今日は、私がミニマリストになった理由について書きます。実は私が自分自身を「ミニマリスト」と呼ぶことにしたのは、昨日からです。
このブログを始めてからのことです。ですから、ちょっとまだ気恥ずかしい感じがします。
私が「ミニマリスト」という単語を初めて知ったのは、3年ほど前です。
ミニマリストという単語を改めて調べて見ると、コトバンクで、以下のように書かれています。
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方 (以下略)
3年前にこの説明を読んだとき 「これ、私のことかも知れない」と思ったものです。10年以上も前から断捨離に取り組み、必要なものだけで快適に過ごすという暮らしが定着しつつあったからです。
ただ、私は、ミニマリストになろうとして断捨離をしていたわけではなかったので、自分で自分を「ミニマリスト」と名乗ることを思いつきませんでした。
当時ネット上では、すでに「ミニマリスト」という言葉は広く知られ、流行っているように見えました。最初に「ミニマリスト」という単語を私が見つけたのも、ある個人の方のブログでした。
ミニマリストという単語への違和感
私は「不要なものを処分」を一人孤独に行っていました。ごく個人的なことだと思っていたので、ほとんど誰ともシェアしなかったんです。
私は、ネット社会に参加し始めたのもかなり遅くなってからです。それで他の人のブログなどを読むようになり、「断捨離」「ミニマリスト」などが大盛況だということに、カルチャーショックを受けました。
「ミニマリスト」という言葉は、昔からあったもののようですが、ネット社会が流行らせた言葉だと思います。
ですから、かつての私のように、あまりネット社会に関わらないで暮らしている人は、まさかこれほど「ミニマリスト」が大盛況だということ自体知らないと思います。
「持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす」ということには、面白そうだと感じる一方、自分を今さら「ミニマリスト」だと名乗ることには違和感があります。
必要なものや好きなものはたくさん持っていても良いのではないかとも思っているからです。
なぜ今さらミニマリストになったか
それならなぜ、今さら、ミニマリストと名乗ることにしたかと言いますと、それは、このブログを始めたからです。
私自身の状況を説明するのに、ごちゃごちゃと長い単語を書き連ねて説明するよりも「ミニマリストです」と言ってしまった方が、わかりやすく簡単に他の人に伝わりそうだな、と思い直したのです。
ですから、私は、このブログの中では、自分を「ミニマリスト」と呼ぶことにします。
おそらく、実生活の中で、誰かに「私はミニマリストです」なんて、わざわざ言うことはないと思います。
でも、ブログは読まれてシェアされてナンボのものですから、多くの人に伝わりやすい言葉を使った方が良いだろうと考えたのです。
そういうわけで、昨日から私は「ミニマリスト」になりました。
余談ですが、「断捨離」という単語にも、最初はずいぶん違和感があったのです。断捨離という言葉が流行り出す前から、私は不要なものを処分するということを、すでにやり始めていたからです。
でも、「断捨離」という言葉も、その方がわかりやすいので、使うことにします。
ネット社会に参加していない、「ミニマリスト」「断捨離」という言葉さえロクに知らない「実(ジツ)ミニマリスト」「実(ジツ)ダンシャリアン」て、かなり沢山いそうです。