服の断捨離には「パーソナルスタイリスト」が効果的です。服を捨てるにしても、買うにしても、自分に似合うものと似合わないものがわかってくると、無駄な買い物が減るからです。
私は一度、パーソナルスタイリストに同行してもらって買い物をしたことがあります。きっかけは、数年前の婚活です。「お見合いやデートに着て行く服がない」ということで悩みました。
そんなときに、たまたまネットで「パーソナルスタイリスト」というものがあることを知り、頼んでみることにしたのです。そして、選んだスタイリストさんは「大当たり」でした。
私は一体どうやって、一発で、自分に合ったスタイリストを探し当てたのでしょうか? 今回は、パーソナルスタイリスト選びのコツについて書きたいと思います。
成功するパーソナルスタイリスト選びのコツは実は1つだけです。それは「自分とスタイリストの好きなファッション誌が一致している」ということです。
パーソナルスタイリスト同行でのお買い物体験談
前置きが長くなって恐縮ですが、参考までに、最初にざっくりと私の体験談を書いておきます。
最初に書きましたが、このお買い物の目的は、婚活するための「お見合いやデートに着るコーディネートを選んでもらうこと」でした。
私が頼んだのは個人のフリーランスの方でした。2時間で2万円程度だったと思います。
ネット上で申し込んだときに「ワンピースコーディネート」と「スカートのコーディネート」を1つずつ、靴とバッグとアクセサリー、秋だったので、コートも選んでくださいと伝えました。
それから自分の買い物の予算を伝えました。それで住んでいる場所などから、スタイリストさんが、買い物場所を決め、最寄りの駅で待ち合わせをしました。
最初、カフェでお茶しながら軽く打ち合わせをし、体系などから、似合うものを書いた紙をくれました。
買い物は、勧められたものを、絶対に買う必要はないとのことでしたが、私は、わりと急いでいたので、その日のうちに必要なものはほとんど揃えることができました。
パーソナルスタイリスト選び成功のコツ。
パーソナルスタイリスト体験はこの一回だけですが、スタイリストさんの選び方で、自分でも「これは成功だったな」と思うコツを書きますね。
それは、「そのスタイリストさんが、どんなファッション誌が好きかをチェックする」ということです。それと自分自身のファッション傾向が合っていれば間違いがありません。
私は10代や20代の頃は、マガジンハウスの「オリーブ」とか「アンアン」に憧れていましたので、「元オリーブ少女」というプロフィールに惹かれて、この方を選びました。
私は、「あまりコンサバになりすぎないようにしたい」と伝え、その気持ちをわかった上で、とても良いコーディネートを選んでもらえたと満足しました。
私の世代の若い頃で言えば「JJ」とか「CanCan」のようなコンサバ系のファッションというのがあります。
結婚相談所などでも服のアドバイスをしてくれたりもしますが、コンサバ系が多いです。でも、それだと、婚活したあと、全く着ない服を増やしてしまうに違いないと思い、私はコンサバを避けました。
もし私が、コンサバが得意なスタイリストを選んでしまったら、それほど満足感は得られなかったと思うのです。
他の例を挙げれば、ナチュラル系が好きな人ならば「リンネル」などのコーディネートが得意な人を探す方が、自分好みの服を選んでもらいやすくなりますよね。
「買う」も「捨てる」も断捨離への応用が効く
それで、同行してもらったお買い物は一度だけですが、「こんな服が似合います」というアドバイスがもらえたことで、その後の服選びがとてもラクになったのです。
これは大きな副産物でした。
例えば、私は割と鳩胸なので、胸元にフリルがついていたりするものは似合わないそうで、スッキリしたVネックなどが良いとアドバイスされました。
実際このアドバイスはとても的を得ていて、カワイイと思ってつい買ってしまった、胸元にゴージャスなフリルがついたブラウスを、捨てることができました。
その服を私が着ると、可愛いというよりも、何だかモッサリとして見え、「何だかこれはちがうな〜」と思っていたからです。
それから、新しく服を買うときも、もう、胸元の可愛らしさに惑わされることなく、いさぎよく、VネックやスッキリしたUネックなどを購入できるようになりました。
こういう汎用性の高いアドバイスを貰えたので、婚活用の服だけでなく、普段ウチで着る服なども、似合わないものを選んでしまうことが激減したのです。
まとめ
パーソナルスタイリストのお買い物同行で2万円かかりましたが、その後の服選びのロスが減ったことを考えると、割と短期間で元はとれたと思います。
私の場合は婚活目的でしたが、普段着や仕事着などの目的や予算に応じて色々と対応してくれるので、服選びに自信が持てないときは、一度同行してもらうのはいかがでしょうか?
「自分とスタイリストが好きなファッション誌が同じ」というポイントはハズさないで!