冬服の断捨離、終えたつもりでいましたが、「毛玉ができたセーター」も捨てることにしました。
先日、靴下を「毛玉ができたら」捨てて良いと、自分に許可を与えました。以前は「穴があくまで」履くというのがマイルールだったのですが、基準を変えたわけです。
それで、にわかに、イモヅル式に、「それならば毛玉のできたセーターやカーディガンも処分していいのではないか?」と思ったのです。
処分する自分を許し、キレイなセーターを着る許可を与える
「もったいないから」「処分も買い直すのも面倒だから」というのが、「毛玉ができたくらいでは」捨てなかった理由でした。
でも、本心ではどうかというと、「毛玉のセーターを着るのはいやだなあ」というだけなんです。
この事実は、言い換えれば「毛玉ぐらいガマンして、目をつぶって、着なさい。捨てるのは許さない。」と自分に強要しているようなもの。
「買い替える」ということを考えると、買い物にも手間ひまやお金がかかるわけです。毛玉のセータを着ることは、ものぐさでなまけものの自分を許すという面も確かにありました。
程度とバランスの問題です。
「毛玉のついたセーターを着るなら着るで許し」「捨てるなら捨てるで許し」という自由さを持って自分に接したいと思います。
それで、今回はやはり「毛玉」がとても気になったので、簡単に取れるもの以外は、捨てることにしたのです。
冬服の断捨離「毛玉つきセーター」バージョン
濃いピンクのセーター
このセーターは、7年前に買って以来、大のお気に入りのセーターでした。H&Mのバーゲンで買った3000円もしない安物ですが、毎年冬の服としては、もっとも使用頻度が高かったものです。
写真だと紫に見えますが、本当はピンク色です。化学繊維のモール状の糸で編んであるセーターで、あまり毛玉もできず、洗濯機で洗っても縮まないし、とても気に入っていました。
仕事でもプライベートでも、何度も着たセーターです。このセーターを着ると、楽しい気分になりました。
でも、やっぱり数年経つと、毛玉が気になってきました。それで「ちょっとなあ」と思いながら、着続けてきました。
特に気になりだしたのは去年からです。繊維の先端に無数の小さな毛玉ができるようになり、取りきれるものではなくなったのです。
着心地が良いので、今年の冬も、かなりの頻度で着ていましたが、「ほとんど家にいるからいいだろう」という気持ちでした。
でも、人に会う日は着ないようになりました。たまに一人でカフェに行った時など、隣にいる見ず知らずの人の目線も気になるようになりました。
あきらかに二軍落ちの服となったはずなのに、着心地が良くて使用頻度は下がらなかったのです。
実はこれは次の冬も着るつもりで、一旦しまったのです。毛玉のついたまま着るという選択もありましたが、手放してみるのも良かろうと思い、処分することにしました。
黒のカシミアのカーディガン
このカーディガンは、6年ほど前に買ったもので、これも仕事にプライベートに、大活躍していました。
腰までかかる長めの丈で、ポケットまでついているのでとても重宝していました。
でも、やはり毛玉が取れにくくなり、2年前から使用頻度がかなり落ちました。カシミアなので、傷んだらそれなりの風合いで、一生もの、みたいに思っていました。
でも、洗ってもキレイにならなくなってきました。また、一時「黒」がマイブームでしたが、ブームが去ったような気もします。
たまに出して着てみる日は、「暗いなあ」と感じるようになり、迷っていましたが、処分を許すことにします。
からし色のセーター
写真だとくすんで見えますが、本当はもっとキレイな色をしています。これも、来年も着るつもりでいました。
細かい毛玉が出ていますが、許容範囲としていたのです。これは2年前に買ったもの。スーパーのバーゲンで2000円くらいで、安く買いましたが、色と形が良くて、かなりの頻度で着ていました。
でも、細かい毛玉はやはり気になるので、今回は手放してみることにします。
まとめ
今回は、よく着込んだ、お気に入りだったセーターですが、毛玉がたくさんできてしまったため、処分することにしたシリーズです。
お気に入りを手放すのは勇気が入りますが、「もっと良い服と出会えるかも知れない」という希望を持って、「毛玉」を自分に与えるのをやめることにしました。
お気に入りを手放すのはツライと、こないだまで思っていましたが、今は「毛玉を自分に与えるのはマズイ」という気持ちが強くなっています。
断捨離が加速してきたのかも知れません。また、今後の人生の展開も楽しみにしつつ、処分を許すことにいたします。