買ってすぐに「失敗」だとわかったものってありますよね? みなさんは、そういうものを、すぐに捨てることができますか?
買いたての新品は、捨てるののがもったいないものの筆頭のうちの1つではないでしょうか?
私はやはりまだまだサクッと捨てられません。夫もです。
今回は、そんな、夫と私、それぞれの、今年の夏の失敗した買い物なのになかなか捨てられなかったものについて書きますね。
夫の失敗した買い物: クール素材のTシャツ。
先日、夕食前に夫と話をしている最中、「このTシャツ捨てる。」と夫は言いだしました。そのとき彼が着ていたTシャツのことです。
この夏、かなり頻繁に着ているのを見かけました。肌着は綿がいいといつも言っている夫なのに、めずらしくポリエステル100%のTシャツです。
「どうして? 傷んできたから?」と私は言いました。少し生地が劣化している部分が見えたのでそう言ったのです。
すると夫は、「違う。クール素材だから買ったけど、寝るときに暑いんだ。最初から失敗だった。」と言いました。
「最初から失敗だったのに着ていたの?」と私は言いました。
「もったいないから、少し着てから捨てようと思った。」と夫。
そこで私は「買ってスグに失敗だとわかったものは、スグに捨てなきゃだめだよ。Tシャツがもったいないって言うけど、失敗だった服を着る自分がもったいないよ。」と言いました。
すると夫は「自分がもったいない! そう考えるのか!!!。」なんて妙に納得してくれました。
私の失敗した買い物: 綿ガーゼのレギンス(モモヒキ)2枚。
ところが、私は、ここで、ふと、自分の失敗した買い物で、「もったいないから」とたまに履いていたレギンスを思い出しました。
同じものを2枚、今年の7月に買いました。
ピンクベージュの7分丈のレギンスのつもりで買ったのですが、なんだかオバサン臭くて見てすぐに「これは失敗だったかも」と思ったのです。
真夏にポリエステル素材のパンツの下に履こうと思って買いました。
通販で買いました。レギンスというと、黒とかグレーは色々なものがありますが、パーソナルカラーがイエローベースでスプリングの私には合いません。
また、綿100%にこだわって探し、これを買ってみたのです。スーピマコットンのガーゼということで、肌触りも良さそうでした。
ところが、通販サイトのスタイルの良いトルソーが履いているとキレイなレギンスに見えたのですが、手元に届いたのを見ると、何だかオバサン臭いモモヒキみたいに感じました。
「スーパーの下着売り場にあるようなやつだ。」と思いました。(こういうの愛用されている方、スミマセン。)
レギンスとモモヒキ、どこが違うのかよくわかりませんが、どうもこれはモモヒキという感じです。裾にレースがついているのも何だかなーと思いました。
履いてみると、肌触りは悪くありません。ただ、フィット感がなく、股上が深くてお腹周りが余る感じです。「締め付けない」といえばそうなのですが、もうちょっとフィット感が欲しい感じでした。
それでも、私は、すぐに捨てるのはもったいないからと、たまに履いていました。
夫にも不評
このレギンス(モモヒキ)について夫に「実は私ももったいないから履いていたの。でも、やっぱり自分がもったいないから捨てることにする。」と話しました。
すると夫は深くうなずいて「捨てた方がいい。あれは、オバサンというよりは、おばあさんって感じだ。俺の前で履くな。」と言いました。
さらに夫は「ズボンの下着としてならまあいいけど、部屋着とかにしないで。とにかく、俺の前であらわすな。」と続けました。さんざんな言われようです。
私は部屋着にしようなんて思っていなかったのですが、先日、外出から帰って、私は、履いていたポリエステルのガウチョをひとまず脱いで、一瞬このモモヒキでウロウロしていたのです。
ここのところ、身につけるものについて、夫に苦情は言われなくなっていましたが、(以前はさんざん言われていたのです)久しぶりに夫が苦情を言ったのです。
以前は腹を立てたものでしたが、今回は、むしろ、夫のおかげでやっと「もったいない」に踏ん切りがつきました。
「明日捨てることにする。綿素材だから、ウエスにするよ。」と私は言いました。
次の日
この夫との会話の次の日、夫のポリエステル素材のTシャツは燃えるゴミに、私のレギンス2枚は、ハサミでいくつかに切り分けてウエスにしました。
ところで、いらないもの4000個捨てるチャレンジですが、今回、夫のTシャツはカウントせず、私のレギンス2枚をカウントして3845個まで捨てたことにします。
「もったいないのはあなた」
ところで、「もったいないのはあなた」というファッションデザイナー横森美奈子さんの言葉が好きです。
デザインが気に入らないにしても、劣化しているにしても、イマイチしっくりこない服を「もったいないから」と言って着るのは、「あなたがもったいない」というわけです。
名言だなあと思います。
この言葉がアタマの中にあったので、夫に「もったいないのは自分」と言いました。夫もこの概念を気に入ってくれたようです。
いらないもの4000個捨てるチャレンジについて
ところで、今「いらないもの4000個捨てるチャレンジ」をやっていますが、これについて簡単にご説明します。
もともと、筆子ジャーナルの筆子さんのマネで、本来は「いらないもの1000個捨てるチャレンジ」と言います。以下は参考記事の1つです。↓
まず1000個を目指して物を捨てていくというものです。私は、断捨離のモチベーションアップのために、この企画を使わせていただいています。
物をどのようにカウントするのかというルールに関しては、私なりに適当にルールを決めてやっています。
これの4回目に突入し、4000個を目指しているところです。これを「4000個捨てるチャレンジ」と呼んでみました。
また、3843個まで捨てた記事はコチラです。↓
キッチンの断捨離2019年9月版。捨てたもの55点をご紹介。(3843個まで捨てた結果:いらないもの4000個捨てるチャレンジ)。
おわりに
私もつい「もったいない」と思って捨てられないので、人に言えた立場ではないのですが、もったいないのは「もの」なのか「自分」なのかと問いかけてみると、スンナリいらないものを手放す決心をつけることができるかも知れませんよ。
それでは、4000個捨てるチャレンジ、まだまだ続いていきます。