晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

紙もデータも両方必要な大切な書類は捨てる必要なし(書類整理のヒント1)。

書類の整理や断捨離、片づけについて、「これだ!」という本はありません。こんまりさんの「全捨て」は、過去にやってみましたが、全くおすすめできません。後悔を生む元ですね。

それで、自分なりに考えてみることにしました。

書類は全部一つのルールで片付けることはできないという結論に達しました。

「書類整理のヒント」の記事では、書類の整理、断捨離や片付けに役立つヒントを1つだけお伝えしたいと思います。

初回の今日は、「紙もデータも両方必要な書類は捨てる必要なし」というルールについて書きます。

 

わたしにとって「紙もデータも両方必要な書類」とは?。

わたしは、紙媒体を作る仕事をしています。紙媒体は一人でつくるわけではなく、多くの人がかかわっていますが、自分がかかわった紙媒体というものがあります。

自分がかかわった紙媒体の中には、これはとっておきたいと思うものがいくつかあります。

こういう場合の紙媒体こそ、わたしにとって「紙もデータも両方必要な書類」です。

紙もデータも両方必要な理由。

なぜ、紙もデータも両方必要なのでしょうか? それは、新しい仕事を探すのに必要だからです。

わたしは今、自宅でフリーで仕事をしていますが、もし、仕事がなくなったら、営業活動をするか、就職活動をすると思うのです。

そういうときに必要なのが「過去に自分のつくったものを見せる」ということなんです。

見せ方は、紙の状態の現物やプリントアウトしたものをファイルして見せるか、データ化してPDFなどの状態で、メールで送ったりするのが通常のスタイルです。

仕事に応募するときに、履歴書と一緒にまずデータを送って、面接になったらファイルした紙を見せることになるでしょう。

ですから、同じものでも、紙とデータの両方が必要ということになります。

このような場合の「書類」は、紙であって紙ではありません。自分にとっては商品にあたるものです。わたしの売っている商品が、たまたま紙だったというだけです。

単なる過去の仕事の資料とは異なるものです。資料ではなく商売道具です。わたし自身の生活をささえる「お金」を生む源(みなもと)と言っても良いでしょう。

ですから、「過去の仕事だから」といって、捨てるわけにはいきません。「過去の仕事」=「未来のお金」です。

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わたしは、今、自分がかかわった過去の仕事で、紙しか残っていないものをスキャンしてデータ化しています。

「捨てようかどうしようか?」悩みましたが、この悩みがナンセンスだったと途中で気づきました。

答えは、「紙もデータも両方とっておく」でした。

とっておくのは「出来の良いもの」「好きなもの」「将来やりたいことに近いもの」。

ただ、どの仕事も全部とっておけば良いかというと、そうでもありません。中には、「これはもういいな。」というものもあります。

次の仕事という、将来につなげるものですので、「出来の良いもの」「好きなもの」「やりたい仕事に近いもの」をとっておくのが良いと思います。

大切な思い出は、現物もデータも両方とっておけばいい。

また、気に入っているから、単純にとっておきたいという、「思い出の品」に近い部分もありますね。

そういうものは、現物も、データも両方とっておいても良いのではないでしょうか?

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おわりに

今日は、紙もデータも両方必要な書類というものについて書きました。

紙媒体は、オワコンと言われているほど、作り手も減っている業界で、この記事を必要としている人は、世の中にあまりいないかも知れません。

でも、「データ化したものの、現物も口惜しくて捨てられない」というお気に入りの思い出の品を持っている人はいるのではないでしょうか?

そのような方には応用できるルールだと思います。本当に自分で大切だと思うものなら、データ化してもしなくても、現物だけでも大切にとっておけばいいと思います。

断捨離で大事なのは、何を捨てるかよりも、何を残すかです。残すものを決めるヒントになれば良いと思ってこの記事を書きました。