を入れる

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最初に、すでに処分を決めている服をどんどんたたんで入れていきます。そこで、あまったスペースに迷っている服も一緒に入れてしまうのです。

「大きめのバッグ(袋)で」というのが効を奏するのはここです。

「せっかくリサイクルショップに行くのだから、バッグを一杯にしなくちゃもったいない。」という気分になるからです。

リサイクルショップに行く自分の手間ひまがもったいないからというわけです。

リサイクルショップでは売らなくてもいい、査定だけしてもらう。

リサイクルショップに持っていったら、まず査定してもらうことになります。査定だけではまだ手放さなくても良いのです。

それがリサイクルショップへ持って行くのが良いという理由です。気が変わって持って帰っても良いわけです。

でも、多分、持って帰ることは殆どないでしょう。「せっかく持ってきたのだから、帰りは身軽で帰りたい。」という気分になるからです。

また、査定してもらうと、ビックリするほど安いものです。これがまた良いのです。というのは、「自分で思っていたほど服に価値はなかった。」ということがわかるからです。 

これで急速に迷いがしぼむのです。迷っていたのがバカバカしくなるほど。もしも査定でひきとってもらえないことがわかれば、すでに0円以下なわけです。

持って帰ったとしても、「ゴミとして出してしまっても良かろう。」と思えてきます。

その服を必要としている人の手に渡る

また、リサイクルショップに売ることの利点はもう1つあります。それは、服への執着を手放しやすいということです。

リサイクルショップで査定を待つ間、店内を見ながら待っていました。すると、前回私が持ち込んだワンピースが売られているのを見つけました。

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これを見たとき、「誰か必要としてくれる人の手に渡るのだ」と思って、ホッとしたものです。

このワンピースは、似合わない色でなければまだ持っていたハズのもので、気持ちの上で、特に手放しずらいもののうちの1つでした。

でも、店内にぶら下がっているのを見たとき、「私よりももっと似合う人が喜んで着てくれる可能性を作ったのだから、手放して本当に良かったのだ。」と思ったのです。

どの「良い服」も同じことです。

「もっと必要としてくれる人の手に渡る」というイメージは、こころおきなく服への執着を手放せる、一番理想的な心理状態を作りやすくしてくれます

もし最初からそう思えるのなら、寄付や自治体の資源ゴミ、必要としている知り合いにあげる(押し付けるのはナシ)など、どんな処分方法でも良いです。

「執着を手放す」という理想的な心理状態になるのが、リサイクルショップへ持って行く目的でした。

断捨離に迷う「良い服」を、こころおきなく手放す2つ目のコツ。

「必要な服は買い直すことを自分に許す」というのが2つ目のコツです。服を手放して必要な誰かに与えるのだったら、自分にも与えましょう。

「この服を手放したら、これ以降ずっと服を入手することはできないのだ。」と考えてしまったら、一生どんな服も手放すことはできません。

例えば、ビジネス用のジャケットが、すぐに必要なら、すぐに買っても良いのです。

私の場合は、それほど急がないので、「そのうち良いのに出会ったら買って良い。」ということにしました。

このことは、「万が一必要になったら困るかも知れない」という「未来への不安を手放す」ことにつながります。

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おわりに

「執着を手放す」「未来への不安を手放す」ということが、結局いちばんのポイントです。今回の話は、そのための方便でした。

ですから、もしそれができるのなら、自治体のルールに従って燃えるゴミとして捨てることも全く悪いことではありません。

私たちは、つい目先のことばかり気にしてしまいますが、服に限らず、どんなものでも、いつか必ずゴミになるからです。