断捨離で「迷ったら捨てる」か「捨てない」か、という問題があります。
以前、何かの本の言葉を鵜呑みにして「迷ったら捨てる」とばかりにヤミクモ捨て、断捨離しすぎて後悔したものがたくさん出てきてしまったことがありました。
それ以来、断捨離しすぎの後悔を防ぐため、「迷ったら捨てない派」になっていました。
でも、先日、自分でブログの記事を書いていて、「もしかしたら、洋服に関しては、迷ったら捨てる方が良いのかも知れない」と、ふと気づいたのです。
洋服の断捨離で「迷ったら捨てる方が良い」かも知れないと、私が考えた理由とは、一体何でしょうか?
迷っている服を着るくらいなら、大好きな服を着て過ごした方がハッピー
先日、試しに、捨てるかどうか、迷っている服を着てみようというプロジェクトをやり、その結果について、記事を書きました。その記事はコチラです↓。
洋服の断捨離に迷い、決着をつけるために、試しに着てみた結果。 - 晴れやかブログ
それで、書いていて思いました。「迷っている服を着て過ごす一日」と、「大好きな服を着て過ごす一日」と、どちらがハッピーなのか? と。
言うまでもなく、「大好きな服を着て過ごす一日」の方がハッピーに違いありません。
断捨離で後悔したくないからと、「迷ったら捨てない」という考えを、ここ数年持ち続けていました。以前このブログで記事に書いたこともあります。↓
ものを捨てるのに迷ったら、捨てる? それとも捨てない? - 晴れやかブログ
それで、迷っている服を着て、一日過ごしてみたのです。
そこにあったのは、迷っている服を着ている、イマイチな気分の一日でした。
ミニマリストの人で、シーズン10着しか持たないというような人がたまにいます。そういうのを見ていて、「あり得ない」と、思っていました。
でも、あえて、迷っている、すでにイマイチな服を着て、その気分を味わってみて、何だか一日を損した気分になったのです。
それで、シーズン10着で過ごす等という理由がやっと腑に落ちました。
それは、毎日、お気に入りの、大好きな服だけを着て、毎日、気分良く過ごすためなのだということなのですよね?
毎日気分良く過ごすということに重きを置いているミニマリストには、迷っているイマイチな服を着ているヒマなんてない、一日がもったいない、自分がもったいない、というわけです。
もしそうだとしたら、この考えには脱帽です。
大好きな服がない場合
ところで、ここでふと、別の問題に気づくのです。それは「大好き」と言える服がない場合はどうするのか? ということです。
実を言うと、今の私がその状態です。
あまりにも「大好き」にこだわりすぎて、100点満点の服を求めて、世界をさまようのも現実的ではありません。
でも、70点や80点の服は、20点の服よりはずっと「大好き」に近いのではないかと思っています。
ですから、「大好き」がなければ、できるだけ「大好きに近い」ものを喜んで着れば良いのかな? と、思います。
そうすれば、かなり気分良く過ごせそうです。
また、十分な服を持ちながら、人目ばかり気にして、自信を持って「大好き」と言っていないだけ、という話もあります。
もっと自分(の感覚)を信じた方が良いのかも知れませんね。
おわりに
「迷ったら捨てる」みたいな考えは、かなり乱暴な、極端な考え方だと感じていました。でも、そう感じるのは、「モノ」(服)の方に焦点が当たっているからに違いありません。
もし、「毎日、気分良く過ごす」ということを大切に考えると、主人公は自分になります。
そう考えると、大好きな服を着ないで、迷っている服をわざわざ着るのはバカバカしいことにさえ思えてきたのです。
なるべく「大好きに近い服」を着て、ハッピーに過ごしましょう!