晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

老後のお金に役立つ本『脱・老後破産マニュアル』の感想。

老後のお金がテーマの本『脱・老後破産マニュアル』というのを読みました。

ただ不安を煽るのではなく、「どうすれば良いか」というヒントになり、役に立ちましたので、ご紹介しますね。

主に40代50代向けの本です。

 

『脱・老後破産マニュアル』。

以下が、『脱・老後破産マニュアル』の表紙です。私はアマゾンの電子書籍Kindle版で読みました。↓

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著者は長崎寛人さんという、介護に特化したファイナンシャルプランナーの方です。

サブタイトルにもあるように、「貯蓄ゼロでも最悪のシナリオを避けられる」という、嬉しい考え方が書かれています。

この本が提唱するのは、根拠の薄い多額な貯蓄よりも、「終身年金を増やしましょう。」というプランです。

私はこれが気に入ったのでおすすめします。

多くの老後マネープランは90歳過ぎたら姨捨山?

多くの老後マネープランは、年金に加え、貯められるだけ貯金して、働けなくなったら貯金を取り崩していく…というプラン。

でも、そのプランって、せいぜい平均寿命程度までしか考えてなかったり、夫婦のうちどちらかが先立てば、残された方が貧乏になるかもという不安なものです。

我が家も、夫と併せればまずまずの年金ですが、人生100年時代という、長生きの方が怖い時代、90歳過ぎて一人破産するのは恐怖以外の何ものでもありません。

確定拠出年金にしても、私の疑問は「それで、80歳まではまあ良くても、それ以降、どうするの?」でした。

終身年金を増やす方法が書かれています。

それで、終身年金をいかに増やすかというのが、カギになってきます。終身年金は、何歳でも、死ぬまでもらえるというのが心強いです。

この本は、終身年金を増やす方法が書かれています。

 

私が良いな、と思った終身年金を増やす方法。

終身年金を増やす…というのは、どんな年金に入っているかにもよりますので、私が自分でやろうと思っていることと、やったことについて書きます。

私は、個人事業主なので、国民年金(付加保険料は払っていた)にしか入っていませんが、それでも、増やす方法として…

・繰り下げ受給

・任意加入

は、やろうと思っています。

繰り下げ受給は、70歳まで据え置けば、最大年金額42%アップするというものです。

それと任意加入です。過去に払わない期間があったので、60歳過ぎに任意加入をして、不足期間を補い、受取額を増やそうと思いました。

 

夫と話をして、私が70歳になるまでの期間は夫の年金や貯蓄、できるだけ頑張って働くことに。

貯蓄の使い時は、老後よりも、年金開始前かも知れません。

年金がスタートしたら、貯金を使わなくても、年金だけで暮らせるようにしたいです。

それからもう一つ、

・国民年金基金に加入

しました。

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これは個人事業主向けなので、全ての人が入れるわけではないですが、個人事業主は厚生年金がないので、その代わりとして昨年末加入しました。

掛け金もそれなりに高く、早死にすれば損ですが、終身年金なので入ることにしたんです。これなら100歳どころかもっと長生きしても安心。

とりあえず最低限の1口だけ。

1口だけでは足りませんので、様子を見て払えそうなら増やそうと思っています。

公的年金はルール自体がよく変わるので、今後どうなるかはわかりません。でも、私にとって、今できるベストだと思いました。

その他、民間の保険会社の終身年金商品で、外貨建ての年金保険など、誰でもやろうと思えばできそうな終身年金の増やし方が書かれていましたので、興味のある方は読んでみてください。

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おわりに

老後のお金に役立つ本『脱・老後破産マニュアル』について書きました。

これさえやっておけば安心というわけではないですが、老後のお金、闇雲に不安を煽るだけのものよりも、現実的な対処法が書かれているので参考になると思います。