服で人生を変える方法について書きます。私が以前やってみた方法で、とても上手く行きました。
例えば「仕事でステップアップしたい」などという時に上手くいく方法だと思います。
特に「あれこれ手を尽くして頑張っているのに結果が出ない。」なんていう時に効果的です。
それでは私自身の例を挙げてお伝えしますね。
服で人生を変えるには、ドレスコード(TPO)を変える。
結論から言えば、服で人生を変える方法というのは、ドレスコード(TPO)を変えるということです。
ドレスコードというと、パーティとか「何か特別なシーン」についてはよく聞きますが、今回お話ししたいのは、ちょっと違います。
実は、ドレスコードというのは、「いつでも常に」存在しています。
私の以前の勤め先のドレスコード。
私がアルバイトで勤めていた会社で、「正社員になりたい」と思っていた時のことです。スキルアップしたりして、仕事も頑張っていて、それなりに評価もありました。
その会社の場合、アルバイトのドレスコードは、Gパンなどでごくラフな服装で、皆そのような服装をしていました。
一方、正社員の人は、スーツ着たり、ジャケットを羽織るなどの服装をしていました。これが正社員のドレスコードです。
私自身も最初はアルバイトだったので、周囲のアルバイト仲間のドレスコードと同じように、Gパンコーデでラフな服装でした。
行きたい方向のドレスコードに合わせる。
もし「アルバイトのままがいい。」と思うなら、これまで通り、「Gパンコーデでラフな服装」をしていれば良い…というか、むしろその方がいいです。
人生は変わりませんが、変えることが常に正しいわけではないからです。
皆と同じように「Gパンコーデでラフな服装」の範疇のおしゃれを楽しみ、アルバイト仲間と仲良くやって行く方が人生は楽しめます。
でも、「正社員になりたい」と思うなら、正社員の人たちと同じような服に変えていくと良いです。
行きたい方向のドレスコード(TPO)に合わせるのです。
具体的には、ジャケットを羽織ったり、Gパンはやめて、キレイ目のパンツを履いたりするということです。
少しずつ変えるのがポイント。
かといって、昨日までGパンにTシャツだったのに、いきなりスーツとかはやめた方がいいです。
周囲との違和感が大きすぎて「何この人!」「どうしちゃったの!?」となるからです。
これでは「ただの変な人」です。
急激な大きな変化は、悪目立ちしてしまうんですね。
場合によっては、「転職の面接に行くつもりなのか!?」なんて疑われるので、急激な変化は逆効果です。
最終的には「アルバイトチームとの違和感」「正社員チームとの調和」が大事になってきますが、周囲との違和感を最小限にするのも大事です。
人は変化を嫌うので、「他人の目から見たらあまり変わってないように見える」という小さな変化を積み重ねていくのがおすすめです。
また、そうした方が、自分自身の心もついて来やすくなります。
変に勇気を振り絞る必要はありません。
時間をかけておしゃれを楽しむつもりで変えていく。
少し時間をかけておしゃれを楽しむつもりで変えていくと良いです。
例えば、ブルーデニムを履いていたのなら、ブラックデニムやベージュのデニム、チノパンなどに変えて行きます。
(注:私は今はパーソナルカラー診断をやってブラックは似合わないとわかり黒い服は持っていませんが、当時は黒が中心だったのです。)
ブルーデニムというのは、特におすすめしません。というのは、そもそもブルーデニムは労働着だからです。
ある会社に訪問した時に、スーツの人とブルーデニムの人がいて、「どの人がアルバイトでしょう?」と聞かれたら、ほとんどの人がブルーデニムの人をアルバイトだと思うのではないでしょうか?
このように人は「ドレスコード」を無意識のうちに感じるものです。
まああそれはさておき、Tシャツをやめて、キレイ目なカットソーに変えてみたり、キレイ目のカーディガンを羽織るなど、ちょっとずつアイテムをズラしていくように変えていきます。
まずはブルーデニムをやめてしばらく過ごし、その後キレイ目なカットソーに変えてさらにしばらく過ごす…など、少しずつやるのが悪目立ちせずにおすすめです。
急激な変化を避けるため、たまにはブルーデニムの日も混ぜていくのもアリです。
また、女性の場合、羽織りもののインナーなど、出来る範囲で「明るい色」にしたり、ノンメイクなら、メイクも始めるのがいいです。
女性は服を使って「職場の華」を目指していくのもおすすめです。
変化は1週間とか1ヶ月とか、自分の心にあまり負荷をかけずに楽しめる期間が良いですね。
小さな勇気を積み重ねてく感じです。
また、時間をかけた方が経済的にもラクです。毎月給料が出たら何か1着とか2〜3着とか買い足していけばお金の面でも負担が少なくて済みます。
さらに、その間、会社の仕事にも慣れたり(無理する必要はないですが)、会社自体に慣れるし、仕事の経験も自然に積まれていくのでラクですね。
この小さな変化を積み重ねて半年とか一年とか二年とか…経過していくと、小さな違和感の積み重ねが大きな違和感となって、
「アルバイトチームには居られない、アルバイトとして居心地の悪い」自分自身になっていることを発見します。
少しずつ責任のある仕事を頼まれることも出てきたりします。正社員の人たちと少し人間関係が出てきたりします。
逆にアルバイトチームの中では、一瞬、仲間外れのような状態になってしまうこともあるかも知れません。
でもこの手の抵抗は、実は、変化の背中を押してくれるプロセスに過ぎなかったのだと、後から思えます。
ここはちょっと「プチ辛抱」みたいなのが必要かも。
小さな変化が積み重なったタイミングで、正社員にならないかと声がかかったのです。
私はすでに正社員として働いてもおかしくない服装になっていました。自然な成り行きだった感じです。
自分で「正社員になりたいんです!」などと必死に無理な自己主張をしなくても、人生の変化は「向こうから」やってきました。
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おわりに
以上が、今回お話した「服で人生を変える方法」です。
「変えたい方向にふさわしいドレスコードに、少しずつ合わせていく」というのがその方法です。
もちろん、スキルの面も大事ですが、ガムシャラに一人だけ残業を頑張ったり出来ますアピールなど余計なことはせず(←これは逆に評価が下がります。)、「服を変える」と効果的だということです。
私は「仕事術」の本を読み漁ったり、スキルアップに励んでも結果が出ないことに疲れ果てていた頃、ふと「服を変える」方法に出会ったのです。
それを自分なりにアレンジしてやってみました。
(ただ、「仕事術」の本を読み漁ったり、スキルアップに励んだことも無駄だったとは思っていません。むしろこれをやった後、「万策尽き果てた」という状態で、ある意味「気が抜けて」服を変えていったから良かったのかも。)
ゆったりとした気持ちで、ひとまず「正社員になりたい」という願望は脇にどけて、おしゃれを楽しむ感じで少しずつやると過程も結果も楽しめます。
不要な残業やめて、とっとと定時に退社して、会社帰りに服のウィンドウショッピングを楽しみましょうという感じです。
そして、周囲には秘密にして実行するのもポイントです。自分一人のお楽しみです。
何かピンとくるものがあったら、試してみて下さい。
頑張っても頑張っても結果が出ない時、足りないのは、スキルではなく服なのかも知れません。