「断捨離が進まない」、「汚部屋なのになかなか片付けられない」、「ものがなかなか手放せない」と悩む方に、悩まないための、とっておきの方法をお伝えしたいと思います。
「機が熟せば、ものは自然に手放せる」という理想的な断捨離。
機が熟せば、ものは自然に手放せるということです。今、多くの方が、断捨離を頑張っていらっしゃいます。中には、これは、断捨離などする必要はないのではないかと思う方もいらっしゃいます。
わたしは、「誰にとっても断捨離は必要とは思っていない」のです。わたしの最初の断捨離は、何かお手本や、感銘を受けた思想があったわけではありません。
最初の汚部屋脱出にいたるプロセスの中で、「物を手放す」ということは、ごく自然にやってきました。ですから、当時手放したものは、全く未練がないのです。
手放すものは、次々に、ほぼ自動的に選択され、「どれを捨てるべきか」「捨てるか捨てないか」ということでは悩まなかったのです。「もったいない」というような気持ちも殆どありませんでした。
かといって、感情的に物に当たっていたということでもありません。ものすごく平常心で、淡々とひたすら処分していました。また、「しまったこれは捨てるんじゃなかった!」という後悔もありません。
その後わたしは何度か断捨離を行うのですが、最初の断捨離が、断捨離としては最も成功した理想的な断捨離だったと思っています。断捨離なんて、わざわざ意図して行うようなものではないのです。
わたしは、断捨離をしようとしてしたわけではありませんでした。そもそも「断捨離」「汚部屋」などという概念はありませんでした。
特に最初の断捨離と汚部屋脱出は、まだ断捨離という言葉が流行するずっと以前のことでもありましたし、カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』にさえ出会ってなかったのです。
わたし自身が具体的に動けるように、背後から、何者かが「わたしにそうさせた」という感じがします。
いずれにしても、とても自然に、人生の変化のプロセスの中で、「断捨離をした」というよりも「断捨離は向こうからやってきた」のでした。
わたしの最初の断捨離は、起こるべくして起こったことだという感じです。「これが今わたしがやるべきことなんだ」と、何の疑いもなく断捨離に取り組んだのです。
ですから、「断捨離が進まない」、「汚部屋なのになかなか片付けられない」、「ものがなかなか手放せない」という方は、自分が「そうしたくなる」まで、放っておけば良いのです。
これが、悩まないためのとっておきの方法です。
断捨離が必要ない人まで断捨離をやっている。
「断捨離が進まない」「汚部屋なのになかなか片付けられない」「ものがなかなか手放せない」と言って悩む人は、そもそも、機が熟していないのではないかと思います。
もし、「ものが少ないシンプルな部屋」という、青写真があって、それに今の自分の部屋があてはまらないのなら、それは、青写真の方に問題があると思います。
こういう絵空事のような目標は、何かの成功哲学の本に、例として載っていたからといって、「月収100万円」と掲げて、実現する可能性の低いニセモノの目標に向かってばく進していくのに近いものを感じます。(そして、たいがい挫折するのです)
他の人のブログを見て「自分もこんな風にしたい」と思ったのかも知れません。でも、それって、他の人の家であって、自分の家ではないのですよね。
機が熟せば、断捨離なんて、ごく自然にやりたくなります。
やりたくなるだけでなく、ものすごくスムーズに進みます。
断捨離がなかなか進まない人は、断捨離が「今は必要ない」と考えて、断捨離のことなど忘れて、普通に生きていけばいいのではないでしょうか?
断捨離をやめるとラクになる。
ですから、「断捨離」というものに囚われるのはやめましょう。とても気持ちがラクになります。
「断捨離ができないから悩む」って、本当はちょっとオカシイです。断捨離ができないなら、しなければイイじゃないですか?
「ものが捨てられない」といって悩むのもどうかしているんです。捨てられなければ、持っていればいいじゃないですか?まわりが断捨離しているからって、自分まで断捨離することはないんです。
「汚部屋を片付けたい」というのだって、「汚部屋」って、一体、誰が決めたんでしょう? テレビのニュースになるほどのゴミ屋敷なら他人に迷惑なので、何とかしなければなりません。
でも、どこかの誰かのキレイな部屋の写真と比べて、「うちは汚い」と思っているだけなら、キレイな部屋の写真が載ってる本や雑誌やブログを見るのをやめちゃえば良いんです。
その方が片づけや掃除という家事を増やすこともなくなるので、生活も気持ちも、ずっとラクになるはずです。
応援に感謝してます♡
おわりに
今日は「断捨離が進まない」、「汚部屋なのになかなか片付けられない」、「ものがなかなか手放せない」と悩む方に、悩まないための、とっておきの方法をお伝えしました。
いかがでしたか? ぜひ参考にしてみてくださいね。