晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

本の処分にも買うのにも重宝する古本屋こそ、私のマイ図書館。

断捨離に着手しています。本の処分は、やっぱり古本屋に売るのが一番便利だと個人的には思います。

特に、近所に古本屋があると、便利さは尚更。自治体の資源ゴミよりも早く手放せます。

それで、本の手放しついでに、店内を見ると、たまたま「欲しいなあ」と思っていた本に出くわすことがあり、驚くべき安さで売られていたりするのが嬉しいです^^。

今回は、最近古本屋さんで買った本のうち、2冊をご紹介しますね。2冊とも、かつて古本屋に売った本で、もう一度読みたいと思っての買い直しです。 

 

古本屋さんで買い直した本2冊。

買い直した2冊というのは、言わずと知れた、以下の2冊です。

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私は、断捨離のバイブルといえば、カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』ですが、それに次いで「お世話になったなあ」という2冊です。

どちらも、それぞれの発売当初、新品を定価で普通の書店で買いました。

こんまりさんの『人生がときめく片づけの魔法』は、定価では1400円ですが、350円で売られていました。

地曵いく子さんの『服を買うなら、捨てなさい』は、定価1200円ですが、何と! 80円で売られていたのです。

これらの2冊は、自分の過去の断捨離の過程で、参考にしつつ、「今はもういいかな」と思った時点で手放しました。もう何年も前のことです。

350円と80円。

この値段で買い戻せるなら、なかなか良いと思いません?

ブログの大きなテーマになっている断捨離、片づけ、ミニマリスト、シンプルライフなどの参考にしたくて欲しいと思っていたのです。

まだ新品のものが通常の書店で売られていますから、それを買っても良かったのですが、一度は買って読んだ本、ちょっとケチな気持ちにもなりまして、古本では迷わず買いました。

憧れの、「図書館に寄付して『いつでも読める状態』みたい」。

カレン・キングストンの『ガラクタ捨てれば自分が見える』の本の処分に関する記述の中に、以下のように書かれています。

あとで読みたくなった時のことが心配ならば、地元の図書館に寄付をするのが一番良いでしょう。必要になったら、いつでもまた借りることが出来ると思えば気が楽になります。

私は、これができたら便利だとは思いましたが、図書館よりも、古本屋でこれに近いことが、すでにできているように思います。

それは、古本業界全体で、結果として、そうなっているという感じです。

今回私が買った『人生がときめく片づけの魔法』と『服を買うなら、捨てなさい』は、私が以前売ったそのものの本ではないと思います。

どこかの誰かが売ったものが、めぐりめぐってやってきたのです。でも、これって、多くの人たちが古本業界に本を売ってくれているから起こってくる嬉しい偶然だと思うのです。

図書館よりお金はかかるけど

また、2冊合わせて定価2600円で購入し、2冊で100円くらいで売ったとして、430円で買い戻したということで、図書館と違って、多少、お金はかかります。

でも、以前、人気の新刊本を図書館で借りようとしたら、50人待ちだったことがありました。図書館は、無料でも、スグに読めないということもあります。

本は「そのときに読みたい」という、自分の中の旬があります。50人が1週間ずつ借りたとしたら、50週間。こんなに時間が経ったら、もう読みたくなくなっているかも。

結局購入することに。

古本屋は、自分の近場で売って、別の古本屋で探すということもできます。私は、アマゾンでも、新品より中古の方が安いことが多いので、中古で買うことが多いです。

そして、不要になれば、また別の古書店に売るのです。

多少のお金を払って、本棚をいっぱいにせずに本を管理してもらえているともいえます。

本はリサイクル率が高い

こんな風に、本は、特殊なものでなければ、かなりリサイクル率が高い物だと言えます。それで、買ってもリサイクルできるので、買っても「また物を増やしてしまった」という罪悪感が殆どないのです。

罪悪感があるとすれば、「お金使い過ぎた」というところですね、私の場合。

応援に感謝してます♡
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おわりに

本を手放すのに、寄付というのも良い方法かも知れません。ただ、窓口があまり手近にないのが欠点。それから、人は、無料のものはあまり大事にしない傾向があります。

古本屋さんは、お金を払って購入するからこそ「売ろう」「流通させよう」と努力するのではないでしょうか?

もし、ボランティアや寄付に興味があり、お金はもらいたくないというなら、ブックオフグループの以下のようなものが良さそうです。↓

ボランティア宅本便について | 本を売るならBOOKOFF(ブックオフ)

これは、本を寄付するのではなく、売ったお金を必要な団体に寄付にまわすという仕組みで、寄付されるのは本そのものではなく、お金なんですね。

これなら、お金は寄付しつつ、本は市場に流通しているわけですので、本自体は、また、めぐりめぐって自分の手元にやってくる可能性も高いので安心です。

それに、もらう方も、貧すれば鈍するということわざのように、人は、困っているときは、本を読むより生活のためのお金の方がありがたいでしょう。

また、もし図書館に貢献したいなら、本の寄贈よりも、お金を寄付すれば良いのかも知れません。以下は日本図書館協会のリンクです。↓

ご寄附について

古本屋さんに本を売ったお金を自分で図書館に寄付すれば、図書館に貢献できますね。

ボランティア団体や図書館も、欲しいのは本よりもお金なのかも。「売る」ことに罪悪感がある方は、古本業界に本を売って、お金を寄付してみてはいかがでしょうか?