晴れやかブログ

元ミニマリスト、パーソナルカラーオタク。「捨て活」も「買い活」もエネルギーの循環。断捨離は呼吸。

真実を語ることが重要(自分で自分の親になる方法5)。

今日は「真実を語ることが重要」であるということについて書きます。「自分で自分の親になる方法」シリーズ記事の5回目です。

ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』から、ヒントを得て書いています。

毒親から巣立ったインナーチャイルドは、自分で養育的な親になって再教育する必要があります。

そのためには新しいルールが必要。本からルールを引用し、私自身の言葉で解説しています。

 

ルール5:真実を語ることが重要

このルールについて、まず本から引用します。↓

真実を語ることはいつでもとても重要なことである。これは人生の苦痛を和らげる。嘘は真実を歪めてしまう。すべての歪められた考えは、修正されなければならない。

ジョン・ブラッドショーさんによると、このルールは最も重要なルールだそうです。

 

癒されてないインナーチャイルドがいると、真実とはかけ離れた変な考え方や価値観をたくさん持っていたりします。

私自身も大量に持っていました。今もまだ気づいてないだけで、たくさんあるかも知れません。

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でも、「これはオカシイ価値観だ」と気づいて手放すと、かえって笑っちゃうことがあるくらいなので、手放した分だけラクになるのでおすすめです。

そしてさらにジョン・ブラッドショーさんは、インナーチャイルドがやりがちな、真実を妨げる思考の癖として、以下の4つを挙げています。

[“すべてか無か”的思考]
[破滅化(拡大解釈)]
[過度の一般化]
[読心術]

この4つについて簡単に説明しますね。

[“すべてか無か”的思考]

極端すぎるとらえ方のことで、「この人は良い人」だと思えばやたら信仰したり、また逆に「悪人」と決めつけてしまうようなこともあります。

私は、自分がよくやっていた「夫は不機嫌だからもう、私を好きではないのだ。」とか思っていたのはこの思考です。

「好きならいつも笑顔のはず!」みたいなのもです。

けんかしただけで「もう離婚だ」と思い込んだりします。

世の中には絶対的な善悪なんてないということをインナーチャイルドに教える必要があります。

[破滅化(拡大解釈)]

やたら「危険だ」「気をつけて」などと、世の中は危険に満ちあふれているという考えのことです。

ブログで断捨離を扱っていますが、気がつけば変なことを信じ込んでいたりする癖、私にもありますが、やめた方がいいです。

「玄関マットを敷かないと運が悪くなる」とか、

「コッチの方角で寝ると病気になる」とか、

「財布は黄色くなきゃダメ」とか、

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事実でしょうか?

こういう思考をやめた方がいいのは、「それをしない私は不幸」ということになるからです。

してもしなくても幸せには無関係だということをインナーチャイルドに教える必要があります。

ただそんなことは事実ではないと承知の上だけで「何となく黄色い財布はお金がたまる気がする」などと、自分の気分が本当にアップするならいいと思います。

でも、「こうしなければ不幸になる」という考え方をやめれば幸せなんです。

[過度の一般化]

たった1つのささいな出来事を、すべての当てはめてしまう思考の癖です。

ブログのアクセスが少し落ちただけで「もうこのブログは終わりだ!」と思ってしまったりします。

ちょっと夫が不機嫌な顔をしていると「嫌われたのだ」と思ったりします。

ただアクセスが落ちただけだし、夫が不機嫌そうな顔をしているだけなんだということをインナーチャイルドに教える必要があります。

[読心術]

人の顔色を伺って決めつける癖です。夫の顔色を見て「アレがいけなかった」「私のせいだ」と思い込んで悩み苦しむのです。

この考え方もオカシイのだとインナーチャイルドに教える必要があります。

真実とはかけ離れたおかしな思考

書けば書くほど、キリがないほど出てくる、真実とはかけ離れたおかしな思考です。

上記の4つ以外でも、私はかなりたくさんの「ヘンチクリンな思考」や価値観を持っていました。

結婚にまつわるおかしな思考は特にたくさんありました。

例えば、「結婚したら夫婦でいつも一緒にいるべき」とか「結婚=幸せ」とか、「独身=不幸」とか、「結婚したら女は家事をすべき」とか、またそれを受けて「家事が苦手な私はダメ女」とか…

もっともっと色々あるのですが、このような思考はすべて事実とはかけ離れたおかしな思考なのだということをインナーチャイルドに養育的な親として教えていく必要があります。

「自分が養育的な親になる」なんて考えると、ちょっと難しいような気がします。

でも、おかしな思考はやめればやめるほど幸せに楽しくなっていくので、難しく考える必要はないです。

「養育的な親になる」ということは、結構楽しいものです。

私なりの注意

ただ私なりに注意したいことは、「真実とはかけはなれたおかしな思考」をしている自分をダメだと責めないことです。

「私ってやっちゃうんだよね〜。」と、そのままの自分も受け止めると上手くいきます。

自分で自分の親になる方法シリーズについて。

このシリーズは、ジョン・ブラッドショー著『インナーチャイルド(改訂版)本当のあなたを取り戻す方法』という本からヒントを得て書いています。

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アマゾンで買えます。→

この本の280ページに「インナーチャイルドに新しい許可を与える」という章があります。

ここに「養育的なしつけ」として、10個の新しいルールが載っています。

この10個の新しいルールこそ、毒親から離れたあと、自分で自分の親になるのに有益なルールです。

自分で自分の親になるというのは、精神的に自立するということです。

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おわりに

今日は、「真実を語ることが重要」という、自分で自分の親になるための5つ目の方法について書きました。

最も重要なルールだそうです。

でも、本当にこれがいかに最も重要かということは、自分のヘンチクリン思考を手放せば手放すほど楽しくなっていくので実感できます。